New Entry Period–February ’77

All Songs from American Top 40

volume 53: New Entry Period–February ’77

[Back To Artists Index]   [A-C] [D-H] [I-M] [N-Q] [R-S] [T-Z]
[Back to My HomePage]
Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

1084 Carry on the Wayward Son-Kansas77.02.05 : 36,30,25,21,18,16,15,13,11,11,14,21,34(577/577)

[NEXT]
アメリカのバンドにしてはプログレ的な要素をふんだんに持ったグループであり、この曲の完成度の高さとドラマチックな展開は強烈なインパクトを持っていた。邦題は「伝承」。

1085 Rich Girl-Daryl Hall & John Oates
77.02.05 : 38,28,21,18,12,9,3,1,1,4,10,12,18,30(1054/2795)
[PREV][NEXT]
Hall & Oatesの名前を一気に世に知らしめた曲だが、ここから黄金時代にストレートにつながっていかなかったあたりがヒットチャートの面白いところである。まあ、この曲についていえば、曲自体のインパクトの方がアーティストパワーにまさっていたことも確かである。

1086 Moody Blue / She Thinks Still I Care-Elvis Presley
77.02.05 : 39,37,35,33,31(130/2249)
[PREV][NEXT]

1087 In the Mood-Henhouse Five Plus Two
77.02.05 : 40(21/21)
実質的にはRay Stevensの手によるもので、しっかりとNovelty扱いになっている。原曲はGlenn Millerの30年代のスタンダードナンバーである。

1088 Long Time-Boston
77.02.12 : 32,28,24,22,22,22(216/993)
[PREV][NEXT]
前作と比べてチャート上で大きな成功に至らなかったのは、客観的に考えて、曲が単調で、平凡だったからであろう。といっても、他に何をカットすべきだったか、といわれると難しい問題だが。

1089 Crackerbox Palace-George Harrison
77.02.12 : 39,34,30,26,24,20,19(238/1776)
[PREV][NEXT]
曲を重ねるごとに自分のペースを取り戻していった感じが強い、こじんまりとではあるがよくまとまった作品である。

1090 Say You’ll Stay until Tomorrow-Tom Jones
77.02.12 : 40,36,28,24,19,17,15,15,16,32(391/391)
Epicへの移籍第1弾ということで6年ぶりのTop40ヒットとなった。カントリーではNo.1ヒットを記録しており、Engelbert Humperdinckとほぼ同時期にTop40ヒットを放ったのも非常に不可思議。大スターの風格とともに、いつまでもキワモノの臭い(体臭がきつそう)が離れない不思議な人である。

1091 Don’t Give Up on Us-David Soul
77.02.19 : 31,27,23,17,8,4,3,2,1,4,6,16,31(974/974)
日本でもその後人気がかなり出たアーティストなのだが、アメリカではこの曲だけがTop40ヒットになっているのは意外である。イギリスでのNo.1ヒット「Silver Lady」もTop40入りを逃している。邦題は「やすらぎの季節」、春に向けてヒットした、暖かさがある曲である。

1092 Maybe I’m Amazed-Wings
77.02.19 : 37,26,20,15,13,11,10,12,18,24,40(494/9460)
[PREV][NEXT]
77年というとイギリスで「Mull of Kintyre」が9週連続1位と大ヒットしたWingsなのだが、アメリカのシングルチャートでは全くぱっとしない1年となった。この曲もじっくりと聞かせるタイプの曲で内容は良かったのだが、いかんせん地味な印象は拭えず、最高位10位は妥当なところか。邦題は「ハートのささやき」。

1093 Here Come Those Tears Again-Jackson Browne
77.02.19 : 38,34,30,27,23,23(191/191)
[NEXT]
72年の出世作「Doctor My Eyes」の最高位8位以来、5年ぶりのTop40ヒットとなるわけだが、シングルヒットの存在などどうでもいいほど、アルバムの内容に考えさせられることの多いアーティストである。Jackson Browneの場合、自分のおかれている精神的な状況がそのまま歌の内容に反映されてしまう希有なアーティストなのだが、この曲の収められたアルバム「The Pretender」は、妻Phillysの自殺の直後に作られたことで、内容も深く苦悩が沈殿したものになっている。アルバムのタイトル曲「The Pretender」(信じられないことにシングルカットされている)に現れる「Say a prayer for the pretender」という「神」への語りかけにその感は強い。

1094 Fancy Dancer-Commodores
77.02.19 : 39(22/1669)
[PREV][NEXT]
申し訳ないが全く記憶にない。(いやだけど)ベストでも買うかあ。ということで貸しレコード屋で借りてきました。ブラスとの掛け合いもあり、予想以上にまとまったいい曲だった。しかし、チャート上でバラードとの成績の差がこれほど激しいと、ライオン・ネリハミガキいや、まちがえたLionel Richieも頭に乗ると言うところか。

1095 Sam-Olivia Newton-John
77.02.19 : 40,36,32,26,24,22,20,20,35(296/4972)
[PREV][NEXT]
このころのOliviaの一連の「売れはしなかったけれど曲は良かった作品」の最も顕著な例ではないだろうか。切ないバラードで、彼女の声質にあっている。日本でもややヒットした。

1096 Bite Your Lip (Get Up and Dance ! )-Elton John
77.02.26 : 36,28,28(91/12259)
[PREV][NEXT]
ついにこの曲にコメントをつけなければならないところまで時代は進んでしまった。「Rock of the Westies」あたりからさしてきた影が、具体的な低迷の形で現れてしまった。チャートだけでなく曲自体の出来も全く全盛期の面影はないほどである。

1097 So Into You-Atlanta Rhythm Section
77.02.26 : 37,29,21,16,14,12,10,9,8,7,7,7,17,21(760/812)
[PREV][NEXT]
それまで地味に活動を続けてきた彼らが、この曲で一挙に陽の目をあびてしまう。クールなリズムラインに乗せた緊張感のあるフレーズが印象的。充実したスタジオ・セッションがそのままヒットを生んだ感じである。

1098 Right Time of the Night-Jennifer Warnes
77.02.26 : 39,35,29,25,21,19,15,11,10,8,6,6,13,19(694/694)
[NEXT]
80年代に入り相手が違う2曲のデュエットによるNo.1ソングを持つJennifer Warnesだが、ソロとしてTop40に送り込んだのは70年代の2曲だけである。邦題は手元の資料では「星影の散歩道」になっているのだが、本当かな。いずれにせよ、70年代前半には少なかった、いかにもアダコン、といった感じのヒットである。

1099 The First Cut Is the Deepest-Rod Stewart
77.02.26 : 38,34,31,29,27,23,22,21,22(302/2432)
[PREV][NEXT]
大ヒットとなった前作のあと、いったいどういう路線の曲を持ってくるのか楽しみだったが、意外にもCat Stevens作品の、この地味な曲を持ってきた。もちろんいい曲だが、大きなヒットにならなかったのも納得できる。まあ、これでいいのでしょう。

1100 I’ve Got Love on My Mind-Natalie Cole
77.02.26 : 40,27,20,14,12,9,8,7,6,5,8,18,25,39(744/1651)
[PREV][NEXT]
どちらかというとジャズに近い雰囲気を持つ曲で、彼女の歌唱力を堪能できる。ソウル・チャートでは5週もNo.1になった曲で、その品格たるやたいへんなものである。

whatsnew.html

「はてブ」ボタンを設置しました!何が起こるか、是非クリックお願いします♪

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
PAGE TOP