All Songs from American Top 40
volume 117: New Entry Period–June ’82
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- Entry Number,Title-Artist
- New Entry Date : Chart Action from new entry
- (Points/Total points of the artist)
2279 Take Me Down-Alabama82.06.05 : 33,27,22,20,18,18,18,18(327/986)
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- 99年、’N Syncの「God Must Have Spent a Little Time on You」のカバーにより、突然のTop40カムバックを果たしたのが、このAlabamaである。こう書いてしまうと全く、彼らの栄光あるキャリアに対して失礼なような気もするが、これが現在のところもっともホットな彼らの話題であろう。この「Take Me Down」は、この頃の彼らのポップ路線が反映している曲で、印象に残りやすいナンバーだった。
- 2280 Break It Up-Foreigner
- 82.06.05 : 35,31,28,26,26,31(189/7733)
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- 前作同様、セールス的に失敗、これでForeignerも「バラードでしかシングルをヒットできない」第2のシカゴになってしまった。まずそのことが残念である。
- 2281 Forget Me Nots-Patrice Rushen
- 82.06.05 : 37,33,29,25,23,23,23(234/234)
- Lee Ritenourあたりとつるんでいたフージョン系のシンガー&ピアニストで、この曲が唯一のTop40ヒットである。というより、この地味な曲でもTop40入りしていたこと自体に今となっては驚きを感じる。
- 2282 Murphey’s Law-Cheri
- 82.06.05 : 39,39(44/44)
- このシングルが唯一のHOT100ヒットとなるカナダのデュオチームで、Novelty扱いを受けている。残念ながら手元に音がない。ホント、こういうのが残っていると大いにその筋の人たちに自慢できたりするのだが。
- 2283 Personally-Karla Bonoff
- 82.06.05 : 40,36,32,29,25,22,22,20,20,19,19,35(419/419)
- 日本ではなぜか知名度が高い女性シンガーだが、アメリカでのTop40ヒットは実はこの曲だけである。確か東京音楽祭あたりに来日したのではなかったか。知性がウリ、でもJoni Mitchellよりは大衆にわかりやすい、といった線で結局はそれほど大成しなかった。
- 2284 Still They Ride-Journey
- 82.06.12 : 34,30,27,24,20,19,19,19,39(325/3848)
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- 残念ながらこの時点でやや「旬」が終わっていた感が強い。やっぱり前作「Open Arms」のシングルカットが問題が大きすぎたのである。この「Still They Ride」もシングルとしては「余計」である。
- 2285 After the Glitter Fades-Stevie Nicks
- 82.06.12 : 37,35,33,32(107/2517)
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- ランキング的には成功していないが、隠された名曲といっていいだろう。そうか、彼女が一流のアーティストであることを証明しているのは、この「気品」なのだと感じる。
- 2286 Hope You Love Me like You Say You Do-Huey Lewis & the News
- 82.06.12 : 40,38,36,36(94/711)
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- 受験英語の構文テストに出てきそうな持って回ったタイトルだが、イマイチヒットに結びつくようなインパクトはなかった。まだまだおとなしいものである。
- 2287 Stone Cold-Rainbow
- 82.06.19 : 40(21/21)
- Richie Blackmore率いるRainbow唯一のTop40ヒットがこれである。なんと40位1週、ということで、記念となってしまった。日本ではやはり「I Surrender」の方が有名だと思うが、アメリカではHOT100にも入っていない。もともとアルバムも含めてアメリカでは大した成功を収めていないのである。
- 2288 Do I Do-Stevie Wonder
- 82.06.19 : 27,23,16,13,13,13,16,20,30(413/11814)
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- この年発売されたベストアルバムに収められた曲で、オリジナルアルバムには入っていない曲。ということでこういうのはコレクションから外れがちである。ポップ路線で、無難な線でまとめたという感じの曲。
- 2289 What Kind of Fool Am I-Rick Springfield
- 82.06.19 : 31,24,21,21,21,21,21,21,36(332/4258)
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- 受験英語の英作文に出てきそうな(すっかり癖になってしまった)、というRickらしいテーマの付け方をした曲だが、そろそろワンパターンがばれつつあり、ヒットも小さめになってしまった。それにしても21位6週連続、頭を抱えてしまう。
- 2290 Hold Me-Fleetwood Mac
- 82.06.19 : 33,30,22,12,6,4,4,4,4,4,4,4,7,7,32(1034/6451)
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- 7週連続4位。Billboardが「記録作り」に燃えていたこの頃の雰囲気が良く伝わってくるチャートアクションと言えるだろう。この曲だが、Christine McVieの作品なのだが、Lindsey Buckinghamの曲の雰囲気があり、一種独特の世界を作っている。「噂」以降では最も完成度の高い曲のひとつであろう。
- 2291 Keep the Fire Burnin’-REO Speedwagon
- 82.06.19 : 34,28,20,16,12,10,10,8,7,7,7,18,26(702/3254)
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- 「Keep on Loving You」の2番煎じをロコツに狙ってそれなりに成功したといっていいだろう。それほどの悪印象はないところが、このグループの持ち味か。
- 2292 Abracadabra-Steve Miller Band
- 82.06.19 : 36,22,19,15,11,6,5,3,3,3,3,1,3,2,1,(2,2,5,10)(1395/6298)
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- そうか、82年9月末ではこの曲は1位のままであったか。いやあ、なぜこれが、という感はあるのだが、最も持ち味が出ている、ということもできるわけで、なまじロックファンを取り込もうとしなかったあたりが、かえって良かったのかも知れない。
- 2293 This Man Is Mine-Heart
- 82.06.19 : 37,35,33,33(106/2605)
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- 影の薄いアルバム「Private Audition」からのシングルカットで、このころメンバーの交代にグループが大きく揺れていた、という事情もあり、今一つシングルとしての完成度には欠けていたと考えられる。今考えてみれば、よく、このあとメジャーに復帰してきたものである。
- 2294 Be Mine Tonight-Neil Diamond
- 82.06.19 : 39,37,35,35(98/5785)
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- Neil Diamondは何一つ変わっていないのだが、時代がMTVに向け大きくシフトしてきた、というのが正直なところだろう。曲自体もかなり地味。
- 2295 Eye of the Tiger-Survivor
- 82.06.26 : 19,9,5,4,1,1,1,1,1,1,2,2,3,4,(4,6,14,18)(1910/2011)
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- ロッキーIIIのテーマソングで、それらしいナンバーである。結局アメリカ人はこういうのが好きでたまらないわけである。entertaimentに対する考え方がよく出たウルトラ・ヒット、というところだろう。このグループ自体の「旬」はもう少し時間を経て、85年まで待たなければならない。
- 2296 Even the Nights Are Better-Air Supply
- 82.06.26 : 34,27,24,16,14,8,7,6,6,6,5,5,6(803/6703)
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- この曲は「ワンパターン」の中でもメロディが感心しないこともあり、「おいおい、またかよ」という印象が強かった。それにしても実に立派なチャート上の成績である。
- 2297 Hard to Say I’m Sorry-Chicago
- 82.06.26 : 38,34,26,15,11,6,5,5,5,5,3,1,1,3,(3,3,4,16)(1192/7682)
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- バラード・グループとしてのChicagoの存在を決定づけたのがこの曲であろう。ここまでやられてしまっては、もう彼らにロック・スピリットを期待することは出来ない。曲? こんなもの、「If You Leave Me Now」以降、みんな同じではないか。
- 2298 Island of Lost Souls-Blondie
- 82.06.26 : 39,37,37(70/6171)
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- 浮き沈みの激しいBlondieの再結成前の最後のTop40ヒットである。あえて、このような書き方をしたのは、今後Top40ヒットを重ねる可能性があるから、ということになる。99年、「Maria」はMTVではかなり流れていた。昔から厚化粧のケバいつくりだったため、昔のままで嬉しかった。
- 2299 Dancing in the Street-Van Halen
- 82.06.26 : 40,38,38(67/884)
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- 「Jump」前の最後のTop40ヒットである。アルバムの方はこの頃でもコンスタントに売れていて、この曲の収められた「Diver Down」は最高位3位、300万枚のセールスを記録している。80年代以降のロックシーンを語るとき、欠かせない存在と言えるだろう(今、昔の彼らのビデオクリップをみると、結構笑えちゃったりするのだが)。
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