米政府、コロナワクチンの11月1日接種開始へ準備 各州に通達
<【9月3日 AFP】米政府が各州に対し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種の準備を11月1日までに整えるよう通達を出した。この日程は、米大統領選の2日前に当たる。>
<現在、欧米製薬会社のワクチン3種類について、数万人が参加して最終段階(第3相)の治験が行われている。通常の治験手順では、それぞれ試験用ワクチンと偽薬を投与した2グループの感染拡大ペースに統計的に有意な差があるか確認するのに数か月を要するが、米食品医薬品局(FDA)は治験完了前にワクチンを緊急承認する可能性を示している。>
極めて政治的な承認。
トランプ大統領は現職の肩書を利用する。
まだまだ、新手を繰り出してくるだろう。
バイデン候補のリードが小さくなったとも聞く。
どのような対抗策を出していくのか。
【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(2日午後8時時点) 死者85.7万人に
<【9月3日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間9月2日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は85万7824人に増加した。
中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2580万7000人の感染が確認され、少なくとも1684万2600人が回復した。
この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。
1日には世界全体で新たに6262人の死亡と26万2790人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1215人。次いで米国(1090人)、インド(1045人)となっている。
最も被害が大きい米国では、これまでに18万4689人が死亡、607万6281人が感染し、少なくとも220万2663人が回復した。
次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は12万2596人、感染者数は395万931人。以降はインド(死者6万6333人、感染者376万9523人)、メキシコ(死者6万5241人、感染者60万6036人)、英国(死者4万1504人、感染者33万7168人)となっている。
人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの88人。次いでベルギー(85人)、スペイン(62人)、英国(61人)、チリ(59人)となっている。
香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5066人、回復者数は8万234人。
地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が28万367人(感染743万7660人)、欧州が21万6403人(感染402万5582人)、米国・カナダが19万3854人(感染620万5463人)、アジアが9万9555人(感染533万2109人)、中東が3万6873人(感染151万5498人)、アフリカが3万65人(感染126万1375人)、オセアニアが707人(感染2万9320人)となっている。
各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>