フィンランド首相、「騒がしく」踊るパーティー動画が流出 野党が批判
<フィンランドのサンナ・マリン首相(36)がパーティーで派手に踊ったり歌ったりする様子の動画が流出し、批判が沸き起こっている。>
<2019年に当時世界最年少の現職首相となったマリン氏は、パーティ好きであることを隠しておらず、音楽フェスティバルで写真を撮られることもしばしばある。>
<野党・フィン人党のリーカ・プーラ党首は、マリン氏に「疑いの影」が漂っているとし、任意の薬物検査を受けるよう求めた。
連立与党・中央党のミッコ・カルナ議員は、マリン氏が「自主的に薬物検査を受ける」のが「賢明だろう」とツイートした。
マリン氏はこの提案に前向きな様子で、「薬物は使用していない」し「検査を受けることに問題はない」と記者団に語った。>
<フィンランドの政治ジャーナリスト兼メディアコメンテーターのロバート・スンドマン氏はBBCに対し、「人々の反応は、マリン氏に関する問題で見られる、非常に典型的なものとなっている。つまり、両極化だ」と語った。
「あの年齢の女性なら友人と楽しむのは普通だと言う人もいれば、ショックを受けている人もいる」>
パーティーに出席して踊りが激しかっただけで、薬物検査を受けるように求めるなんて、酷い話だ。
政敵にとっては薬物使用疑惑でイメージを下げることができる。
ただ、首相という立場で私的なパーティーに参加して発散することに抵抗を感じる人もいることは確かだ。
日本の首相がゴルフで気分転換できるなんて元々の人間性が出来ているのかな。
というか、若さの違いだろう。
日本の政治では、女性や年齢が若いものが活躍することが難しい。
誰が声をあげて変えていくか。
岸田さんに期待するのは難しいか。
開幕まで2年切るパリ五輪、大会準備は課題山積み
<【8月19日 AFP】2024年に開催されるパリ五輪・パラリンピックの大会組織委員会でトップを務めるトニー・エスタンゲ(Tony Estanguet)氏は、昨年8月に東京五輪を後にする際、「100メートル走の速さでマラソンを走る準備ができている」とAFPの取材で話していた。>
<時計の針が刻々と進み、2024年7月26日の開幕まで2年を切る中、パリ五輪への準備は100メートルハードルのように次々と障害が立ちはだかっている。大きな頭痛の一つは安全面の問題だが、ここでは組織委とフランス政府が直面する他の三つの深刻な課題に注目する。
①膨れ上がる予算
②交通手段の準備も遅遅として進まず
③後手後手のドーピング検査>
東京オリンピックはほぼ無観客で行われたので、②の交通手段について問題が無かった。
しかし、①の膨れ上がる予算は、一緒で一番の問題だろう。
日本はまだ札幌で冬季オリンピックの開催を狙っている。
しかし、パリと同様に①、②、③の問題を対処する手立てを考えなければ、最後は国民の税金で補填することになる。
今やオリンピックでインバウンドを狙う時代ではない。
また、東京オリンピックでの汚職で逮捕者も出た。
もう日本にオリンピックは必要でないのではないか。
ロシア軍は「これ以上どこにも動けない」 元ウクライナ国防相
<(CNN) 西側諸国からウクライナに提供された兵器のおかげで、ロシア軍はウクライナで「これ以上どこにも動けない」状況にあると、アンドリー・ザゴロドニュク元ウクライナ国防相が18日、CNNに語った。>
<「と同時に残念なことに、我々は本格的な反撃のために適切で威力のある武器を十分に持っていない」と付け加えた。>
<「通常、人々が膠着状態という言葉を使うとき、ある種の安定や平穏を想定している。しかし、残念ながらそうではない。現在、戦いは非常に活発で、毎日人が死んでいる。また、ほぼすべての戦線で小さいものも含めて多くの作戦が進行している」とザゴロドニュク氏は述べた。>
NATOの支援兵器でロシアの侵攻を止めることはできたが、占領地を取り返すまでの兵器がない。
どこで停戦するかはウクライナの意思ではなく、NATOとロシアの交渉で決まるのだろう。
欧米の民主主義の価値観だけでは他の国は付いてこない。
ロシアも味方を増やす外交を展開している。
決着はどこでつくのか。
その間にも攻撃は止まず犠牲が増えるのみである。
開戦6カ月、国連で緩む「ロシア孤立」への外交機運
<[国連/ジュネーブ 17日 ロイター] – ニューヨークのロシア国連代表部では6月のある晩、アフリカや中東、中南米、アジアの国連大使を招いて国家記念日「ロシアの日」を祝う盛大な式典が開催された。>
<西側諸国は、ロシアがウクライナに侵攻した直後から国際社会でロシアを外交的に孤立させる取り組みを進め、当初は国連総会でロシア非難決議が採択されるなど成果を収めた。しかし、そうした努力を維持するのがいかに難しいかが、ロシア国連代表部が開いた今回の式典で改めて確認された。>
<しかしアジアのある外交官は「(ロシアを外交的に孤立させる試みへの)支持は弱まってきている。3月の決議が盛り上がりのピークだった。今後は『レッドライン』を越えない限り、さらなる行動を取ろういう意欲は出てこない」と解説した。
何人かの外交官は、レッドラインとして(1)核兵器ないし化学兵器の使用(2)民間人の大量殺害(3)ウクライナ領土の併合――などを想定している。>
<アフリカの外交官の1人は「われわれにとって最も不思議なのは、このような戦争が事実上、無期限に続くように仕向けられているように見えることだ」と述べ、西側がウクライナに武器を供給し、戦争終結のための本格的な話し合いが行われていないと指摘した。>
ロシアのウクライナ侵攻に対して、欧米対ロシアの対立と捉えて、どちらの陣営にも肩入れしないという国が多くなったということだ。
結局その間に、中国が他の国々をまとめるのではないか。
漁夫の利だ。
その例が下の記事かもしれない。
中国、ソロモン諸島に90億円融資 ファーウェイが電波塔建設へ
<【8月19日 AFP】南太平洋の島国ソロモン諸島は18日、中国から6600万ドル(約90億円)の融資を受けることで合意したと発表した。電波塔161基を建設する事業に充当される。事業は中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ、Huawei)が請け負う。>
中国政府が融資して、中国の会社が請け負う。
よくあるパターンだ。
ファーウェイは欧米での商いを閉ざされたので、その支援にもなる。
また、返済に滞れば、港を租借地として、軍港にする。
太平洋での覇権を握るためだ。
アメリカが脅威を持っても当たり前だ。
ソロモン諸島の親中政権を転覆させるのではないか。
太平洋での米中争い、まだまだ続くぞ。