宇宙観光の活発化、環境負荷への懸念増大
<【7月29日 AFP】英富豪リチャード・ブランソン(Richard Branson)氏の創業した宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティック(Virgin Galactic)が今月行ったテスト飛行は、万々歳で終わるはずだった。>
<仏宇宙物理学者ロラン・ルゥク(Roland Lehoucq)氏らが学術・研究ニュースサイト「カンバセーション(The Conversation)」に発表した分析によると、大西洋横断飛行が数百人を運ぶのに対し、ヴァージンの宇宙船は6人で乗客1人当たりの排出量は4.5トンに上るという。これは平均的な乗用車が地球を1周する量に相当する。また、パリ協定(Paris Agreement)の目標を達するために推奨される1人当たりの年間排出量の倍以上だ。>
<ヴァージン・ギャラクティックの宇宙船「スペースシップツー」は、合成ゴムの一種を燃料として使用し、強力な温室効果ガスである亜酸化窒素の中で燃やす。この燃料は、30~50キロ上空の上部成層圏にブラックカーボン(黒色炭素)を送り込む。
ブラックカーボンの粒子はさまざまな悪影響を及ぼす。例えば、太陽光をはね返してしまうために「核の冬」のような地球冷却が起きる。あるいは化学反応が加速され、有害な放射線から人間を守っているオゾン層が破壊される。>
<ベゾス氏のブルー・オリジンは、ヴァージンのスペースシップツーと比べてはるかにクリーンだと主張している。ブルー・オリジンでは液化水素と液化酸素を燃料とし、生成された水は燃焼を経て水蒸気となる。>
<ブルー・オリジンの宇宙船も完全にクリーンではない。「液化酸素や液化水素を作るには電気が必要です」とロス氏はAFPに指摘した。ロケット推進剤を作るために必要な電気量は、サプライチェーンをさかのぼって計算できると言う。「それをどれだけさかのぼるかによります」>
宇宙旅行が盛んになると地球温暖化ガスの排出が問題となって来る。
どのような燃料を使うのか、その燃料をどうやって作るのかがポイントとなる。
夢と現実は相反する。
一方、その課題を解決する中から技術の革新が生れる。
環境にやさしいロケット推進技術に期待しようではないか。
日本がフランスに4発大勝、3連勝で8強入り 東京五輪サッカー
<【7月29日 AFP】東京五輪は28日、サッカー男子1次ラウンドが行われ、グループAの日本は4-0でフランスに大勝し、準々決勝進出を果たした。>
ブラジルが8強入り ドイツは敗退 東京五輪サッカー
<【7月29日 AFP】東京五輪は28日、サッカー男子1次ラウンドが行われ、グループDのブラジルは好調のFWリシャルリソン(Richarlison)が2得点をマークするなどしてサウジアラビアを3-1で下し、準々決勝に駒を進めた。一方、同組のドイツは敗退が決まった。>
準々決勝の組み合わせを見ると勝ち残るのは、日本、スペイン、ブラジル、メキシコだと見た。
準決勝では日本はスペインと当たる。
これに勝てばたぶん決勝はブラジルと悲願の金メダルをかけて戦うことになる。
以前であれば、冗談のような話であったが、今回のチームは何かやってくれるのではないかと期待ができる。
もちろん絶対はないのだが、ラッキーボーイ的な久保建英は厳しく当たられるのだろうな。
【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(28日午後7時時点) 死者417.9万人に
<【7月29日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間28日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は417万9675人に増加した。
これまでに世界で少なくとも1億9524万4860人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。
この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。
多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。
27日には世界全体で新たに9632人の死亡と61万7588人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドネシアの2069人。次いでブラジル(1333人)、ロシア(798人)となっている。
最も被害が大きい米国では、これまでに61万1288人が死亡、3460万4005人が感染した。
次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は55万1835人、感染者数は1974万9073人。以降はインド(死者42万2022人、感染者3148万4605人)、メキシコ(死者23万9079人、感染者277万1846人)、ペルー(死者19万6058人、感染者210万6371人)となっている。
人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの595人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(295人)、チェコ(284人)、北マケドニア(264人)となっている。
地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が136万2970人(感染4041万4440人)、欧州が119万7706人(感染5783万5508人)、アジアが65万4883人(感染4405万491人)、米国・カナダが63万7848人(感染3603万1922人)、アフリカが16万6147人(感染653万7589人)、中東が15万8777人(感染1029万6312人)、オセアニアが1344人(感染7万8602人)となっている。
各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>