避難所への爆撃続く、プーチン氏は要求明らかに ウクライナ侵攻22日目/プーチン支持なお絶大、ロシア田舎町の熱気/ウクライナ侵攻で裏切り者露呈 社会を「浄化」 ロシア大統領府

避難所への爆撃続く、プーチン氏は要求明らかに ウクライナ侵攻22日目


<ロシアによるウクライナ侵攻22日目の17日、民間人が避難する施設への爆撃が続いた。ロシアのプーチン大統領はトルコのエルドアン大統領と電話協議し、停戦に必要とする要求の詳細を明らかにした。>
<マリウポリでは16日、女性と子どもを中心に1000人近くが避難していたとされる劇場が爆撃を受けた。現場では17日、救出作業が続けられ、がれきの中から生存者が助け出された。その間も、ロシア軍による砲撃が周辺で続いた。>

<ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は17日午後、トルコのレジェプ・タイイップ・エルドアン大統領と電話で協議した。プーチン氏は、ウクライナとの和平協定に必要だとする要求の詳細を明らかにした。>
<カリン氏によると、プーチン氏の主な要求は、ウクライナの中立化と北大西洋条約機構(NATO)非加盟で、その他にロシアの体面を保つためのものもあったという。>

ウクライナは中立化したらロシアからの攻撃を受けないとは考えていないのだろう。
ロシアが承認したウクライナ東部の共和国の承認やクリミア半島のロシアへの併合の承認なども含まれており、ウクライナとしては受け入れられないものもあると想像できる。
しかし、マリウポリでの惨劇がこれ以上ひどくならないように直ぐにロシアの攻撃を止めなければならない。
他の都市でも同様の惨劇が繰り返されないように攻撃を止めなければ。
ロシアが攻撃する抑止力として、国連軍を各都市に駐在させることはできないのか。
名誉ある撤退をロシアに与えれば良いのだ。
その名目が難しいけれども。

プーチン支持なお絶大、ロシア田舎町の熱気


<【トルジョーク(ロシア)】ロシアの小さな田舎町、トルジョークの中心部にある広場に週末、100台以上の車が集結した。その多くがロシア国旗をなびかせ、「ロシアのために!勝利のために!」と書かれたステッカーを貼っている。集会の目的はウラジーミル・プーチン大統領とウクライナにおける軍事作戦に支持を表明することだ。>
<こうした立場はロシア全土で多くの国民に共有されている。彼らはウクライナにおける軍事行動は正当化されると考えており、衝突を招いたのは西側諸国であり、国際社会による経済制裁でロシアは不当な仕打ちを受けていると感じている。>
<彼女は「ロシア人は常に平和を求めている」とし、「戦争を挑発しているのは西側だ。西側諸国はロシアが強力な国家になってほしくないのだ」と語った。また、プーチン氏は20年余り前に実権を握って以降、強力かつ安定した国家を築いたと述べた。>
<モロゾワさんは、ロシア国民の大半がウクライナでの軍事作戦を支持していると話した。平和をもたらすことが目的だからだと彼女は考えている。>

プーチン大統領がソ連崩壊後から立ち直らせて今のロシアがあると思い、彼を支持する人は田舎や年長者に多い。
当時と比べると生活水準も上がった。
そして、また、アメリカと世界を2つに分けた大国になって欲しいと思う気持ちも強いのだろう。
ソ連時代を知らずに今のロシアしか知らない若者は、視野を広く持てる傾向にあるが数少ない。
だから、今回のウクライナ侵攻もロシア国民の大半が賛成しているのではないか。
経済制裁も西側諸国の嫌がらせだ。
国民団結して乗り越えれると思っている。
エネルギーと食料はあれば、少々の不自由は平気なはずだ。
プーチン大統領が君臨するうちはロシアが内部崩壊することはないはずだ。

ウクライナ侵攻で裏切り者露呈 社会を「浄化」 ロシア大統領府


<【3月18日 AFP】ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)は17日、ウクライナへの侵攻によって国内の裏切り者が明らかになるだろうと主張し、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領によるロシア社会の「浄化」の呼び掛けを繰り返した。>

敵か味方かを見極めるのに、ウクライナへの侵攻を利用しているようで、気分が悪くなる。
反対意見を持つものを裏切者とし、浄化させるなど昔の連合赤軍のイメージだ。
それより以前を見れば日本共産党。
どちらもメジャーになることはなかった。
旧ソ連では、反対者を粛清してきた歴史がある。
亡命しても世界の果てまで追いかけていくのだ。
旧KGB出身のプーチン大統領はそれを継承しているのだ。
今回は、世界も見ている。
命だけは助けてくださいね。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(17日午後8時時点) 死者605.7万人に


<【3月18日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間17日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は605万7061人に増加した。

これまでに世界で4億6213万2982人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

16日には世界全体で新たに6678人の死亡と211万3747人の新規感染が発表された。

過去1週間の新規感染者が最も多い地域は欧州で、536万7404人(世界全体の44%)の感染が確認された。2番目に多いのはアジアの529万8189人(同43%)。

過去1週間の死者が最も多い地域は欧州で、1万4990人(世界全体の41%)が死亡。次いでアジアの9642人(同26%)となっている。

過去1週間の人口10万人当たりの死者数が多かった国・地域(人口50万人未満の国を除く)は、上位から香港(26.38人)、ラトビア(4.56人)、リトアニア(4.44人)、デンマーク(4.3人)、スロバキア(4.08人)。

過去1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が多かった国・地域は、上位から韓国(4709人)、オーストリア(3455人)、ニュージーランド(2736人)、キプロス(2558人)、オランダ(2504人)。

ここ数日間で、1週間の新規感染者数が過去最多を記録した国・地域は、トンガ、ブータン、フィンランド、韓国、リヒテンシュタイン、オーストリア、ベトナム、ドイツ、タイ。

最も死者が多い米国では、これまでに96万8331人が死亡、7963万1765人が感染した。次いで死者が多い国はブラジルで、死者数は65万5940人、感染者数は2947万8039人。以降はインド(死者51万6132人、感染者4300万1477人)、ロシア(死者36万3039人、感染者1748万4257人)となっている。

人口10万人当たりの累計死者数が多い国は、上位からペルー(642人)、ブルガリア(521人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(477人)、ハンガリー(464人)、北マケドニア(440人)となっている。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染者として集計されないままとなっている。>

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