New Entry Period–December ’73

All Songs from American Top 40

volume 15: New Entry Period–December ’73

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

0309 Time in a Bottle-Jim Croce73.12.01 : 18,13,5,3,1,1,2,6,9,12,18,26(1082/3248)

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「もし時をビンの中にいれて貯めておけるならば、君とすごすために時間を貯めておきたい」と歌うこの歌。なんとセンチメンタルで切実なラブソングだろうか。それ以上に、彼から時を残酷に奪ってしまった運命があまりに悲しく、この曲を冷静に聞くことはできない。

0310 Mind Games-John Lennon
73.12.01 : 30,24,20,19,18,25,29,34(295/295)
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アルバム「マインド・ゲームス」は、「ジョンの魂」「イマジン」に比べ集中力、というか切実さに欠けている感じがする。というより、前2作の魂を切り裂くような作品の重要性が極端に大きいのであり、アーティストに常にそれを求めるのは酷というべきであろう。

0311 Who’s in the Strawberry Patch with Sally-Dawn
73.12.01 : 32,29,27,32,32,35,37(203/2617)
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柳の下のドジョウも3匹目になると、さすがにもう限界というか、曲自体の仕掛けも弱すぎたというか、とにかくこの曲は、大ヒットに至らかなった。

0312 Helen Wheels-Paul McCartney & Wings
73.12.08 : 31,24,20,16,12,10,12,17,20,37(452/3205)
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邦題「愛しのヘレン」だが、愛車について歌った曲で、まあ、内容についてはどうでもよく、ひたすら楽しむためのサウンドである。このころ、初めてPaulはソロとしての自分の進むべき道を見つけたのではないだろうか。

0313 Smokin’ in the Boy’s Room-Brownsville Station
73.12.08 : 33,22,12,9,6,4,3,7,11,12,22,26,40(741/741)
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85年のMotley Crueのカバーでもおなじみの「かくれ煙草」である。いやあ当時としては刺激的な曲だった。ヘビメタのルーツを感じるキャッチーな作品。

0314 I’ve Got to Use My Imagination-Gladys Knight & the Pips
73.12.08 : 35,26,18,14,10,5,4,4,6,9,14,25,37(739/3334)
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名曲「夜汽車よ!ジョージアへ」のあと、間髪をいれずにカットした曲はガラッと雰囲気を変えたこのリズミカルなナンバーだった。「悲しいうわさ」をもっとスリリングにして音を厚くした感じに仕上がっている。

0315 Me and Baby Brother-War
73.12.08 : 38,33,27,24,20,16,15,15,16,28(401/2102)
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「The Cisco Kid」の続編ともいうべきタイトでワイルドな展開を持つ曲。シングルになってしまうと、地味でやや難しい感は否めないが、それでもWarの真価を感じる作品である。

0316 Corazon-Carole King
73.12.08 : 39,37(46/408)
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タイトルからも察することが出来るように、ラテン色があふれた作品である。本当に、ビッグネームな割に、方向性が見えにくいアーティストだと思う。やはり「Tapestry」を超えることができなかったのだろうか。

0317 Some Guys Have All the Luck-Persuaders
73.12.08 : 40,40,39(64/64)
71年に「Thin Line Between Love & Hate」という、これまたチャートファンが愛してやまないミリオンセラーを持つこのグループの小ヒット。84年のRod Stewartのヒットのオリジナルはこの曲である。覚えやすいメロディとコーラスがいかにも73年という音作りである。

0318 Let Me Be There-Olivia Newton-John
73.12.15 : 31,24,17,13,9,9,8,7,6,7,10,15,25,39(764/764)
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ここでついにOliviaが登場する。カントリー風味の覚えやすいメロディを持ったこの曲は、彼女のルックスのよさもあって、大きなヒットになった。それにしても、アメリカには女性アイドルが一貫して少ないのは悲しいところである。

0319 Until You Come Back to Me-Aretha Franklin
73.12.15 : 35,26,19,18,17,13,11,8,5,4,3,7,9,19,27,33,38(921/1393)
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この時代のArethaの代表作。ゴスペルを感じる作品で、どう聞いても地味で、今考えると、不思議なヒットである。

0320 Are You Lonesome Tonight-Donny Osmond
73.12.15 : 39,31,25,19,15,14,16,34(315/1224)
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ダニーのリバイバル路線も、手をつけてはいけないものに手をつけた感じは止むを得まい。元歌のセクシーさ、切なさには、残念ながら遠く及んでいない。

0321 Love’s Theme-Love Unlimited Orchestra
73.12.22 : 33,21,17,13,10,6,3,1,2,5,8,11,15,26,29,32(1087/1087)
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曲が始まってから終わるまで、非常にスケールが大きなインストゥルメンタルナンバーである。Barry White作曲、プロデュース、指揮という曲でこのころ自らを「マエストロ(大作曲家)」と名乗っていたというからまさに絶頂期の作品である。

0322 The Way We Were-Barbra Streisand
73.12.22 : 35,23,15,11,7,3,1,2,1,1,2,3,5,13,23,34,38(1512/1512)
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74年の年間ナンバー1ソングである。1位3週で最大ヒットなのだからいかにこの年、大きなヒットが少なかったかわかろうというものだが、しっとりとしたこの曲の魅力自体は大きかった。個人的には一貫してBarbraは好きになれないので、「Gladysのバージョンの方がよっぽどいいわい」などと言ってみたりするのだが、やはり貫祿を感じざるを得ない。

0323 Livin’ for You-Al Green
73.12.22 : 36,30,24,21,19,21,24,33(282/2027)
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一連のAl Greenのヒットのなかでも、この曲は「Let’s Get Married」と並び、甘さ満点の雰囲気をもつ曲である。私としては、「Call Me」などの切なさを強調した曲の方が好きなのだが、彼のヴォーカルの魅力が発揮された作品ではある。

0324 I can’t Stand the Rain-Ann Peebles
73.12.22 : 38(23/23)
ゴスペルの匂いを強く残すAnn Peeblesのこれが唯一のヒットである。78年Eruptionがテクノでこれをカバーしたときは心底驚いた。Top40内たった1週だったが、実に印象深いナンバーである。

0325 Tell Her She’s Lovely-El Chicano
73.12.22 : 40(21/21)
この曲もTop40内は1週だったが、なかなか印象深いナンバーだった。メキシカン・ロックというジャンルも何となくうなずけるようなリズム重視のサウンドの歯切れがよかった。(邦題は「恋を囁け!」だったと思うが自信なし)

0326 You’re Sixteen-Ringo Starr
73.12.29 : 27,16,6,5,1,2,3,3,9,11,20,34(954/1815)
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この曲の1位はやはりネーム・バリューといわれても仕方ないねえ。ほのぼのとして悪い曲ではないと思うが、やはり1位はちょっとね。しかし、考えてみれば、当時30才をはるかに超えていたはずのリンゴが16才の女の子へのラブソングを歌ったところが「危ないオジサン」を感じさせてはやったのかもしれない。16才…いいなあ。

0327 Walk Like a Man-Grand Funk
73.12.29 : 36,31,23,20,19,38(202/1311)
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全米No.1になった前作よりやや重量感のあるナンバー。スピード感がもう少し加わればもう少し大きなヒットになったか。

0328 Sister Mary Elephant (Shudd-Up!)-Cheech & Chong
73.12.29 : 35,29,25,24,26(166/463)
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非常にわかりやすいコメディ・レコード。この曲に限っては最初から最後まで「お笑い」である(歌は一切なし)。品の悪そうな高校で教えるシスター・メアリー・エレファントの授業ではすぐみんな授業も聞かずに大騒ぎ。そのたび、Shudd-Up!(シャラップでんがな)と叫んでみるが効果は長続きしない。さて、どうも静かになったと思ったら、みんなぐっすりとおやすみの様子。そこで最後のひと叫び。「Wake-Up!」…この叫び声が信じられないほどの迫力。笑える。

0329 Painted Ladies-Ian Thomas
73.12.29 : 37,36,34(76/76)
カナダ出身の地味なシンガーソングライターの唯一のヒットがこれ。残念ながら曲の内容がわからないが、タイトルをそのままとっていいのだろうか。

0330 Spiders & Snakes-Jim Stafford
73.12.29 : 38,30,22,18,14,10,7,5,4,3,7,9,21,25,35(838/860)
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コミカルでちょっぴりセクシーな内容をもつこの曲。とっても楽しいナンバーである。なんといってもこれは曲としても十分聞き応えのあるポップスに仕上がっているのがよい。このあとのJim Staffordがどんどんお笑いに走っていくのがやや残念である。

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