欧州最大のレアアース鉱床、スウェーデンで発見 中国依存の低下なるか
<携帯電話などの電子機器やミサイルにも使用されるレアアース(希土類)の鉱床がスウェーデンで見つかった。ヨーロッパ最大とされる。同国が12日、発表した。>
<ヨーロッパでは現在、レアアースは採掘されていない。欧州連合(EU)で2021年に使われたレアアースのうち、98%近くは中国から輸入されたものだった。>
<レアアースは、17種類の元素の総称。携帯電話、ハードディスク、電車など、さまざまな製品やインフラに使われており、日常生活での重要度が増している。
また、風力発電タービンや電気自動車などのグリーンテクノロジーにとっても重要だ。ミサイル誘導システムのような軍事機器にも不可欠となっている。
2030年までに需要は現在の5倍に膨らむとみられている。>
レアアースの世界全体の埋蔵量は1億2000万トンと言われている中の00万トン以上とは心乏しい。
しかし、周辺を探せばもっと増えるかもしれない。
また、都市鉱山といわれているように、リサイクルが進めば、採掘量は最小で良いかもしれない。
産油国にかわり、レアアースを採掘できる国が国際的に強くなるだろう。
この鉱床からコストが安く採掘できればよいのだが。
中国企業、馬術競技用のクローン公開
<【1月13日 AFP】中国・北京を拠点とするバイオ技術企業「希諾谷(Sinogene)」が12日、クローン技術を使ってつくられた馬を公開した。「ウォームブラッド(混血種)」のクローンは国内初で、業界団体から馬術競技用として承認される見通し。>
<2000年代初頭から複数の国で、特に種の改良のため、競技用やサラブレッド(純血種)の馬のクローンがつくられている。>
<中国では動物のクローンをつくる技術が目覚ましく進歩しており、羊や牛、豚、犬、猫のクローン技術は比較的確立されている。>
日本の技術はどれくらいあるのだろう。
倫理的な問題であまり聞いたことがない。
その代りに、再生医学を大きく飛躍させる人工多能性幹細胞(iPS細胞)などの研究が発達したのだ。
だが、今に中国は人のクローンを作るだろう。
対抗して作らずとも技術としては同等のものを持つべきだ。
こうやって科学技術で中国の後塵を拝すのでは、日本の将来はない。
プーチン氏、「ふざけているのか」と閣僚を叱責 軍用機調達の遅れで
<ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は11日、今年初の政府の会議に臨んだ。途中で冷静さを失い、貿易担当の産業商務相を公然と非難した。
プーチン氏は会議で、民間および軍用の航空機の発注で官僚的な遅れが出ているとし、デニス・マントゥロフ産業商務相を数分間にわたって責め立てた。>
<この日の政府のオンライン会議は、ロシアでテレビ放送された。プーチン氏が経済への対応で閣僚たちを称賛し、明るい雰囲気だったが、マントゥロフ氏が航空機やヘリコプター、小型船の調達計画を詳しく説明すると、プーチン氏はたびたび遮るように発言。>
<「だめだ、1カ月以内にやれ。現状が分かっていないのか。1カ月以内にやるんだ、それ以上かけるな」>
記事にはこの𠮟責は、侵攻直前の出来事をほうふつすると記載がある。
<プーチン氏は、ウクライナの州をロシアに編入する予定はないと発言。だがその数カ月後、まさにそれを実行し、発表した。>
しかし、1ヶ月以内に調達出来たとしても旧式や欠陥製品では、戦力にならない、足を引っ張るかもしれない。
そうなれば、産業商務相が責任を取らされるだけでなく、プーチン政権の落日につながるだろう。