ウクライナ、奪還領土を急拡大と説明 大統領は停電でロシアを非難・ウクライナ軍、東部で反転攻勢続く ロシア軍は補給拠点から撤退/「ウルトラファストファッション」 環境に負担も若者魅了

ウクライナ、奪還領土を急拡大と説明 大統領は停電でロシアを非難


<ウクライナは11日、東部での反攻を急進展させ、ロシアに占拠されていた領土3000平方キロメートル以上を奪還したと主張した。また、東部全域でロシアが停電を引き起こし、住民からと電気と暖房を奪っているとして、同国を非難した。>
<ウクライナ軍は東部で反撃に出ている。10日にはロシア軍の重要な補給地であるハルキウ州イジュームとクプヤンシクに進軍した。
一方、ロシア国防省は、自軍が「再編成」のためイジュームとクプヤンシクから撤退したと発表した。>
<ロシア国防省はまた、ドネツク地方の前線での「取り組みを強化する」ため、3番目に重要な町バラクリヤから部隊を撤退させたことも認めている。ウクライナ軍は9日、同町に入った。>
kharkiv

ウクライナ軍、東部で反転攻勢続く ロシア軍は補給拠点から撤退


<(CNN) 反転攻勢を続けるウクライナ軍は11日、ロシア軍が東部ルハンシク州の補給拠点スバトボから撤退したと発表した。
スバトボは、ドネツク州との境界に沿った10日時点の前線から40キロほど北に位置し、ロシア軍が前線への補給拠点にしていた。>

ウクライナが攻勢に出てロシアの占領地を奪還していることをロシアも認めている。
ロシア系の多い地域まで奪い返すと、その防備はたいへんだ。
内にも敵がいるからだ。
ロシア系住人の取り扱い方で逆にウクライナの評判が落ちることになるかもしれない。
ロシアが体制を整えると逆に重要地点に奇襲攻撃をかけるかもしれない。
それを見越して防御態勢を整えないと戦場に屍が増えるだけだ。

「ウルトラファストファッション」 環境に負担も若者魅了


<【9月12日 AFP】低価格の衣類をインターネットで気軽に購入できる「ウルトラファストファッション」が、若者の間で人気だ。だが環境活動家らは、その流行の陰に重大な問題が隠れていると指摘している。>
<この業界の主要ブランドは、英国の「ブーフー(Boohoo)」や中国の「シーイン(SHEIN)」、香港の「エミオル(Emmiol)」などだ。商品は瞬く間に生産され、超安値で販売される。実店舗でチェーン展開するスウェーデンの「H&M(へネス・アンド・マウリッツ)」やスペインの「ザラ(ZARA)」など「ファストファッション」ブランドにとっては手ごわい競争相手だ。>
<だが環境保護団体は、ウルトラファストファッションは「使い捨て服」現象であり、資源の著しい浪費だと批判する。Tシャツを1枚生産するために使われる水は2700リットルにも上るが、そうして出来上がった製品はあっという間に捨てられてしまうというのだ。>
<仏環境・エネルギー管理庁(French Agency for Ecological TransitionADEME)によると、世界の温室効果ガスの年間排出量にファストファッション業界が占める割合は2パーセントとなっている。これは航空と海上を合わせた輸送セクターの排出量に匹敵する。>

SDGsの中17の目標の中に、
     6.安全な水とトイレを世界中に
  12.つくる責任、つかう責任
とある。
Tシャツを1枚生産するごとに2,700リットル使われるが、そのTシャツが簡単に捨てられるとなると安全な水や製造するための電気量も無駄になり、その廃棄物を燃やすことで温暖化ガスが増える。
ウルトラファストファッションのTシャツは1枚当たりわずか4.8ドル(約680円)程度という。
わたしが使っている〇ニ〇ロのTシャツの半分以下だ。
そのTシャツをどれだけの年月着ているかは、家人が呆れるほどだ。
ウルトラファッションは実店舗を持たず、ネットを使って商いをしているのだろうが、製品を運ぶたびに温暖化ガスが発生する。
お財布には優しいが、環境には厳しいということになる。
SDGsとは外れてしまうが、そのような売る方も買う方もあるのだろうか。

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