インド、1日の感染者数31万4835人 世界最多に 「二重変異株」猛威か
<【4月22日 AFP】インド保健省が22日に発表した公式データで、直近24時間の新型コロナウイルス新規感染者数が31万4835人となり、1日当たりの感染者数で世界最多を記録した。感染急拡大の原因として、ウイルスの変異が2か所で同時に起きる「二重変異株」と大規模行事での集団感染が指摘されている。>
<資金不足に長年あえいできたインドの医療システムは、今回の流行第2波で限界に達している。首都ニューデリーの医療機関は酸素不足で患者が死亡する恐れがあると必死の警告を発している。>
インドの人口は13億人。
どれだけの医者がいれば良いのだろう。
日本でも病床を増やしても医師や看護師が居なければ、解決しない。
医療従事者が急に増えるわけではない。
今から今後の感染症に対して増やしても、何もなければ失業医師が増えるだけだ。
感染症が国の安全保障に大きく関わると考えるならば、防衛医大の定員を増やして自衛隊に所属する医師を増やすべきだ。
医療崩壊しかけている場所に自衛隊から医師を派遣するのだ。
その分、人件費に比例して軍事費が増大するが、それは仕方がない。
国が医師を保有する方法としてはそれが一番ではないか。
中国IT大手、続々とEV市場に参戦 上海モーターショーで世界が注目
<【4月22日 AFP】スマートフォンに生活が支配される…今度は自動車が?>
<世界中の関係業種が注目するなか、上海モーターショー(Shanghai Auto Show)の一般公開が21日に始まった。自動車市場の規模が世界で最も大きく、最も急速にEVの普及が進んでいる中国には、新型コロナウイルス収束後のけん引役としての期待が大きい。>
<自動運転は今なお大部分が実験段階にあるが、中国は政府の支援や最新のインフラ、5G(第5世代移動通信システム)導入を他国に先駆けて進めていることから、この分野でリードするというのが大方の見方だ。>
時代のながれは電気自動車だ。
その先端をアメリカと中国が競っている。
それもIT企業が進出している。
日本は自動車会社がEVを開発しているが、売れ行きが良いわけではない。
従来のガソリン車と比較して走行距離が短いこととEVステーションが少ないことにある。
だからガソリンを使用するハイブリッド車が優勢なのだ。
気候変動から地球と人類を救う「社会的転換点」とは何か?
<【4月22日 AFP】世界は人類の存続にかかわる脅威にようやく目覚めたかのように、地球温暖化を解決しようとする取り組みがあらゆる方面で加速している。>
<2015年に採択された地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」は、産業革命以降の気温上昇を2度未満、できれば「さらに低く」抑えることを目標としている。だが、このままでは、それどころか4度の上昇に向かっている。>
その転換点がEVだと言う。
EV車の価格が従来のガソリン車と同じになれば世の中が変わると言う。
しかし、EV車の動力源の電気をどのように発電するかが問題だ。
中国のように広い国土であれば、太陽光発電のパネルを大量に並べることができる。
また従来の化石燃料の発電所を廃止し、原子力発電所を増やせば解決する。
一方日本は太陽光パネルを設置する場所がない。
先日は森林を切り開いてバネルを設置し、川に土砂が流れ込む環境破壊が問題となっていた。
風力発電所も何処に置くのか。
風が一定に吹くわけではない。
また原子力発電所には国民のアレルギーがある。
となるとにっちもさっちもいかなくなる。
福島第一原子力発電所の破壊で問題になったが、そもそも原発は仕事があり人口の多い所には設置されていない。
極めて政治的であるが、昔から産業が斜陽になり過疎地になりそうな場所に設置されるのだ。
また、昔から津波が多い岩手県には原発が一つもない。
いろいろ想定して設置しているのだ。
かと言って、どこで地震が起こるか分からない、テロの対象になるかもしれない原発に頼るのも安全保障上問題である。
だから、原発は最小にしなければならない。
そのためには蓄暖技術とセットにして考えなければならない。
深夜作った電気を昼間に使うのだ。
原発を廃炉にするにも原子力発電の技術がいる。
将来の日本にとってどのような技術者が必要となるか、よく考えなければ将来はない。
【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(21日午後7時時点) 死者304.6万人に
<【4月22日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間21日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は304万6134人に増加した。
これまでに世界で少なくとも1億4283万8730人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。
この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。
検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。
20日には世界全体で新たに1万4019人の死亡と78万7411人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの3321人。次いでインド(2023人)、米国(750人)となっている。
最も被害が大きい米国では、これまでに56万8470人が死亡、3179万3048人が感染した。
次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は37万8003人、感染者数は1404万3076人。以降はメキシコ(死者21万3048人、感染者231万1172人)、インド(死者18万2553人、感染者1561万6130人)、英国(死者12万7307人、感染者439万3307人)となっている。
人口10万人当たりの死者数が最も多いのはチェコの268人。次いでハンガリー(265人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(245人)、モンテネグロ(229人)、ブルガリア(222人)となっている。
地域別の死者数は、欧州が103万3772人(感染4846万6671人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が87万3205人(感染2746万4329人)、米国・カナダが59万2177人(感染3292万9652人)、アジアが30万3152人(感染2208万89人)、中東が12万4213人(感染740万7425人)、アフリカが11万8586人(感染444万8710人)、オセアニアが1029人(感染4万1859人)となっている。
各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>