世界各地で異例のクリスマス コロナの影響色濃く/冷戦時代の英国人二重スパイ、ブレイク氏死去

世界各地で異例のクリスマス コロナの影響色濃く


<【12月26日 AFP】クリスマスを迎えた25日、世界各地で祝賀行事が行われたものの、今年は新型コロナウイルス対策の規制により規模が縮小された。ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(Pope Francis)は、ワクチンを「この暗く不安な時にあっての希望の光」と表現し、全ての人に行き渡らせるべきだと訴えた。>
< 英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)も、毎年恒例のクリスマススピーチで「困難で予測不可能な時代」における希望について語り、「今年の困難に堂々と立ち向かった」英国と世界中の人々を誇りに思うと述べた。英国は現在、感染拡大ペースがはるかに速いとみられる新型コロナウイルス変異種が発見されたことで、さらなる苦境に立たされている。>
<韓国ではクリスマス当日、1日の新規感染者数が最多を更新。各地の教会は閑散とし、信者らはインターネット上での集会を開いた。カトリック教徒が多数を占めるフィリピンでは、各地で礼拝が行われる中でマグニチュード(M)6.3の地震が発生。既にパーティーや聖歌隊の合唱が禁止されていた受難のクリスマスに追い打ちをかけた。>

町の小さな教会では子供たちが寸劇を行ない、ミサ、そして信者さんたちが持ち寄った食べ物でクリスマスを祝う。
そんな当たり前だった状況が世界中で消えてしまった。
あっ、キリスト教国以外は関係ないか。

冷戦時代の英国人二重スパイ、ブレイク氏死去 98歳


<【12月26日 AFP】冷戦(Cold War)時代に旧ソ連の国家保安委員会(KGB)に機密情報を流していた英国人二重スパイ、ジョージ・ブレイク(George Blake)氏が26日、死去した。98歳。ロシアの国営ニュースが報じた。>

二重スパイを行なったが、一方からは裏切り者だ。
英国人の二重スパイもいればその逆もある。
今も英国でロシアの暗殺部隊から守られている。

自分の正義に従ったので悔いはずだが、時々、望郷の念や残された家族のことを思い出したことだろう。
戦争の悲劇のひとつと言うのは単純化しすぎだろうか。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(25日午後8時時点) 死者174.3万人に


<【12月25日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間25日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は174万3187人に増加した。

中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも7931万3380人の感染が確認され、少なくとも5015万4100人が回復した。

この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

24日には世界全体で新たに1万2667人の死亡と69万2731人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の3299人。次いでメキシコ(861人)、ブラジル(762人)となっている。

最も被害が大きい米国では、これまでに32万9106人が死亡、1865万5012人が感染し、少なくとも629万8082人が回復した。

次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は18万9982人、感染者数は742万3945人。以降はインド(死者14万7092人、感染者1014万6845人)、メキシコ(死者12万1172人、感染者136万2564人)、イタリア(死者7万900人、感染者200万9317人)となっている。

人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの164人。次いでスロベニア(119人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(118人)、イタリア(117人)、北マケドニア(114人)となっている。

地域別の死者数は、欧州が54万647人(感染2500万154人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が49万3837人(感染1502万4469人)、米国・カナダが34万3798人(感染1918万8172人)、アジアが21万4302人(感染1361万7004人)、中東が8万8246人(感染385万3039人)、アフリカが6万1413人(感染259万9658人)、オセアニアが944人(感染3万885人)となっている。

各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>

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