将棋ではない。詰将棋でもない。詰中将棋である。ここんとこバクマン。を読み返していて、面白くて仕方がないのだが、それと同時に詰中将棋で最高のサイトを発見した。おかげで寝不足である。しかし、これだけで1年は確実に楽しめる。
⇒楽しい詰中将棋の世界
共感するのは以下の部分。抜粋だが、無断引用する。
詰中将棋でも各種バリエーションがある。
普通詰中将棋
➀攻方(特に断りがない限り自陣・十二筋側=先手側)が最初に手番があるとする。
➁攻方の手は必ず王手であること。
➂攻方の手はあらゆる玉方の手を考慮した上で、最も早く詰めることの出来る手を選ぶこと。
➃受方(特に断りがない限り敵陣・一筋側=後手側)は、必ず王手を避けること。王手を避ける手段がなくなった時点で詰みとみなし終了。
➄受方の手は、攻方のあらゆる手段を考慮の上、詰みを避けられるか、詰む場合でも最も手数の長くなるような手を指すこと。
➅千日手は攻方の負け。(日本中将棋連盟のルールでは同一局面4回目で千日手だが、当ルールの場合、回数は関係なしとする。)
➆初手の獅子(足のある)取りは、直前に指された相手の手を推測して明らかに先獅子が成立している場合は行うことが出来ない。
➇その他は中将棋のルールに基づく。
チェス式詰中将棋(要はチェスプロブレムと同等のルールの中将棋版)
➀攻方(特に断りがない限り自陣・十二筋側=先手側)に最初の手番あるとする。攻め方は、王手義務はなく最短の詰みを探すこと。(手数指定のあるものは指定された手数で詰ます。もし指定された手数より早く詰んだらそれは不完全作である。)
➁受方(特に断りがない限り敵陣・一筋側=後手側)は詰みにならないよう、詰む場合でも最長手数になるように逃げること。(手数伸ばしのためだけの無駄な移動捨て合いも手数に入れる)
➂ステイルメイトは詰みと同等とみなす。
➃同手数の余詰みがあれば不完全作である。
➄長手数の余詰みを答えても正解にはならず、かつ不完全作とはしない。
➅変化同手数の場合は不完全作としない。但しどの変化に対しても攻め方の着手はユニークとなること。ユニークにならないものはキズとみなす。(特に手数の短いものでは同手数変化は多いほど望ましい)
➆創作の際は必ず攻め方玉も置く。勿論攻め方玉が先に詰まされたら負け。また、中将棋の実戦初形から再現可能な駒配置で作図すること。
➇千日手は4回目の局面になる前に手を変えなけらばならない。(日本中将棋連盟のルールと同じ)
➈その他は中将棋のルールに基づく。
協力詰中将棋(要は日本将棋の協力詰(ばか詰)の中将棋版)
➀攻方(特に断りがない限り自陣・十二筋側=先手側)が最初に手番があるとする。
➁攻方の手は必ず王手であること。
➂受方(特に断りがない限り敵陣・一筋側=後手側)は、必ず王手を避けること。王手を避ける手段がなくなった時点で詰みとみなし終了。
➃攻方と受方は、双方協力して最も早く受方玉を詰めることの出来る手を選ぶこと。(本手順より長い手順を答えても正解ではなく不完全扱いしない)
➄初手の獅子(足のある)取りは、直前に指された相手の手を推測して明らかに先獅子が成立している場合は行うことが出来ない。
➅その他は中将棋のルールに基づく。
ご参考(驚異の3,257手詰「摩天楼」)
それにしても、駒の動きがダイナミックで面白いな~。中将棋なら藤井聡太に勝てる人材がいるかもしれない。駒の動きを頭に入れるだけでも相当年月が必要だね、こりゃ。