New Entry Period–December ’81

All Songs from American Top 40

volume 111: New Entry Period–December ’81

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

2176 Someone Could Lose a Heart Tonight-Eddie Rabbitt81.12.05 : 32,27,25,21,*,19,16,15,15,34(404/3868)

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Eddie Rabbittの中では、やや都会的でポップ作りを意識しすぎているような気がして、今一つ好きになれなかったりしたのだが、曲そのものの水準としては低くないと思う。

2177 Wreck My Brain-Ringo Starr
81.12.05 : 39,38(45/3775)
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76年「A Dose of Rock & ROll」以来雌伏5年、久しぶりのTop40登場と言うことになるのだが、なんというか、時の流れを感じさせない「そのまま」な雰囲気で、それでもTop40にひっかかったのはひどい言い方をすれば「便乗商法」か。

2178 Under Pressure-Queen & David Bowie
81.12.05 : 40,35,33,31,*,29,29,32(228/7173)
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Freddieの死後、この曲なども「往年の名曲」扱いをされるようになってしまった。確かに現代のヒップポップなどの雰囲気につながるものを秘めているという捉え方もでき、先駆と考えられないこともないのだが、私自身はこの最高位の低さのほうが、当時の受けとめられ方の真実を感じる。

2179 Shake It Up-Cars
81.12.12 : 32,28,24,*,21,18,14,13,9,6,5,4,4,4,9,13,29(977/1737)
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Carsとして初のコマーシャル的な成功を収めたナンバーだと言っていいだろう。イントロから最後まで軽快に聴かせ続けてしまうのに脱帽。ビデオクリップも非常に印象的だった。80年代の息吹を感じさせるポップスの名曲と評価していいだろう。

2180 Waiting on a Friend-Rolling Stones
81.12.12 : 36,30,26,*,20,17,16,14,13,13,13,35(514/6685)
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この「wait on」の使い方は「給仕する」でなくて、「待ちこがれる」なんだ、といった英語のウンチクが飛び交ったのがこの曲である。アルバムも良かった、ということで、やはりStonesこそロック時代の最大の「現在進行形」を続けたバンドだったのだなあ、と感慨深いものがある。

2181 She’s Got a Way-Billy Joel
81.12.12 : 37,32,28,*,26,24,23,23,38(290/6627)
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本格もののバラード、である。やはり、こうした「歌であることの価値」を伝える弾き語りものこそ、Billy Joelの持ち味であろう。バラードではEltonに並びうる水準の作品がたしかにいくつかあることを否定できない。でも、ロックになると全然だったりする、というのが私の評価である。

2182 Castles in the Air-Don McLean
81.12.12 : 40,38,36,*,36(119/1451)
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72年の名曲「Vincent」のB面で、その当時両面ヒットとしてクレジットされたほどの曲である。ともあれ、ヒットしてくれてめでたいのだが、同時にこの曲が彼にとって最後のHOT100ヒットになってしまったので寂しい限りである。物語歌を語らせたらこのあたりのアーティストは非常に素晴らしい。

2183 Come Go with Me-Beach Boys
81.12.19 : 34,30,*,24,21,19,18,18(302/1615)
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イギリスの「現在進行形最長不倒」がストーンズなら、アメリカではやはりビーチ・ボーイズとなるだろう。なんとなくアメリカ人がなぜ彼らを好きでい続けるのか、わかるような気がする。

2184 Leader of the Band-Dan Fogelberg
81.12.19 : 37,33,*,23,19,17,16,14,12,10,10,9,9,15,32,35(737/3207)
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この月は地味だが、かなりいい曲が集まっているぞ、オイ!81年の冬は例年になく寒かったのだろうか、などとも思ってしまうほど、内側から暖めてくれるタイプの曲が多い。この曲も本当にいい曲で、Top10入りを素直に喜ぼう。

2185 More Than Just the Two of Us-Sneaker
81.12.19 : 39,37,*,37,36,34(146/146)
やや「産業系」の作りになっていて、当時はそれほど評価されなかった。というより、「本気かよ」と思わせるタイトル以外には評判にならなかったような気がする。

2186 You could Have Been with Me-Sheena Easton
81.12.19 : 40,32,*,28,23,21,20,19,17,15,15,30(459/2769)
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やはり前作で「楽をしすぎた」報いなのか、セールス的には成功とは言えないレベルのヒットにとどまった。曲自体のインパクトの弱さも災いした、というところだろう。

2187 Take It Easy on Me-Little River Band
81.12.26 : 35,*,30,22,18,17,16,14,12,11,10,10,16,33,36(667/5198)
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これも地味なのだが、Top10入りは見事である。70年代前半のAmerica(名前のない馬のあのグループ)の地位を見事に継承している。ベスト盤を持ちたいアーティストの一つであろう。

2188 Love Is Alright Tonight-Rick Springfield
81.12.26 : 40,*,35,30,26,24,22,20,20,36(319/2659)
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女々しさが足らない分だけヒットが大きくならなかった、という感じだろうか。ルックスの良さが前面に出れば出るほど売れなくなっていった珍しいアーティストであろう。(ひどい話だ)

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