New Entry Period–October ’75

All Songs from American Top 40

volume 37: New Entry Period–October ’75

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

0777 Heat Wave / Love Is a Rose-Linda Ronstadt75.10.04 : 31,18,14,12,9,6,5,16,14,24(550/2127)

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原曲は63年最高位4位のMartha & the Vandellasだが、Lindaのバージョンは軽快なロックとして聴ける。それにしてもリメイクでヒットを連発したのは、どこまで本人の意向なのだろうか。

0778 The Way I Want to Touch You-Captain & Tennile
75.10.04 : 33,25,21,18,14,10,9,5,4,5,17,19,31,39(727/2175)
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前作「愛ある限り」の大成功に続いて出されたのがこの曲で、ぐっと「大人のムード」が強いしっとりとしたバラードである。

0779 Rockin’ All Over the World-John Fogerty
75.10.04 : 38,34,30,28,27,34(175/609)
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ロック・ヴォーカリストとしてはPaul Rogersにどこか通じるような味わいのあるJohn Fogertyだが、これは珍しいソロでのクレジットのシングル・ヒットである。やはりCCRの幻影をぬぐい去ることなどできない。

0780 This will Be-Natalie Cole
75.10.04 : 40,26,20,16,10,8,7,6,8,22,34(562/562)
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偉大なる父を持ったアーティストの宿命か、「七光」であることに反発するかのような歌唱テクニックの披露である。とにかくデビュー当時から期待が大きかった人で、曲の内容の良さもあわせて、大ヒットに結びついた。

0781 Something Better to Do-Olivia Newton-John
75.10.11 : 19,17,15,13,13,17,31(334/4280)
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えっ、何でこの曲が初登場19位? と思っていたらTop10にも入れず止まってしまった。やはり曲の内容が良くない。失敗といっていいだろう。ここから長いスランプにはいってしまう。邦題は「秋風のバラード」。

0782 Low Rider-War
75.10.11 : 27,23,19,16,12,10,8,7,7,18,31(576/3389)
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前作とはうって変わって重いリズムをベースに展開されるソウル、ジャズ色の強いナンバー。

0783 Born to Run-Bruce Springsteen
75.10.11 : 30,28,26,23,23(175/175)
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邦題「明日なき暴走」の示す通り、レトイックでも何でもなく暴走族の少年の気持ちをそのまま歌にしたものである。初期のBruceの作品にはこうした都会の夜を生きるティーンネージャーのことをストレートに歌ったものが多く、当時高校1年だった私には刺激が強かった。(特に「E Street Shuffle」などは、怖くてなかなかアルバムを買うことが出来ず、やっと購入したのは大学も3年に入った頃だった。)それにしてもなんと鮮烈な音だろう。歌の内容の世界を抜きにしても、ここには、ロックに不可欠な聴くものに与えるショックがある。まさに記念碑的な作品で、チャート上の成績を越えて歴史に残る曲となっている。

0784 You-George Harrison
75.10.11 : 33,25,23,20,20,39(208/1318)
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前作ごろのスランプからやや立ち直りを感じる曲で、シンプルながらもさわやかさがあるいい曲である。ただ、「二人はアイ・ラブ・ユー」という邦題はいただけない。

0785 Sky High-Jigsaw
75.10.11 : 36,31,25,19,17,13,9,6,3,3,7,12,19,30(785/785)
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プロレスファンなら誰でも知っているミル・マスカラスのテーマソングである、というより、ヒットしてかなり経ってからミル・マスカラスがリングで登場するときこの曲をかけたため、日本でも認知率が大幅に高まったのである。他にこのような例としては、Pink Floydの「One of These Days」—いや、ここは素直に邦題「吹けよ風、呼べよ嵐」—をあの、アブドーラ・ザ・ブッチャーが使ったことなどがあげられる。ポップスの黄金時代であった70年代はまた、少年たちにとってプロレスの黄金時代でもあったのである。

0786 Blue Eyes Cryin’ in the Rain-Willie Nelson
75.10.11 : 37,33,31,29,27,25,21,21,36(289/289)
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飾らないアレンジがいっそう、この曲のナイーブさを引き立てているようだ。それにしてもこの時点ですでに42才だったWillieの、驚くべき事にこの曲が最初のHOT100である。

0787 Sweet Sticky Thing-Ohio Players
75.10.11 : 38,34,33(78/1737)
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Ohioにしては珍しくバラード色が強い作品だが、曲の内容のセクシーさはその分強調されている。

0788 SOS-Abba
75.10.11 : 40,24,20,17,15,15,23,32(319/1012)
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この曲でファンになった人も多かろうと察せられるほど優れたメロディをもった曲で、センチメンタルな展開もじつにハマっている。

0789 There Goes Another Love Song-Outlaws
75.10.11 : 39,35,34(75/75)
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サザン・ロックの中の一連のブームからヒットした曲で、土の臭いがする地味な作品である。それ以上に80年、彼らがチャートに帰ってきたときには驚きの一言だった。

0790 Island Girl-Elton John
75.10.18 : 36,8,1,1,1,4,3,6,16,16,32,32(1117/10004)
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賛否両論の渦巻いたアルバム「Rock of the Westies」からのシングル・カットで、Eltonの威光めでたくHOT100に初登場から4週でNo.1、大ヒットとなった。しかし、残念ながら曲のクォリティは下がってきていることを隠すことは出来ない。黄金時代の終焉がひたひたと迫ってきていたことを感じてきたのはこの頃だった。

0791 Nights on Broadway-Bee Gees
75.10.18 : 38,30,22,18,14,11,9,8,7,10,13,21,31(649/1782)
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「Main Course」からの第2弾シングルがこの曲で、古くからのBee Geesファンも納得できる美しいナンバーである。特に曲の中盤の「I will wait…」から始まる部分はBee Geesのコーラスの魅力が花開いている。

0792 Just Too Many People-Melissa Manchester
75.10.18 : 39,37,34,32,30(133/720)
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エレクトリック・ピアノが印象的に響くイントロに導かれて、極めて都会的な孤独について歌われる。「ここには自分を否定され、自分の立場を決めるのを恐れる人が多すぎる。壊れた家庭に過ごす人が… 昔、私にそんなことを言っていた人がいた。私には無縁のことだと思っていたのに…」Melissaの中ではこの曲が一番好きである。

0793 The Agony and Ecstasy-Smokey Robinson
75.10.18 : 40,38,36(69/416)
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シングルとしては地味で、難しい曲だったと思う。

0794 Fly Robin Fly-Silver Convention
75.10.25 : 32,25,22,16,2,1,1,1,3,9,10,29,39(1157/1157)
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後にも先にも、これが最も典型的なディスコ・ヒットと言えるNo.1ヒットであろう。というのは、純粋に「今、ディスコサウンドが売れるから作った」ことが明らかであるからである。ただ聴いている分にはこの上なくつまらない曲である。Whitburn氏の著作ではインストゥルメンタルとして扱われているのが面白い。

0795 Eightteen with a Bullet-Pete Wingfield
75.10.25 : 36,32,26,23,18,15,15,19(321/321)
「18位赤丸付き」という内容を持つ曲で、その通りに18位で赤丸(BB誌では星印だが)がついていた。もちろん意識的にこうしていたわけで、さすが、お祭り好きである。曲の内容は、やや古めかしいドゥーワップにファルセットのヴォーカルがからんだものである。

0796 Letting Go-Wings
75.10.26 : 39,39(44/6239)
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単独のシングルとしてはこの上なく不発に終わっているが、原因については忘れてしまった。誰か詳しい人、教えて下さい。

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