米監視委員会が選手の安全に懸念、北京五輪での反中国的発言めぐり・衆院、新疆ウイグル・香港などの人権懸念で決議案を採択/英政府、パーティー問題の調査内容を公表 「指導力が欠如」/冬季五輪の未来、気候変動で暗雲 国際研究

米監視委員会が選手の安全に懸念、北京五輪での反中国的発言めぐり


<【2月1日 AFP】北京冬季五輪を開催する中国が、大会期間中に同国に批判的な内容の発言があった場合は「処罰」する可能性があると警告したことを受け、米議会の中国問題執行委員会(CECC)は31日、同大会におけるアスリートの安全に関して警鐘を鳴らした。>
<米議員グループおよびホワイトハウス(White House)の関係者で構成されるCECCは、米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)に対して、4日から20日まで開催される北京大会で自国選手の言論の自由を守るべく「緊急の努力」を求めた。>
衆院、新疆ウイグル・香港などの人権懸念で決議案を採択

<[東京 1日 ロイター] – 衆院は1日午後、本会議を開き、新疆ウイグル、香港などの人権状況に懸念を示す決議案を採択した。>
<決議書は「近年、国際社会から、新疆ウイグル、チベット、南モンゴル、香港等における信教の自由への侵害や、強制収監をはじめとする深刻な人権状況への懸念が示されている」と指摘。>

アメリカはオリンピックに参加する選手の言論の自由を守るべく立ち上がっている。
日本は欧米諸国に少し追随するように国会で決議書を採決。
これが日本としての精一杯の姿勢だろうが、れいわ新選組が「腰のひけた決議」として、採択に反対するとは。
このグレー感が日本らしいんだけどね。

英政府、パーティー問題の調査内容を公表 「指導力が欠如」


<イギリスの首相官邸で新型コロナウイルス対策のロックダウン中に複数のパーティーが開かれていた問題で、英政府は1月31日、調査内容の「途中経過」を公表した。12ページにわたる報告書は「指導力の欠如」が背景にあったと指摘した。>
<報告書でグレイ氏は、いくつかの会合は「開催を認めるべきではなかった」とした。また、8つの個別の日付に開かれた12の会合について、ロンドン警視庁が新型ウイルス対策のルール違反容疑で捜査を進めていることをあらためて確認した。さらに、警察の捜査中なので今回の発表は途中経過に過ぎないとした。>
<それでもグレイ氏は、官邸の上級公務員や職員らの間にみられる風習を厳しく批判。いくつかの会合について、「問題となっている集まりの少なくとも一部は、政府中枢で働く者に求められる高い規範だけでなく、当時のイギリス市民全員に求められた基準を守らなかったという深刻な失敗」で、世間にどうみられるかの配慮が無さ過ぎたと指摘している。
さらに、「複数の時期に首相官邸と内閣府の複数の部署において、指導力と判断力が欠如していた。指摘されているイベントの一部は、開催を認められるべきではなかった。他のイベントは、結果的に行われた形で実施されるべきではなかった」と批判した。>

報告書の中に、ジョンソン首相に指導力と判断力が欠如していることが背景にあると指摘するなんて、マジかと思うような内容である。
警察が調査中とのことだが、たとえ法律違反にならなかったとしてもエリート層の慢心に違いない。
昨夜、ジョンソン首相の来日を中止すると発表されたが、その頃に首相の任にあるか不確定に思ったからではないか。
元首相の桜の会も同様な慢心からきたものだ。
やはり、指導力と判断力が欠如してたのかな。
神輿は軽い方が良いというものね。

冬季五輪の未来、気候変動で暗雲 国際研究


<【2月1日 AFP】今後の冬季五輪は、気候変動で開催が危ぶまれる──4日に開幕する北京冬季五輪を前に、警鐘を鳴らす国際研究が発表された。冬季大会に適する会場が世界中で減っているという。>
<人工雪に頼るとエネルギーと水を大量消費し、また多くの場合、雪を解けにくくするために化学物質を使用することになる。その結果、雪質が予測できないと危惧する声が多くの選手から上がっている。>
<1924年、フランス・シャモニー(Chamonix)での第1回大会からこれまでに冬季五輪が開催された21都市のうち、大会実施に必要な「気候適性」と自然降雪量を備えた開催地は、2050年までに10都市に減ると科学者は推定している。>

北京オリンピックの開会式は2月4日。
マスコミでの報道が少しづつ大きくなってきた。
ジャンプ台のほとんどは人工雪。
夏のジャンプ競技場は雪がないから問題ないか、ってのは冗談。
候補になる場所が限定されるならば、そこを順繰りに回せば良い。
でも、札幌や長野は除外してね。
国際オリンピック委員会に振り回されては、結局国民に迷惑がかかるのだから。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(31日午後8時時点) 死者566.1万人に


<【2月1日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間1月31日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は566万1274人に増加した。

これまでに世界で3億7330万2295人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

30日には世界全体で新たに5406人の死亡と230万9244人の新規感染が発表された。

過去1週間の新規感染者が最も多い地域は欧州で、1155万8142人(世界全体の50%)の感染が確認された。2番目に多いのは米国・カナダの387万5610人(同17%)。

過去1週間の死者が最も多い地域は欧州で、2万2597人(世界全体の34%)が死亡。次いで米国・カナダの1万9157人(同29%)となっている。

過去1週間の人口10万人当たりの死者数が多かった国(人口50万人未満の国を除く)は、上位からボスニア・ヘルツェゴビナ(9.94人)、クロアチア(9.01人)、北マケドニア(7.92人)、ギリシャ(7.07人)、ブルガリア(6.98人)。

過去1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が多かった国は、上位からスロベニア(4755人)、ポルトガル(3825人)、フランス(3504人)、モルディブ(3388人)、エストニア(3102人)。

ここ数日間で、1週間の新規感染者数が過去最多を記録した国・地域は、ブラジル、ロシア、トルコ、ドイツ、ポーランド、ウクライナ、ベルギー、チェコ、日本、ポルトガル、パラオ、ルーマニア、バルバドス、チリ、スイス、スウェーデン、オーストリア、デンマーク、セルビア、ハンガリー、パキスタン、ヨルダン、ジョージア、スロバキア、クロアチア、ブルガリア、レバノン、韓国、ノルウェー、スロベニア、コスタリカ、リトアニア、パラグアイ、クウェート、モルドバ、エジプト、ラトビア、アルメニア、バーレーン、エストニア、アルジェリア、コソボ、キリバス、モルディブ、ブータン、ソロモン諸島。

最も死者が多い米国では、これまでに88万4260人が死亡、7433万3001人が感染した。次いで死者が多い国はブラジルで、死者数は62万6854人、感染者数は2534万8797人。以降はインド(死者49万5050人、感染者4130万2440人)、ロシア(死者33万1349人、感染者1186万1077人)となっている。

人口10万人当たりの累計死者数が多い国は、上位からペルー(623人)、ブルガリア(477人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(436人)、ハンガリー(427人)、モンテネグロ(407人)となっている。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染者として集計されないままとなっている。>

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