北京五輪、イギリスとカナダも外交ボイコット/ウイグル産品禁輸の法案可決、強制労働を阻止 米下院/ワクチン強制接種、いかなる状況でも許されない 国連人権トップ/サグラダ・ファミリア「聖母マリアの塔」完成 先端の星点灯

北京五輪、イギリスとカナダも外交ボイコット


<イギリスとカナダの首相は8日、来年2月開幕の北京冬季オリンピックを「外交ボイコット」するとそれぞれ表明した。>
<国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は、政治的ボイコットを表明する国が増えているものの、選手の出場にはまだ影響が出ていないことは喜ばしいことだと話した。
「政府関係者の派遣は各国政府による政治的な判断であり、IOCは中立の原則を適用する」>

外交ボイコットすると宣言することに意義があるのだろう。
別に黙って行かなきゃ良いだけなのに。
ニュージーランドはコロナを理由にしたけど。
フランスは次の夏のオリンピックがパリであるし、冬はミラノ&コルティナ・ダンペッツォでイタリアも派遣かな。
日本は米国より中国に経済の比重が高いから誰か出席するだろう。
これは仕方がないよね。

ウイグル産品禁輸の法案可決、強制労働を阻止 米下院


(CNN) 米連邦議会下院は8日、中国・新疆ウイグル自治区でウイグル族らイスラム教少数派への強制労働で製造された物品の米国への輸入や国内販売を禁止する法案を可決した。>
<法案の概要によると、同自治区で人権侵害に関与する人物に制裁を科すことも盛り込んだ。バイデン大統領に対し自治区での強制労働に加担する中国政府当局者を含めた人物リストの提出も義務づけた。経済制裁も想定し、人権侵害に関与した人物はビザ(入国査証)発給や米国入国が禁止されるとした。>

今年の5月にこの問題でアメリカはユニクロ製品の綿製シャツの輸入を止められたがどうなったんだろう。
ユニクロのようなファストファッションも中国では作れなくなる。
ウイグルだけではない。
紛争鉱物(コンゴ民主共和国と周辺国から採掘されるスズ、金、タンタルおよびタングステンの4種類の金属)は日本では民間単位だが、欧米では国が規制している。
日本政府が人権問題をおろそかにしているのは何でだろう。
資源がない国は強く出れないからか。

ワクチン強制接種、いかなる状況でも許されない 国連人権トップ


<【12月9日 AFP】国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のミチェル・バチェレ(Michelle Bachelet)高等弁務官は8日、新型コロナウイルス対策としてワクチン接種義務化を検討している国は人権を尊重しなければならないとして、いかなる状況でも強制接種は許されないと強調した。>
<バチェレ氏は、新型ウイルスが欧州などで猛威を振るう中で、国民の命を守るという接種義務化の目的には「もちろん最高レベルの正当性と重要性がある」と述べた。
一方、「接種を義務化するのは、切実な公衆衛生上の目的を達成するのに必要な場合のみとすべき」として、「マスク着用や対人距離の確保といった、より負担の少ない措置では目的を達成できないことが明らかになって初めて、接種義務化を検討すべき」と訴えた。>

ダブルスタンダードだ。
接種義務化は人権侵害と言いながら公衆衛生上の目的を達成するのには必要な場合があるとは。
もちろんワクチンのリスクはゼロではないから、接種を拒否する人がいるのも理解できる。
しかし、企業としては感染者が多いと仕事にならない。
客商売でも感染リスクの高い人を入れたくないのが本音だ。
それを国単位でやるか否か。
この件に関しては、日本はまだバランスがとれているのではないか。

サグラダ・ファミリア「聖母マリアの塔」完成 先端の星点灯


<【12月9日 AFP】スペイン・バルセロナ(Barcelona)で建設中のサグラダ・ファミリア(Sagrada Familia)教会で2番目に高い聖母マリアの塔が完成し、8日、塔の先端に設置された重さ5.5トンの星の飾りが塔とともにライトアップされた。>
<最も高い尖塔は172メートルで、聖母マリアの塔はそれに次ぐ138メートル。すでに完成した九つの塔の中では最も高く、尖塔の完成は1976年以来となる。>

サグラダ・ファミリアに行ったのは1988年3月。
バルセロナで25歳を迎えた、次の日だっただろうか。
当時正面に2つ塔が立っていて一方はエレベーター(有料)で上がれた。
もちろん貧乏学生は階段で昇り降りした。
生きている間に完成をみることがないと言われていたが、ガウディー没後100年の2026年に完成ならば期待できるが、どうだろうか。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(8日午後8時時点) 死者527万人に


<【12月9日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間8日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は527万700人に増加した。

これまでに世界で少なくとも2億6654万1050人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

7日には世界全体で新たに8780人の死亡と69万7766人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1735人。次いでロシア(1179人)、ポーランド(591人)となっている。

最も被害が大きい米国では、これまでに79万1514人が死亡、4938万9503人が感染した。

次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は61万6018人、感染者数は2215万7726人。以降はインド(死者47万3952人、感染者3465万6822人)、メキシコ(死者29万5601人、感染者390万5319人)、ロシア(死者28万4823人、感染者989万5597人)となっている。

人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの611人。次いでブルガリア(418人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(391人)、モンテネグロ(372人)、ハンガリー(371人)、北マケドニア(368人)、チェコ(318人)となっている。

地域別の死者数は、欧州が155万3792人(感染8739万8754人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が154万5316人(感染4684万7806人)、アジアが90万6999人(感染5755万1212人)、米国・カナダが82万1332人(感染5120万4007人)、アフリカが22万4085人(感染880万9001人)、中東が21万5790人(感染1440万7594人)、オセアニアが3386人(感染32万2680人)となっている。

各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>

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