New Entry Period–May ’79

All Songs from American Top 40

volume 80: New Entry Period–May ’79

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

1593 Deeper than the Night-Olivia Newton-John79.05.05 : 35,25,18,16,12,11,29,37(332/7384)

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70年代の最後のTop40ヒットとなるのがこの曲で、比較的正攻法で勝負している作品である。でも、思ったほどの成績は残せなかった。ところで、いつぐらいだっただろう。彼女が「クジラ」問題で日本人を敵に回したのは。あれは確か、「美味しんぼ」の登場するかなり前のことのはずである。あの頃から、Oliviaに対して距離がおかれてしまった。

1594 Old Time Rock & Roll-Bob Seger
79.05.05 : 39,32,30,28,28(148/2567)
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「Hollywood Nights」に続くロックンロール路線で、やっぱり大きなヒットにはならなかった。500万枚売ったアルバム「Stranger in Town」からの4枚目のシングルになる。本質的にはアルバムアーティストだと思うが、このタイプのアーティストにしてはシングルでの成功の面も非常に大きいものがある。

1595 I Who Have Nothing-Sylvester
79.05.05 : 40,40(42/452)
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シングルチャートでは、実質的には最後の登場となるが、アルバムではその後、87年の「Mutual Attraction」まで計7枚のチャートインを果たしている。映画「The Rose」にもキャスティングされていた。

1596 We Are Family-Sister Sledge
79.05.12 : 27,13,6,4,3,2,2,4,8,12,35(838/1387)
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彼女たちの代表作といっていいだろう。シングル、同名のアルバムともミリオンセラーに輝いている。この曲のあと、低迷期に入ってしまう。特に81年頃から自分たち自身でプロデュースをするようになってから、ますます厳しくなっていったようである。ともあれ、79年らしいディスコサウンドといってしまえばそれまでだが、捨てきれない良さがあった。

1597 You Take My Breath Away-Rex Smith
79.05.12 : 30,25,20,18,15,12,10,10,15,36(468/468)
切なげなバラードで、本人も出演していたTVドラマ「Sooner or Later」のタイトルソングである。この手の曲のワリにはそれほど内容を感じないのは、バックにあるTVの内容を知らないからだろうか。ともあれ、ミリオンセラーを記録している。

1598 Ain’t Love a Bitch-Rod Stewart
79.05.12 : 31,28,23,23,23,36(202/5763)
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前作が前作だけに(?)、良識あるポップファンとしては、しばらくは彼の歌を素直に聞くのはやめようということで、何を出しても心に届かなくなってしまった。でも、この辺の「Rodの中ヒットに隠れた傑作あり」ということで、内容は悪くない作品である。

1599 Chuck E’s in Love-Rickie Lee Jones
79.05.12 : 35,22,17,11,8,7,7,5,4,4,12,40(725/725)
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女性ヴォーカリストの本道を行く、といった感のある曲で、イントロのギターから彼女の独特の鼻にかかった歌唱スタイルまで、完璧なヒットソングである。この手の先輩としては74年、あのMaria Muldaurの「真夜中のオアシス」などがすぐに浮かんでくるが、こういうのであたってしまうと、なかなかそれ以上の曲を送り出せないといった辛さも共通のものである。ともあれ、この年を代表する曲の一つといっていいだろう。現在でもたまに、MTVでビデオが流れることがある。

1600 She Believes in Me-Kenny Rogers
79.05.12 : 36,23,21,14,10,8,8,7,5,5,10,17,28(734/2140)
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演歌だねえ、とここではき捨ててしまいたいのをぐっとこらえてコメントを続けると、アダルト・コンテンポラリーとカントリーの両方のチャートでNo.1を記録し、それまでのカントリー色を大きく方向修正したのがこの曲といっていいだろう。まあ、いいか。聞かなければ腹も立たないわけだし。とにかく、直感に近いレベルで嫌いだった。

1601 Honesty-Billy Joel
79.05.12 : 37,26,24,24(133/3518)
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日本では、「素顔のままで」や「ストレンジャー」を抑えて、最も人気の高い曲である。Billy 本人にとっても重要な曲であろうことは想像に難くない。EltonとのDuoコンサート(in 大阪ドーム at 98/03/27)ではElton JohnがオープニングでYour Songを歌ったあと、Billyが歌ったのがこの曲だった。(観衆がまだ席に着いていない状態で始まってしまい、この曲あたりまで歌どころではなく、すごく悲しかったが)
で、私が問題にしたいのは、なぜこの曲がアメリカでヒットしなかったか、ということである。Policeの「Message in a Bottle」もそうなのだが、こうした人の内省的な部分に直接訴えてくるメッセージソングというものは、特にこの時代、アメリカでは受け入れられなかったのだろうか。あるいは、「Everyone is so untrue」という彼の言葉に対して、「No」と言い切れる強さをアメリカでは人々が持っていたのだろうか。この辺が知りたいところである。

1602 Makin’ It-David Naughton
79.05.12 : 38,32,30,27,20,18,15,13,9,7,5,5,7,8,15,31(834/834)
ずいぶんと長い間ヒットしていた、という感が強い曲で、この曲がやっといなくなったと思ったら、今度は「Born to be Alive」が登場してくるわけで、79年の夏の夜は熱く更けていったわけである(なんのこっちゃ)。クレジットを見ると、Singer/Dancer/Actorとなっており、この曲も、映画「Meatballs」(全く知らない)で使われた曲である。HOT100ヒットはこの曲だけ。

1603 (If Loving You is Wrong) I Don’t Want to Be Right-Barbara Mandrell
79.05.12 : 39.35.33.31.31(0/0)
72年Luther Ingramによるスタンダードナンバーのリメイクで、日本でも有名な曲である。現在の言葉で言えば「不倫」をテーマにしたバラード、ということになるが、この独特の重い世界、Rod Stewartもアルバム「Foot Loose and Fancy Free」の中でやっていて、やはり、一つの永遠性のあるテーマというところか。Barbara Mandrellはもともとカントリー畑の人らしいが、その辺はよく知らない。78年にはやはり不倫ものの「WOman to Woman」を取り上げ、こちらは92位まで上昇していた。

1604 Minute by Minute-Doobie Brothers
79.05.19 : 36,31,20,18,16,14,14,28,37(358/4496)
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同名のアルバムはDoobies史上唯一のNo.1アルバムだが、Michael McDonaldの音が好きな人や、どうしてもBillboardのNo.1アルバムは集めたいという人以外はは買ってはいけない。やはり、今聞くとつまらない音である。(私情むき出し、という説があるが)

1605 It Must Be Love-Alton McClain & Destiny
79.05.19 : 38,36,33,32(105/105)
Alton McClainという女性シンガーを中心とする黒人女性トリオからなるグループで、あとにも先にもこの曲だけがHOT100に登場している。アルバムも1枚だけ残っている。本当は、こういうのを持っていると自慢できる(誰に?)のだが。

1606 Saturday Night, Sunday Morning-Thelma Houston
79.05.19 : 39,35,34(75/1286)
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およそ2年半ぶりのTop40ヒットとなる作品で、彼女にとっては最後のHOT100ヒットでもある。彼女自身にとっては、むしろ女優としての活動の方が重要だったようで、歌手としては「Don’t Leave Me This Way」がむしろ狂い咲きだったのかもしれない。

1607 Little Bit of Soap-Nigel Olsson
79.05.19 : 40,38,35,34(97/433)
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前作同様の暖かみのある音である。Elton Johnのファンである私にとっては、彼の名前がTop40で聞けたことだけで嬉しかったことである。

1608 I Want You to Want Me-Cheap Trick
79.05.26 : 32,26,24,19,16,12,10,8,7,7,10,14,31(676/676)
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日本では、特にティーンエイジの女の子を中心にすでにかなり高い人気を得ていたグループで、この曲もライブ・アルバム「At Budokan」からのカットである。アルバムはシングルよりももっと売れ、最高位4位、300万枚を越えるヒットとなった。それにしても、この時点でこのグループがその後、80年代後半に至るまで、ヒット曲を重ねるようになるとは想像できなかった。

1609 Boogie Wonderland-Earth,Wind & Fire with the Emotions
79.05.26 : 34,21,19,10,9,8,7,6,6,11,18,27(671/5446)
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緊張感がない…、この曲に匹敵するのは榊原郁恵の「夏のお嬢さん」か、そのものずばりの石野真子の「ワンダーブギ」といったところであろうか。曲の良さとか、そういったところを越えたところで、お祭りソングとしてのみ存在価値があるナンバーである。

1610 Ring My Bell-Anita Ward
79.05.26 : 39,19,6,3,3,1,1,2,2,2,3,7,7,12,29(1435/1435)
一言でいうと「しょぼい」アレンジ満開の曲で、やはり、「キワモノ」的な売れ方をしたんだろうとしか思えない。やはり11時以降のピンク系のバラエティ番組に似合う曲で、何とかしてほしいと思っていたうちにNo.1を記録した。

1611 Dance the Night Away-Van Halen
79.05.26 : 40,36,29,23,20,18,16,15,36(331/403)
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この曲も悪くない。今の成熟したVan Halenもよいが、やはりDavid Lee Rothがいた頃の彼らのキラメキかたはものすごいものがあった。この曲は400枚以上売れたセカンドアルバム「Van Halen II」からのシングルカット。

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