中国軍の上陸、輸送能力踏まえると困難 台湾国防部が分析/ジョンソン英首相、追加接種の加速を発表 オミクロン株の「高波」対策/ファイザー製の追加接種、オミクロン株にも効果=イスラエル研究

中国軍の上陸、輸送能力踏まえると困難 台湾国防部が分析


<[台北 13日 ロイター] – 台湾国防部(国防省)は13日、中国が台湾に軍隊を上陸させ、港や空港を占拠して台湾に全面的に侵攻することは、中国の兵士や物資の輸送能力を踏まえると難しいとの見方を示した。>
<ロイターが確認した報告書は「台湾軍が港や空港を断固として防衛するため短時間の占拠は難しい。上陸作戦はかなり高いリスクに直面する」としている。>

台湾の中国に対する警告だ。
手を出したら火傷するよ、という。
中国が台湾にどのような攻撃をするのだろうか。
自国の領土に戦略核を使うとは思えないが、台湾国民を恐怖に落としれるためなら、なんでもありだと感じる。
現状の台湾を残したいならともかく、東シナ海に面して軍事要塞化するなら、どれだけ破壊しても問題ない。
中国を甘く見てはいけない。

ジョンソン英首相、追加接種の加速を発表 オミクロン株の「高波」対策


<イギリスのボリス・ジョンソン首相は12日、新型コロナウイルスの新たな変異株の感染拡大を受け、「オミクロン株の緊急事態」を宣言した。また、今週中にイングランドで18歳以上の全員を対象としたブースター(追加免疫)接種の提供を開始すると発表した。>
<ジョンソン氏が発表した内容は次の通り。
・英軍から42のチームを各地域に配備し、活動を支援する
・イングランド全土にワクチン接種会場と移動式ユニットを設置する
・診療所の営業時間を延長し、予約枠を増やす
・ボランティアのワクチンの打ち手を確保するため、追加で数千人の訓練を行う
・英政府はスコットランド、ウェールズ、北アイルランドでの接種展開を加速させるため、特別な支援を行いたい考え
英健康安全庁(UKHSA)の初期段階のデータでは3回目の接種を受けることで、75%の人がオミクロン株による症状をいっさい発症しないことが示されている。>

イギリスでは米ファイザー製と英アストラゼネカ製のワクチンを接種しているが、実はアストラゼネカ製の効能が落ちるため、感染が再度拡がったのではないかという噂がある。
自国製のワクチンにこだわるのは仕方がない。
もちろんこの噂もファイザーとモデルナの2種類しか接種していない日本で感染が再拡大すれば、消えてしまう。
いずれにせよ追加接種は必要不可欠のようだ。

ファイザー製の追加接種、オミクロン株にも効果=イスラエル研究


< 【テルアビブ】米ファイザーと独 ビオンテック が共同開発した新型コロナワクチンの追加接種で、変異株「オミクロン株」への感染による重症化を防ぐ効果が得られることが、イスラエルでの新たな研究から明らかになった。>
<追加接種を受けた従業員の血液は追加接種を受けていないグループと比較し、オミクロン株に対する中和抗体のレベルが約100倍高かったという。ただし追加接種を受けた場合でも、オミクロン株に対する中和抗体の水準はデルタ株に対する中和抗体の水準の4分の1にとどまっていた。>
<シェバ医療センターの感染症疫学部門でディレクターを務めるギリ・レゲブ・ヨチャイ氏は、追加接種を受けた場合でも他の変異株と比べてオミクロン株に感染する可能性は高いものの、重症化や入院は避けられる公算も大きいことが研究結果で判明したと述べた。>

この結果のニュースが流れると、各国でワクチンの取り合いがヒートアップする。
まだ、途上国では未接種の地域も多く、先進国だけ追加接種をして良いのかという議論も大きい。
とは言え、日本政府もファイザーかモデルナのワクチンの確保に尽力を尽くさなければならない。
もしかしたら半年に1回は必要なのかも。
それなら、製薬工場を誘致することを考えなければ。
政府にとって、国民が不安になることが一番怖いはずだから。

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