「ウクライナ東部だけでなく南部も」視野に、軍事目標の拡大を明言 ロシア外相/ノルドストリーム1の天然ガス供給再開、ロシアからドイツに/【英保守党党首選】 スーナク前財務相とトラス外相が決選投票へ 勝者が次の英首相に/イタリア首相、辞表提出 連立政権崩壊で

今日も不安定な天気。
昼間は大雨。
夕方止んだが、夜になってまた雨。
気温が上がらくて良かったけどね。

「ウクライナ東部だけでなく南部も」視野に、軍事目標の拡大を明言 ロシア外相


<ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相は20日、ウクライナ侵攻を続けるロシア軍について、焦点はもはやウクライナ東部「だけ」ではないと述べ、軍事目標を南部にも拡大していく方針を明らかにした。>
<ラヴロフ氏は「地理はすでに変化している」と述べ、ロシアの最新の目標は南部ヘルソンとザポリッジャだとした。ロシア軍はすでに両地域の一部を占領している。>

ロシアはウクライナ東部のロシア系住民を助けるために特別軍事作戦を実行したと言ったが、風向きが変わってきた。
南部を占領し、ウクライナを内陸に封じ込める作戦、いや南部を占領したら、キーウを目標に進軍してウクライナ全体をロシアに併合する作戦に出たのではないか。
その作戦は長期に及び、その間にNATO諸国の政権が交代することで、ウクライナへの支援も弱くなるとの判断だ。
今、停戦しなければ欧米がじり貧になるが、原理主義者のバイデン大統領はどのように判断するのか。

ノルドストリーム1の天然ガス供給再開、ロシアからドイツに


<(CNN) ロシアのエネルギー大手ガスプロムは21日、パイプライン「ノルドストリーム1」経由の天然ガスの輸送を再開した。運営事業者のホームページのデータからわかった。>
<ドイツの輸送網規制当局トップは20日、ガスプロムの21日の予定輸送量は輸送能力の30%にとどまるとツイートした。パイプライン閉鎖前は、重要なガスタービンの修繕を巡る争いが原因で、能力の40%しか輸送が行われていなかった。>
<EUの行政執行機関、欧州委員会のフォンデアライエン委員長は同日、ロシアの天然ガス供給の全面停止は「あり得るシナリオ」だと警告した。>

この再開はロシアからドイツへのシグナルだ。
NATOの結束をエネルギー供給で崩していく。
ロシアへの経済制裁より、ドイツへの天然ガス停止の方が強いとみた。
状況はロシア有利だ。
日本もサハリンのガスの利権をどのようにするか。
欧米と一緒では国益に反するかもしれない。

【英保守党党首選】 スーナク前財務相とトラス外相が決選投票へ 勝者が次の英首相に


<英与党・保守党の党首選で20日、保守党下院議員による5回目の投票が行われ、リシ・スーナク前財務相とリズ・トラス外相が上位2人となり、党員全員が投票する決選投票に臨むことになった。決選投票の勝者は、自動的に次のイギリス首相となる。>
<ジョンソン首相の辞任に伴う保守党党首選では、前回投票でペニー・モーダント通商政策担当相がトラス氏に僅差でリードして2位だったが、今回はトラス氏がそれを覆し、1位がスーナク氏(137票)、2位がトラス氏(113票)、3位がモーダント氏(105票)だった。最も少ない票数の候補が脱落する仕組みのため、決選投票はトラス氏とスーナク氏で行われる。>

ペニー・モーダントさんが、脱落した。


7月18日のブログで紹介した猫のラリーは、次の首相でも首相官邸のネズミ捕り長官を続けそうだ。

イタリア首相、辞表提出 連立政権崩壊で


<【7月21日 AFP】イタリアのマリオ・ドラギ(Mario Draghi)首相(74)は21日、連立政権の崩壊を受けて辞表を提出した。大統領府が声明で発表した。>

ところで英国に続いてイタリアも首相が辞任。
次はどこの国の政権が変わるのか。

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