New Entry Period–October ’78

All Songs from American Top 40

volume 73: New Entry Period–October ’78

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

1461 Took the Last Train-David Gates78.10.07 : 38,36,33,30,30(138/738)

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やっぱりBreadのころと比べると落ちる。というより私にとって「If」や「Aubrey」が大切な曲すぎるのであろう。ちょうど、小田和正のソロよりもオフコースの「Yes No」や「愛を止めないで」が大切なように。

1462 Ready to Take a Chance Again-Barry Manilow
78.10.07 : 39,31,25,15,13,12,11,11,23,29(444/7563)
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いやあ、いい曲だねえ。ちょっぴり肩に力が入って大まじめに歌い上げる、これだよ、Barry Manilowの王道は。歌っている内容もこの力作バラードにふさわしい。

1463 Sweet Life-Paul Davis
78.10.07 : 40,38,36,33,28,26,24,22,20,18,17,24(414/1883)
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「I Go Crazy」の興奮を優しく包み込むようないい曲である。もちろん、Paul Davisの最も彼らしい部分はこうした作品に現れていて、Top40ならではのヒットといえるだろう。いや、「I Go Crazy」が日本でヒットしたこと自体がTop40への冒涜だったのだ。

1464 I Just Wanna Stop-Gino Vannelli
78.10.14 : 29,24,22,16,10,8,7,5,4,4,6,*,23(773/936)
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74年の「Powerful People」の「ソウルフルな雰囲気」が好きだった私にとってもこの曲の成功は本当に嬉しい。エンターテイナーとしての味わいが加味されたのが広い支持を集めたのだろうか。

1465 Sharing the Night Together-Dr. Hook
78.10.14 : 37,27,25,23,21,13,12,10,9,8,7,*,6,6,20,34(847/2668)
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甘くくすぐるような曲調で、この曲の成功で、いっきにアーティストのイメージが固まってしまったような気がする。「あこがれのローリングストーン」はいずこ、という感じなのだが、これも時代の流れとも言える。ただ、Dr.Hookの場合、この方が似合っている感が強いのもまた事実である。

1466 London Town-Wings
78.10.14 : 39,39(44/10842)
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77年以降、シングルの「出来、不出来」の差が大きい感がある。一つの曲としてはけして悪くないのだが、「インパクト」には欠けている。いわゆる一つの「マーケッティング」のミス、というやつなのだろうか。

1467 Time Passages-Al Stewart
78.10.21 : 34,24,19,17,15,9,8,7,7,14,*,26,25(647/1122)
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Al Stewartを代表する曲といっていいだろう。エレクトリック・ピアノに導かれる甘く切ない声が望郷を語るとき、それはあたかも一枚の絵のようである。エンディングの次第に厚みをましてくる長いストリングスも印象的。

1468 Prisoner of Your Love-Player
78.10.21 : 35,28,27(93/2069)
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3作目にして不発弾。ということで、「Baby Come Back」は出来過ぎだったことが明らかになっていったわけである。でも、それがチャートのおもしろさなのだが。

1469 Theme from Wizard of Oz-Meco
78.10.21 : 37,36,35(75/1239)
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やっぱり柳の下のドジョウは2匹まで、というのが通説のようであるが、この曲は前2作と比べて冗談の色彩、というかドタバタ色が強かった。

1470 Blue Collar Man-Styx
78.10.21 : 38,31,25,23,21,21,36(232/1791)
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聞いた瞬間Tommy Shawの作品。ふんっ! ちょっとルックスがいいと思ってしょうもない曲をシングルにさせてもらって。深みがないんだよ、深みが。…個人的な感情が出てしまって失礼しました。

1471 Don’t Want to Live without It-Pablo Cruise
78.10.21 : 40,38,32,28,26,24,21,21(258/1628)
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この月はこうした、77年にスターダムにのしあがったグループの、どちらかというと「やや不発弾」的な内容の曲が目立った。(ああ、どうでもいいというコメントだわな)

1472 Straight On-Heart
78.10.28 : 32,29,25,23,20,17,16,15,31(357/1756)
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前期ハートらしくハードに仕上げた作品だが、これはメロディラインがやや弱い感じがする。最高位15位はまあまあといったところ。

1473 Strange Way-Firefall
78.10.28 : 35,22,20,16,14,12,11,11,16(439/1642)
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叙情派の面目躍如といったところだろうか、ぴたっと決まった作品に仕上がっている。ところで、私はこのグループ、20年間「ウエストコースト」系だと信じて疑わなかったのだが、実際にはデンバー、コロラドの出身であることが判明、なるほどねえ、と思ってしまった。

1474 Change of Heart-Eric Carmen
78.10.28 : 37,33,29,27,25,19,19(242/1910)
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「All By Myself」のころに比べると、非常にコンパクトでポップにまとまっている印象は強い。おそらく精神状態が安定してきたのであろう。

1475 Everybody Needs Love-Stephen Bishop
78.10.28 : 39,36,34,32,32(132/774)
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優しさをキーワードにしたシンガーソングライターだったStephen Bishopの第3弾となる曲で、この後、しばらくTop40から遠ざかる。この後、彼が登場するのは83年の「It Might Be You」まで待つことになる。ところで、この曲のあと、「Animal House」という曲が75位までランクインしているのだが、なんと、「Novelty」扱いになっている。こうした曲があると、闘志が掻き立てられることになるのだが、入手は極めて困難であろう。

1476 Alive Again-Chicago
78.10.28 : 40,21,19,17,15,14,14,20(355/6113)
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ギタリスト、Terry Kathの悲劇的な事故死(そう信じたい)の後、このままChicagoは消滅してしまうのではないか、と心配が募っていたところに発表されたのがこの曲である。今を生き続けなければならない人間の悲しみがすがすがしさを感じさせる明るいメロディの影にどうしても漂い、それがこの曲の説得力となっている。ともあれ、Chicagoにとって本当の転機となる作品で、その後、どうしてもギタリストが固定できなかったことやメンバー・チェンジが繰り返されたことなど、いろいろな想いが錯綜する曲である。でも、Terry kathが生きていてくれたら、と思わずにいられない。いったいどんな曲を「バラード時代」の中で生み出してくれたのだろうか。

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