6名プレーオフ第1局の豊島八段vs久保王将 戦の真っ最中である。
豊島の謎の4五歩でまた混沌としてきたが、形勢は微差。
・ソフトの判定は先手有利
・人類精鋭の日本将棋連盟所属棋士の一部の判定は後手攻めが続く
ということのようだ。
私のようなペーパー有段者程度ではよくわからん。
というわけで挑戦者が決まるまで、まだまだ対局があるのだが、今の天彦だと誰が出ても挑戦者有利の声がきこえてくる。
それだけにこのプレーオフは重要である。
今回の6名プレーオフを生み出したのは①屋敷②豊島が2大原因である。
以下理由…
①屋敷がとにかく2勝8敗と大幅負け越ししたので、結果
・6勝4敗6名(挑戦権争いのプレーオフ進出)
・5勝5敗2名(残留)
・4勝6敗1名(降級…渡辺)
・3勝7敗1名(降級…行方)
・2勝8敗1名(降級…屋敷)
と上位の同星が増えてしまった。
②豊島は前半5勝0敗と、豊島名人待ったなし状態かと思わせておいて、以降1勝4敗と大失速。
勢いに乗ってもう一つでも勝っておけばプレーオフなしの単独挑戦権獲得であった。
しかし、この2人には感謝してもしきれない。
挑戦者決定まで、こんなに楽しませてくれるプレーオフを観ることができるのだから。
史上最多となる6人でのプレーオフは、昨年度の成績をもとにした順位が下位の棋士から順に対局をしていく変則トーナメント「パラマス方式」で行われる。
そもそもA級以外の順位戦では「順位」重視。
同星であれば上位の順位の棋士が昇級するので、その原則でいけば、稲葉の2年連続名人戦進出決定である。
しかし、A級だけは別らしい。
あくまで勝数で決定するのである。
それでも稲葉の圧倒的有利は覆らない。
通常のトーナメント表で表現すればこういうことである。
ひとつ、いやな予感がする。
よもや2度とあるまいと思っていた羽生の竜王復位(=永世七冠)はある意味まさかまさかの連続であった。
またしても同じようなことで、羽生の4度目の名人復位、かつ名人10期目&タイトル100期目などというマスコミ受けしそうなシナリオを考えてはおらぬか?
面白がりの将棋の神なら考えそうなことだ。
藤井聡太が本格的にタイトル獲得するまでの意外に短い期間でないとチャンスはなくなる。
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