トンガで滑走路復旧、援助受け入れ可能に 汚染で水不足の恐れも/英イングランド、マスク着用義務を終了へ オミクロン株は収束傾向/特別な年としての2022年

トンガで滑走路復旧、援助受け入れ可能に 汚染で水不足の恐れも


<【1月20日 AFP】海底火山の噴火とそれに伴う津波に見舞われ、孤立状態が続いている南太平洋の島国トンガで19日、国際空港の滑走路に降り積もった火山灰の除去作業が終了し、喫緊に必要とされる緊急援助の受け入れが可能となった。>
<国内では人口10万人のほぼ全員が被災。飲料水の確保が急務とみられることも判明している。火山からの噴出物は上空30キロの高さに到達し、約170の島々からなる国土全体に火山灰や酸性雨が降り注いだことで水が汚染された。
国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)のケイティ・グリーンウッド(Katie Greenwood)氏は「トンガの水道は、降灰と津波による塩水によって深刻な影響を受けている」とし、コレラや下痢などの病気のリスクが高まっていると述べた。>

トンガの被害が明らかになってきた。
空港が整備され、救援物質の受け入れが可能になった。
トンガにゆかりがあるかと言われれば何もないのだが、昔は大相撲、今はラグビー日本リーグや代表でトンガの選手が活躍している。
昨夜、いつもの財団に幾ばくか寄付金を振り込んだ。
少しでも役に立ちますように。

英イングランド、マスク着用義務を終了へ オミクロン株は収束傾向


<イギリスのボリス・ジョンソン首相は19日、現在イングランドで導入されている新型コロナウイルス対策「プランB」を、27日に終了すると発表した。これにより、公共施設でのマスク着用やワクチン接種証明の提示が廃止される。>
<18日のイギリスの新規感染者は10万8069人となお多いが、減少傾向にある。また、入院患者数も減っている。>
<人口約6800万人のイギリスでは現在、3700万人がワクチンの追加接種を終えている。
健康安全庁(UKHSA)の首席医療顧問スーザン・ホプキンス博士は、感染者はおおよそ減っているものの、「どこかのタイミングで横ばいになるかもしれない」と述べた。
その上で、ワクチンの接種率と、他人と一緒にいる間のマスク着用が、そのタイミングを決めるだろうと指摘した。>

大阪府が「まん延防止等重点措置」の適用を政府に要請するという。
19日の新規感染者が6101人、病床使用率が31.3%で、35%に達したら要請する方針を表明していた。
イングランドは新規感染者が10万人を超えるのにマスク着用義務解除だ。
この判断は何に基づくものだろう。
そんなに日本は入院できる病床が少ないのか。
大阪府内の友人は宿泊療養になった。
入院するレベルがイングランドと大阪では違うのだろうか。
経済とのバランスというが、こっちとら毎日通勤電車に乗って働いているぞ。

特別な年としての2022年
白井聡・京都精華大学人文学部専任講師
2022年1月20日


<本年、2022年は近現代日本にとってきわめて特別な年、節目の年であると筆者は見なしている。>
<私たちは、日本の近現代史の全体像をイメージする際に、ほとんど習慣のように「戦前」と「戦後」という区分を持ち込み、1945年の敗戦という出来事を近現代の決定的なターニングポイントと見なす歴史意識を自明のものとしている。この歴史意識において、日本の近代が1868年の明治維新に始まるとすれば、「近代前半」は1945年に終わり、1945年から「近代後半」が始まる。1868年から1945年までが77年間、そして1945年から2022年までが同じく77年間。つまり今年は、「戦前」と「戦後」の長さが全く等しくなる、そのような年なのである。>
<「戦前」の時代については、私たちはその起伏に富んだ流れをはっきりとイメージできる。まずは「文明開化」の大改革から始まり、「富国強兵」の理念の下、日清・日露の二つの戦争に勝利を収めて封建社会から一挙に「一等国」の仲間入りを果たした。
その後、「大正デモクラシー」の時代潮流によって一定の自由主義化・民主化が図られるものの、昭和期に入ると、対内的には激しい格差の拡大と貧困の問題に苦慮し、対外的には帝国主義政策の全面化によって諸外国との対立がのっぴきならないものとなり、ついには総力戦とファッショ化の時代を迎える。自由主義と民主主義が吹き飛ばされたその先に待っていたのは、壊滅的な敗戦だった。>
<これに対して「戦後」はどう語られてきたか、どう語られているか。敗戦・占領の苦しい一時期を越えた後、始まるのは「平和と繁栄」の物語である。すなわち、朝鮮戦争特需によって息を吹き返した日本は、戦災復興をはるかに超えた高度経済成長を実現し、経済大国の地位を得た。言い換えれば、「一等国」の地位を早くも1970年前後には取り戻した。他方その間に、あの戦争への反省に基づく平和主義は、国是として深く定着した、とされる。>
<30年にもわたって不況が続くなかで貧困率が上昇し、中流階級が日々刻々と消滅へと向かっているにもかかわらず、「繁栄」がいまだに語られていることの異常さ、そして、東アジアにおける東西対立の残存構造の解消に対して地域の有力国としてのイニシアチブを何ら発揮できず、安全保障のジレンマのなかに真っ逆さまに飛び込んで行こうとしているにもかかわらず、「平和」がいまだに自明視されていることの異常さこそ、読み取られなければならない。>
<「戦後」はもう「戦前」と時間量において等しくなったにもかかわらず、いつからかあたかも時間が止まったかのごとくに、「平和と繁栄」がただのっぺりと継続する時代として観念されるようになった。その平板さ、言い換えれば、私たちの歴史意識の貧しさには、驚くべきものがある。>
<そのような権力を肯定しているのは、私たちの歴史意識の極度の貧しさと衆愚制への止めどもない転落にほかならない。私たちがこの崩壊の事実をいや応なく認識させられる日は遠くないであろう。>

引用が長くなったが、戦前(明治維新から敗戦)と戦後の長さが今年2022年で一緒(77年)になった。
戦後、高度成長期を経て「平和と繁栄」を享受してきたが、本当にそうなのか?、というのが筆者からの国民への警告だ。
この30年の不況で「平和と繁栄」が崩壊していたことを国民が感じているのだろうか。
このまま貧困で満足して良いのか。
今の国民はぬるま湯に使って水温が上がっているのに気が付かないが、いずれ気が付くよ、と言っているようだ。

グローバル化で国内の利権だけでは食えなくなった。
格差は貧困だけでなく、知識・能力でも大きくなった。
そんな国民が選ぶ国会議員だからダメなのか、そんな国民からはダメな国会議員や官僚しか生まれないのか。
だから、歴史意識を持てということなのか。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(19日午後8時時点) 死者555.3万人に


<【1月20日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間19日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は555万3124人に増加した。

これまでに世界で3億3366万3072人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

18日には世界全体で新たに9340人の死亡と405万460人の新規感染が発表された。

過去1週間の新規感染者が最も多い地域は欧州で、875万2296人(世界全体の43%)の感染が確認された。2番目に多いのは米国・カナダの547万3203人(同27%)。

過去1週間の死者が最も多い地域は欧州で、2万2989人(世界全体の46%)が死亡。次いで米国・カナダの1万2467人(同25%)となっている。

過去1週間の人口10万人当たりの死者数が多かった国(人口50万人未満の国を除く)は、上位からトリニダード・トバゴ(8.72人)、ブルガリア(8.28人)、スロバキア(6.58人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(6.55人)、ポーランド(6.43人)。

過去1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が多かった国は、上位からデンマーク(3325人)、フランス(3208人)、ポルトガル(2523人)、イスラエル(2346人)、スロベニア(2333人)。

ここ数日間で、1週間の新規感染者数が過去最多を記録した国・地域は、デンマーク、フランス、ポルトガル、スロベニア、スイス、ウルグアイ、ルクセンブルク、アルゼンチン、ベルギー、スウェーデン、オランダ、パナマ、リヒテンシュタイン、ノルウェー、セントルシア、ベリーズ、バルバドス、セルビア、オーストリア、エストニア、スリナム、リトアニア、カタール、ジョージア、ラトビア、ガイアナ、クウェート、ペルー、ボリビア、ブルガリア、コスタリカ、ドイツ、北マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、アルバニア、パラグアイ、ドミニカ共和国、カザフスタン、エクアドル、ジャマイカ、ブラジル、フィリピン、メキシコ、サウジアラビア、ブータン、スーダン。

最も死者が多い米国では、これまでに85万4074人が死亡、6759万7794人が感染した。次いで死者が多い国はブラジルで、死者数は62万1517人、感染者数は2321万1894人。以降はインド(死者48万7202人、感染者3790万1241人)、ロシア(死者32万3376人、感染者1089万9411人)となっている。

人口10万人当たりの累計死者数が多い国は、上位からペルー(618人)、ブルガリア(464人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(423人)、ハンガリー(420人)、モンテネグロ(396人)となっている。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染者として集計されないままとなっている。>

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