印首相「世界のガバナンスは破綻」 G20外相会合
<【3月2日 AFP】インドのナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相は2日、ニューデリーで開催中の主要20か国・地域(G20)外相会合で、多国間主義は紛争や気候変動など世界の最重要課題を解決できていないと訴えた。>
<モディ氏は実質討議開始に当たり、録画撮りされた演説で「今日、多国間主義が危機にひんしていることをわれわれは認めなければならない」と指摘。「金融危機、気候変動、パンデミック(感染症の世界的な大流行)、テロ、戦争など過去数年間の経験を振り返れば、世界のガバナンスが破綻しているのは明らかだ」と語った。>
インドの立場はアメリカ、ロシア両方につながる特殊なものだ。
アメリカとはクワッドで日本とオーストラリアを加えて4ヶ国で結びついている。
一方、ロシアとは、同国製武器の主要輸入国であり、同国産石油の輸入も拡大している。
どちらにせよ、ロシアのウクライナへの侵攻もNATO(実質アメリカ)とロシアの間で話をつけないと解決しないけど、きっかけがないし、経済的には他の国々を巻き込んでいる。
だいたい、国連の他のG7とかG20とかいろいろ作り過ぎやねん。
中国とベラルーシが首脳会談 ウクライナ和平への「強い関心」を表明
<中国の習近平国家主席とベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が1日、北京で会談した。両首脳はウクライナでの平和的解決に対する「極めて強い関心」を表明した。>
<中国が示した和平案は12項目からなり、「すべての国の主権」を尊重するよう強く促している。ロシア軍のウクライナ撤退は必要だとはせず、「一方的な制裁」を非難している。これは、ウクライナを支援する西側同盟国を暗に批判したものとみられる。>
ベラルーシの大統領はプーチン大統領と盟友だが、和平をいった方が国民受けが良いと考えて中国の案に乗っただけだろう。
中国の案はロシアよりで、ロシアの次は中国だとの気持ちがあるのだろう。
口だけ和平は必要ないと思うのだが。