1手指すほうが悪くみえるという中盤、11:15には大勢決したと思われたが、先手の阿部健治郎七段が見事勝利!
戦型は先手居飛車の後手ノーマル三間飛車。橋本崇載はかつて金髪ブタゴリラ姿でNHK杯に出たこともある。今日はモヒカン狩りで精悍な印象。
序盤は阿部の作戦勝ちで、モヒカンは気合いの角切り5五角。
モヒカンが先手の飛車角並んだ5筋に飛車を移動させると阿部の49手目4五歩が緩手で、以降はモヒカンが押しまくり。先手玉の一間下に馬が迫った局面では、解説の若くないほうの藤井(九段)も後手勝ち断言。
阿部の99手目7四桂打と相手の打ちたいところに打ての犠打で凌ぐところから見せ場到来。先手の端攻め下段龍の美濃崩しを見せ始めると解説の老藤井も様子が変わってきた発言。
途中までソフトの評価値的は後手持ちなのだが、先手がひっくり返したかの勢い。勢いというのは流れと同義であるのだろうか。この辺りはもっと深くマシンに読ませると明らかになるのかな、と。ソフト解析では解明しきれない不思議な流れを感じてしまった。
117手からは阿部七段の押せ押せムードがずっと続き、結局、阿部七段が長手数167手で勝利。手数を感じさせない面白い将棋。それにしても、98手の局面からよく逆転出来たな〜。
あ、下の大きな写真↓は解説ではなくて、将棋講座の佐藤(伸)七段と旧姓室谷さんでしたm(_ _)m
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