ハイチ地震、死者1400人超に 熱帯性低気圧の接近で土砂災害の懸念/タリバンが復権した首都カブールの状況 BBC記者が報告/宮崎商が大会参加を辞退 部員のコロナ陽性受け 夏の甲子園

ハイチ地震、死者1400人超に 熱帯性低気圧の接近で土砂災害の懸念


<カリブ海の島国ハイチで14日朝に発生した大地震で、16日までに少なくとも1419人の死亡が確認された。負傷者は約6900人以上。行方不明者の数はわかっておらず、現場では救助隊による生存者の発見が急がれている。>
<ハイチが進路となっている熱帯性低気圧「グレース」は、16日遅くに、地震の被害が最も甚大な地域を通過する見込み。「グレース」がもたらす大雨により、地滑りが発生する恐れがある。>
<現地にはアメリカやチリの捜索救助チームやキューバの医療チームが入り、支援活動にあたっている。メキシコからも捜索救助チームがハイチに向かっている。>
<世界的にも貧しいハイチでは7月に大統領が暗殺されたばかりで、すでに政治的危機に見舞われている。今回の地震で、同国が抱える問題がさらに悪化することとなる。>
<ハイチ系アメリカ人の父親を持つテニスの大坂なおみ選手はツイッターで、ハイチへの連帯を示した。米ウエスタン&サザン・オープンに出場する大坂選手は、「私は今週トーナメントに出場しますが、賞金全額をハイチの緊急支援に送ります。私たちの祖先の血は強い。立ち上がり続けます」と述べた。>

日本も季節外れの豪雨で大変だが、ハイチはそれどころではない。
地震での大被害の後に熱帯性低気圧が来る。
ハイチの血を受け継ぐ大坂なおみの表明に対して、日本や日本人はどのように力になれるのか。
現段階で、寄付を受け付けている団体は不明だ。
日本も苦しいが、こんな時だからこそハイチを支援したい。

タリバンが復権した首都カブールの状況 BBC記者が報告


<アフガニスタンの首都カブールを15日、タリバンが占拠した。政権の座から追われて20年後の復権だった。陥落した首都は翌日、どのような状況だったのか。>
<市内では昨日のようなパニック状態はあまり見られない。タリバンが交通整理をし、車両を検問している。特に調べているのは警察や軍が使っていた車両で、いまはタリバンがすべて没収した。>
<空港は悲惨な状況だった。手前2キロの道路には、家族や子ども、若者、高齢者たちの姿があった。皆がこの国から逃げようとしていて、ほとんどは道路中央の緑地でただ待っていた。>
<昨日は暴力的な事態が発生するのではないかと思い、少し恐ろしかった。だが運よく何もなかった。とても静かで落ち着いていた。首都の統治者が20年ぶりに入れ替わったというのにあまりに静かで、信じられない思いだった。>

日本のニュースは新型コロナウイルス感染の増大と豪雨の被害だが、欧米ではアフガニスタンがトップニュースになっているようだ。
タリバンが前回政権を担った時、バーミヤンの大仏を破壊した。
イスラム教は偶像崇拝をしないという理由からだが、世界中から非難を浴びた。
今回は、まず大人しく首都カブールを統治しているようだ。
しかし、タリバン統治の国から逃れようとする人が少なくないことも確かだ。
日本もアフガニスタンに多額の支援をしてきた。
ここで難民受け入れも考えるべきではないか。

宮崎商が大会参加を辞退 部員のコロナ陽性受け 夏の甲子園


<第103回全国高校野球選手権大会の大会本部は17日、宮崎商の選手らが新型コロナウイルスの検査で陽性と判定されたことを受け、宮崎商が大会参加を辞退すると発表した。>
<大会前のPCR検査などで作新学院(栃木)の部員3人の感染が確認されたが、大会本部は個別感染と判断し、大会参加を認めた。大会中には東北学院(宮城)の選手1人の感染が初戦の後に確認されており、他の選手ら4人が濃厚接触者と判断された。>

残念としか言いようがないが仕方がない。
春の高校バレーでは試合当日発熱した選手がいて無念にも試合できない学校があった。
今後も同様の学校が出てくるのではないか。
しかし、高野連が出場を停止するのではなく、学校が辞退する形にするのは卑怯だ。
何が基準になっているのかが分からない。
これが日本の文化ならば変えなければいけないことだ。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(16日午後7時時点) 死者436.1万人


<【8月17日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間16日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は436万1805人に増加した。

これまでに世界で少なくとも2億719万2810人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

15日には世界全体で新たに7937人の死亡と46万7254人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドネシアの1245人。次いでロシア(806人)、イラン(620人)となっている。

最も被害が大きい米国では、これまでに62万1635人が死亡、3667万8972人が感染した。

次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は56万9058人、感染者数は2036万4099人。以降はインド(死者43万1642人、感染者3222万5513人)、メキシコ(死者24万8380人、感染者310万1266人)、ペルー(死者19万7393人、感染者213万3812人)となっている。

人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの599人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(296人)、チェコ(284人)、ブラジル(268人)、北マケドニア(266人)となっている。

地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が140万6949人(感染4210万3870人)、欧州が122万2468人(感染6071万4433人)、アジアが72万9302人(感染4751万3694人)、米国・カナダが64万8336人(感染3813万941人)、アフリカが18万3596人(感染727万1042人)、中東が16万9607人(感染1135万9096人)、オセアニアが1547人(感染9万9735人)となっている。

各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>

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