プーチン大統領が教書演説、欧米批判を繰り返す 新STARTの履行停止表明
<(CNN) ロシアのプーチン大統領は21日、連邦議会で内政、外交の基本方針を示す年次教書演説を行った。ウクライナへの軍事侵攻をめぐり、欧米諸国への批判を繰り返した。>
<米国との間で核兵器の削減を約束した「新戦略兵器削減条約(新START)」については、破棄はしないものの履行を停止すると言明した。>
<また、伝統的な価値観を守る立場を改めて強調し、欧米は聖職者に同性間の結婚を祝福することを求めていると批判。国家は個人の生活に立ち入るべきではないとする一方、家庭は「男女の結びつき」だと発言した。>
多様性を認めることが伝統的価値観を守る立場だなんてナンセンスだ。
国家は個人の生活に立ち入るべきでなければ、自分の価値観を押し付けるな。
ウクライナを侵攻したことに欧米に責任があるならば、それはロシアがクリミア半島を占領した時に何もしなかったことではないか。
このまま何もないようにウクライナを攻撃して、プーチン大統領はロシア軍に不安がないのだろうか。
自信は過信につながる。
プーチン大統領の転落を見てみたいものだ。
米陸軍退役大将に聞く、ウクライナでの戦争はどのように終結するか
<(CNN) ウクライナでの戦争は膠着(こうちゃく)状態に陥っているが、変化がないわけではない。米国のデビッド・ペトレイアス退役陸軍大将の予測によれば、戦争は今年、異なる様相を呈するようになる。双方が著しい攻勢を仕掛ける公算が大きいためだ。全般的に、戦争では引き続きロシア軍の基本的な弱点が浮き彫りになる。かつてロシア軍と言えば、世界で最も有能な軍隊の一つに数えられていた。>
<ロシアによるウクライナ侵攻から1年となる2月24日を前に、筆者はペトレイアス氏に対し、この戦争のより幅広い教訓についての検討を求めた。
同氏によればロシアが多くの戦闘で敗れているのは、同軍の行動様式や原則、組織としての構造、訓練、装備に幾つもの機能不全があるからだ。同氏は今回の戦争について、あらゆる点で史上初のオープンソース情報に基づいた戦争だと指摘しつつ、別の側面では冷戦時代の戦術や兵器が用いられているとする。ただ兵器の機能は高度化しており、ドローン(無人機)や精密兵器も使われている。>
ペトレイアス氏は、勝っているのはロシアではないが、ウクライナでもなく、膠着状態になってしまったと述べている。
これからどちらが先に戦力を整えられるかが一つの分かれ目だと。
それと、ロシアは冷戦時代の戦い方が多いが、ウクライナは変わろうとしている。
ウクライナは主力だったロシアの武器を補充できずに、欧米の兵器に代わってきている。
と書けば、ウクライナが有利のようだが、そうはいかないのが政治の世界。
アメリカとロシアが合意すれば、停戦になる。
その時にどこまで、有利な条件にするかが、今後の戦い方に影響を与えるだろう。
中央アフリカで政府・ロシア軍が人権侵害 国連専門家
<【2月21日 AFP】国連(UN)は20日、中央アフリカで政府軍とロシア軍が民間人を虐待しているほか、ロシアから派遣された傭兵(ようへい)も平和維持活動(PKO)を妨害しているとする報告書を公表した。>
<2018年から駐留しているロシア軍も「民間人に残虐行為を働き、尊厳を損なうような非人道的な扱いを行っている」と指摘。西部マンベレカデイ(Mambere-Kadei)州では、民間人を拉致して直ちに処刑した事例が複数あると述べた。
さらに、ロシアの傭兵が国連中央アフリカ多面的統合安定化ミッション(MINUSMA)の活動を「妨害」しているとし、「容認し難く、阻止しなければならない」と訴えた。>
旧宗主国のフランスが撤退して、ロシアに任せたのだから仕方がない。
それだけ反政府軍の力が強かった。
その中にワグネルがロシアの傭兵として入り込んだから質が悪い。
民間人と書いてあるのは反政府系と読み替えて残虐行為をしているのだろう。
今は不幸なことしか書くことが出来ないのが悲しい。