2022年ノーベル平和賞、ウクライナやロシアなどの人権団体や個人に/バイデン氏、核兵器による「アルマゲドン」のリスクは「キューバ危機以来」/「欧州政治共同体」が初会合 対ロシアで団結

2022年ノーベル平和賞、ウクライナやロシアなどの人権団体や個人に


<【10月7日 AFP】ノルウェーのノーベル賞委員会(Norwegian Nobel Committee)は7日、2022年のノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)を、ベラルーシの人権活動家アレス・ビアリアツキー(Ales Bialiatski)氏と、ロシアの人権団体「メモリアル」(Memorial)、ウクライナの人権団体「市民自由センター(Center for Civil Liberties)に授与すると発表した。>

ノーベル平和賞は政治的なメッセージを含んでいる。
今回はあからさまだ。
とは言え、賞を取ったとしても現状が変わるものではない。
活動資金が入るだけましか。

バイデン氏、核兵器による「アルマゲドン」のリスクは「キューバ危機以来」


<アメリカのジョー・バイデン大統領は6日、ウクライナでの戦争をめぐり、核兵器による「アルマゲドン(最終戦争)」のリスクは1962年のキューバ危機以来最も高い水準にあると述べた。>
<バイデン氏はニューヨークで行われた民主党の会合で、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナの前線で敗退を喫した後に、戦術核兵器を使用すると語った時、プーチン氏は「冗談を言っているわけではなかった」と述べた。>
<プーチン大統領は1日の演説で、第2次世界大戦末にアメリカが日本に対して核兵器を使用したことが「前例」を作ったと述べた。BBCのスティーブ・ローゼンバーグ・ロシア編集長は、西側諸国がこの発言を気にしないはずはないと指摘している。>

これも中間選挙狙いの発言だ。
ロシアの危険性を煽り、現政権の外交政策の正当化している。
キューバ危機は回避された。
ウクライナ問題も解決できるものと暗に示しているのではないか。

「欧州政治共同体」が初会合 対ロシアで団結


<【10月7日 AFP】チェコの首都プラハで6日、「欧州政治共同体(European Political Community)」の初会合が開かれた。欧州連合(EU)加盟国にウクライナ、英国、トルコなど非加盟国を加えた44か国の首脳が参加し、ウクライナ侵攻をめぐり深まるロシアの孤立を示した。>
<フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領が発案した同共同体は、「政治的協調に向けたプラットフォーム」をうたっていたが、首脳の集合写真以外に具体的な成果はほとんどなかった。マクロン氏は「これは何よりもまず、団結のメッセージを送るものだ」と語った。>

形式から入ったものだ。
ロシアの核に対して欧州諸国の共同しか対抗手段がないともいえる。
ロシアへの経済制裁より、欧州諸国がエネルギー問題で苦しんでいる。
ロシアが戦争を継続できない状態へ持っていくのは団結しかないのか。
攻撃的な考えとしてはロシアの潜水艦を探し出してすべて沈めれば良い。
今は宣戦布告をしていないので現実的ではないが、次のステップで第3次世界大戦になれば考えられる作戦だ。
しかし、これ以上戦争を拡散しないようにロシアの良識(核を使わないこと)を信じるのみだ。

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