脱出したワグネル元指揮官、前線での過酷な扱いを振り返る

脱出したワグネル元指揮官、前線での過酷な扱いを振り返る CNN単独インタビュー


<(CNN) ロシアの民間軍事会社ワグネルの傭兵(ようへい)だったアンドレイ・メドベージェフ氏(26)が30日、CNNの単独インタビューに応じ、ウクライナで傭兵への過酷な扱いを目の当たりにしたことで最終的に脱出を決意したと明らかにした。>
<メドベージェフ氏はロシアから北極圏の国境を越えてノルウェー入りし、現在はノルウェーで亡命を求めている。>
<メドベージェフ氏は「ワグネルは戦いたくない者を1カ所に集め、新人の目の前で射殺した」と証言。「戦闘を拒んだ囚人2人を連れてきて皆の前で射殺し、研修生が掘った塹壕(ざんごう)に埋めたこともある」と明らかにした。>
<思い切って脱出し国境を越えた時のことについては、「少なくとも10回」にわたり拘束の手を逃れ、ロシア軍の銃弾をかわしながら逃げたと説明。白の迷彩で周囲の風景に溶け込み、凍った湖の上を通ってノルウェー入りしたと振り返った。>

彼も傭兵の一員として、何を行なっていたか分からないだけに、亡命か認められるかどうかは分からない。
ただ、ワグネルがウクライナへ行なったことを正確に言うことで、世界の世論を変えることが出来るかもしれない。
ワグネルはウクライナの前に、ロシアが絡む、シリアリビア中央アフリカ共和国(CAR)、マリの内戦を含む世界中のさまざまな紛争に参加している。
そんな組織の存在を許してはならない。
日本も他人事ではない。
ロシアが日本を特に北海道を攻めてくれば、先兵となるのはワグネルだろう。
だから、ウクライナとロシアとの戦いの中でワグネルを潰さなければならないというのは極端だろうか。

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