All Songs from American Top 40
volume 84: New Entry Period–September ’79
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- Entry Number,Title-Artist
- New Entry Date : Chart Action from new entry
- (Points/Total points of the artist)
1670 Don’t Stop ‘til You Get Enough-Michael Jackson79.09.01 : 35,32,28,12,4,2,1,2,3,6,12,13(965/1637)
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- Michael Jacksonにとって、まさに歴史に残る分岐点となったのがこの曲である。そしてそれは80年代のポップ・ミュージックにとっても大きな意味を持つことになったのである。Whitburn氏のPop Top Singlesの93年までのアーティスト・ランクではMichaelは10位、最新バージョンではさらに上昇しているはずである。また、この曲から始まるその後10年間の彼の作品がQuincy Jonesによってプロデュースされたことも、もちろん非常に大きな意味を持っている。
- 1671 Whatcha Gonna Do with My Lovin’-Stephanie Mills
- 79.09.01 : 36,31,27,23,22,22(205/205)
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- 74年に15才でソロデビューを果たした彼女の、この曲が出世作である。まあ、若いのにこんなテーマの曲を歌うこともないとも思うのだが、すでにある種の貫禄があったような感じもする。
- 1672 Saturdaynight-Herman Brood & His Wild Romance
- 79.09.01 : 38,35,35(75/75)
- 印象が薄いというか、ほとんど覚えていない曲である。オランダのロック・グループで、ヒットチャートに登場したのはこの曲だけ。
- 1673 Young Blood-Rickie Lee Jones
- 79.09.01 : 40(21/746)
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- 前作はやはり「出来すぎ」だったことを実感させるような内容の曲で、その後のじり貧状況も予想通りになってしまった。
- 1674 Get It Right Next Time-Gerry Rafferty
- 79.09.08 : 36,32,28,26,23,21,21,32(269/2340)
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- 彼の最後のTop40ヒットとなってしまった曲で、最高位21位はまあ、妥当なところであろうか。
- 1675 Spooky-Atlanta Rhythm Section
- 79.09.08 : 39,30,26,24,20,17,17,30(294/2306)
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- それにしてもこの月はパッとしない。こうした「すでにいくつかのヒットは持っているがアーティストパワーは強くない」アーティストの地味な作品が集まっている感じさえする。この曲などは、そんな中では健闘した方であろう。さわやかさがやや前面に出たのがよかったのかも知れない。
- 1676 Where Were You When I Was Falling in Love-Lobo
- 79.09.08 : 40,36,32,31,28,23,23,27(248/2043)
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- Loboの最後のTop40ヒットとなる曲で、相変わらずの「タイトルがそのまま完成した英文になっている」のが笑える。(「Rings」という曲があったのだがこれは43位止まりだった。)それはともかく、彼独特の物語を感じる歌の世界ともお別れになってしまった。
- 1677 Dependin’ on You-Doobie Brothers
- 79.09.15 : 37,30,28,26,25,31(189/4685)
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- この曲も前作同様につまらない曲だった。
- 1678 Ain’t That a Shame-Cheap Trick
- 79.09.15 : 38,36,35(74/750)
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- あ~あ、という感じで不発。この曲も、例の「武道館ライブ」からのシングルヒットで、日本での人気がいかに先行していたがわかる。
- 1679 Dim All the Light-Donna Summer
- 79.09.15 : 39,37,19,10,8,6,4,3,2,2,4,8,19,36(955/9344)
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- 前の2曲のヒットぶりが大変印象的だったため、やや地味に感じられる曲だが、この曲もなかなかよい。それにしても、MadonnaやWhitneyといった80年代以降の女性アーティストの息の長さから見ると、彼女の場合、本当にピーク時が鮮烈で短かったことがわかる。
- 1680 Good Girls Don’t-Knack
- 79.09.22 : 31,29,27,22,19,15,14,11,11,21,33(473/2349)
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- この曲の11位止まりなど、やはりアメリカでの恒常的な成功の難しさを見事に物語っているようである。ところで「My Sharona」がプラチナ・ディスクの認定を受けていないことを知っていましたか?
- 1681 Dirty White Boy-Foreigner
- 79.09.22 : 35,27,24,18,14,12,12,15,39(387/4231)
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- 「Hot Blooded」あたりの流れをくんだ、ストレート・ロック路線だが、この曲がやや不発に終わったあたりで、バラード路線への移行を考えたあたり、商売人としてはなかなか大したものである。やっぱりシングルなんか、儲かればいいのだろうか。
- 1682 You Decorated My Life-Kenny Rogers
- 79.09.22 : 37,30,25,14,12,10,9,9,7,7,19,25(622/2762)
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- この曲は、前作に比べればまだましな方だと思うが、すっかりバラードに味をしめてしまっているのが腹立たしい。
- 1683 Rolene-Moon Martin
- 79.09.22 : 38,34,31,30(111/111)
- この曲も影の薄い曲だったが、こういう曲こそしっかり録音しておきたかったところである。オクラハマ出身のシンガー・ソングライターで、Robert Palmerの「Bad Case of Lovin’ You」の作者としてやや知られている。
- 1684 Arrow Through Me-Wings
- 79.09.22 : 39,33,30,29(113/11938)
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- 不発。それでもリリースし続けるのが、彼の立派なところである。
- 1685 I Know a Heartache When I See One-Jennifer Warnes
- 79.09.22 : 40,36,33,27,24,22,20,19(270/964)
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- 回りくどいタイトルが、ことさらこの曲の印象を薄めてしまっているようであるが、本当にこの月は、こうしたパターンが多くて困ってしまう。
- 1686 Midnight Wind-John Stewart
- 79.09.29 : 38,36,31,28,28(144/826)
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- この曲もまた、前作の余力の部分が大きな曲で、この月らしい内容である。
- 1687 Please Don’t Go-KC & the Sunshine Band
- 79.09.29 : 39,37,28,16,13,11,10,9,6,4,4,3,2,*,1,5,9,20(1357/6586)
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- ついにやったか、という感じで、禁断の(!?)バラードによるNo.1奪取成功である。もちろん当時私は、こうした安易な路線転換には否定的だったのだが、90年代に入り、この曲がK.W.S.というグループによってリメイクされ、最高位6位を記録したことに驚いた。曲自体も優れていたのである。でも、やはりKCには脳天気としか思えないようなダンス・ナンバーで勝負を続けてほしかったと思う。
- 1688 Come to Me-France Joli
- 79.09.29 : 40,32,24,22,17,17,16,15(324/324)
- フランス系のカナダ人女性で、当時まだ16才だったのが先行して話題になった曲である。MTVが当時あったら、もう少し流行ったかも知れない。この1曲だけで見事に消えてしまった。
- 1689 This Night Won’t Last Forever-Michael Johnson
- 79.09.29 : 37,35,32,25,23,22,20,19,22(317/889)
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- この曲は当時かなり好きだった。いわゆる「勇気づけられる」曲で、当時の私を知っている人にとっては、いかにも気に入りそうな曲であることがわかっていただけるであろう。ただ、彼にとってはこの曲が最後のTop40ヒットである。今にして思えば、せめてアルバムぐらい買っておいてもいいアーティストだったと思う。
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