バイデン米大統領、イラン支援の武装勢力施設に空爆/昆虫ファームが無農薬トマトを後押し フランス/環境危機示す「炭鉱のカナリア」 イエメン・ソコトラ島の竜血樹

バイデン米大統領、イラン支援の武装勢力施設に空爆を指示 イラク・シリア国境


<(CNN) 米国のバイデン大統領は27日、イランが支援する武装集団が使用しているイラクとシリアの国境地帯にある施設に対して、防衛的な精密爆撃を実施するよう軍に指示した。国防総省が明らかにした。>
<国防総省のカービー報道官は、今回の標的が選ばれたのは、イランが支援する武装勢力が無人機を使って、イラクにある米国の人員や施設に対する攻撃を行っていたためと説明。>
米軍、イラクとシリアの国境付近で空爆 武装勢力に報復

<【6月28日 AFP】米国防総省は28日、米軍がイラクとシリアの国境付近で、イランの支援を受けた武装勢力への空爆を実施したと発表した。>
<イラクにはイスラム過激派「イスラム国(IS)」対処のため米兵2500人が駐留しており、イラクで今年起きた米軍などへの攻撃は40回を超えている。その大半は物資を運ぶ車列への爆弾攻撃だった。>

イラク駐留のアメリカ軍が攻撃されれば、反撃するしかない。
イスラム国の攻撃が物資を狙っているのも理にかなっている。
イスラム国が壊滅するか、米軍が撤退するまで徹底的に戦うしかない。

昆虫ファームが無農薬トマトを後押し フランス


<【6月28日 AFP】フランス西部の農園では、作物に加えて変わったものを育てている──トマトの苗木にとっての害虫を退治する天敵昆虫だ。これらの昆虫のおかげで、生産者は消費者の嫌がる殺虫剤を使わなくてすむ。>
<現地で話されるブルトン語で「日の出」を意味するサベオルは仏最大のトマト農協で、年間の生産量は7万4000トンに上る。化学薬品が人間や環境に与える影響への懸念が高まる中、ここ数年「無農薬」を推し進めてきた。>
<使用できる天敵昆虫の種類が増える中、これを導入する農家がフランスでは増えている。仏農業省によると、同国で許可されている農業用の天敵昆虫は、2015年の257種から今年の3月までに330種に増えている。>

農薬は農家の省人化と大量生産を可能にした。
しかし、一部の消費者からは化学物質への不安から無農薬の作物を求めるようになった。
しかし、無農薬は手間がかかり、コストがかさむ。
それを解決する一つがこの昆虫フォームだ。
トマト栽培でのアブラムシなどの害虫を昆虫が食べる。
一つの疑問はこの昆虫たちは何の悪さもしないのだろうか。
食物連鎖から誰が食べるのだろうか。
自然の摂理をいじるとどこかで支障をきたすと思うのは考え過ぎだろうか。

環境危機示す「炭鉱のカナリア」 イエメン・ソコトラ島の竜血樹


<【6月28日 AFP】イエメンのソコトラ(Socotra)島には、傘の形をした樹齢数百年のリュウケツジュ(竜血樹)が岩だらけの尾根沿いに生えている。竜血樹は、インド洋に浮かぶこの群島の極めて豊かな生物多様性のシンボルだが、今は環境危機に警鐘を鳴らす存在でもある。>
<アフメドさんによると、島民は昔から竜血樹を切り倒してまきに使うことは避けてきた。この木のおかげで降雨が保たれ、血のように赤い樹液には薬効があると信じるからだ。>
<住民らによると、かつてないような勢いのサイクロンに見舞われ、木はなぎ倒されるようになった。ソコトラ島の背骨のように連なっているハギール(Hagher)山地を囲むディクサム(Diksam)高地は海抜1500メートルにあり、あちこちで枯れた竜血樹がボウリングのピンのように倒れている。>

島民たちは竜血樹の苗木を育て環境を守ろうとしている。
砂漠化を抑えるためだ。
水がなければ島に住めなくなる。
サイクロンの巨大化が地球温暖化の影響か否か正確なところは分からない。
しかし、異常気象の影響は世界各地で出ている。
出来ることを地道にやっていくことが早道だ。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(27日午後7時時点) 死者391.9万人に


<【6月27日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間27日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は391万9801人に増加した。

これまでに世界で少なくとも1億8072万5470人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

26日には世界全体で新たに7625人の死亡と36万7152人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1593人。次いでインド(1258人)、コロンビア(693人)となっている。

最も被害が大きい米国では、これまでに60万3891人が死亡、3362万1535人が感染した。

次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は51万2735人、感染者数は1838万6894人。以降はインド(死者39万5751人、感染者3023万3183人)、メキシコ(死者23万2521人、感染者250万3408人)、ペルー(死者19万1584人、感染者204万6057人)となっている。

人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの581人。次いでハンガリー(310人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(294人)、チェコ(283人)、北マケドニア(263人)となっている。

地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が126万2881人(感染3701万3839人)、欧州が116万4979人(感染5427万675人)、米国・カナダが63万105人(感染3503万4303人)、アジアが57万707人(感染3975万4920人)、中東が14万9367人(感染921万666人)、アフリカが14万638人(感染538万7784人)、オセアニアが1124人(感染5万3289人)となっている。

各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>

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