今宮純氏の訃報に際し感じたこと

自分が歳をとってきたからか、年配の方々を中心に訃報をきくことが多くなっている。

そうした場合の多くは、かつては頻繁に目にし耳にし親しんでいたのに、いつのまにやら疎遠になった方の訃報だったりする。ほぼ完全に意識下から消えていたのに、訃報をもってまた自分の意識に戻ってくる。その時にはもうその人はいない。この世の無常を感じる瞬間でもある。そして、自分はまだ生きていると安堵したりもする。

今宮純氏は社会人になった年からF1中継で大変世話になった。F1と言えばフジテレビ、否、東京中日スポーツ、否、今宮純だったのである。セナ事故死の中継、三宅アナ、川井レポーターとの沈痛な現地中継はこんな情景をTV中継してよいものかと思ったものだ。そういう私も翌朝の出勤が気になりながら一睡も出来なかった。

70歳、虚血性心疾患とのこと。自分も血管、心臓を労わらなくてはいけない。合掌。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200110-00010060-chuspo-spo

同じくモータースポーツ・ジャーナリストとして活動している今宮雅子夫人のコメント全文は以下のとおり。

■お報せ■

 令和2年1月4日朝、夫、今宮 純が永眠いたしました。
 本日10 日、故郷、小田原の菩提寺にて密葬を執り行いましたので、謹んでご報告いたします。

 皆様には、生前のご厚誼に心より感謝いたします。

 昨年末より少し体調を崩してはおりましたが、亡くなる前日にも親族の集いに参加し、帰宅後は楽しそうにその様子を語っていました。
 あまりに突然の出来事に、私共もまだ信じられない気持ちでおります。

 子供のころからモータースポーツが大好きで、レースを愛し、F1 を愛し、その喜びを伝えることを職業とし、皆様に支えられながら歩んできた、幸せな70 年の人生であったと思います。
 2020 年シーズンをとても楽しみにしておりました。
 突然の終止符は本人にとっても驚きであったと思いますが、先に旅立たれた先輩の方々と一緒に、大空の何処かからモータースポーツを見守り、笑顔で拍手を送り続ける姿を想像しております。

 後日、お別れの会を開かせていただく所存でございますので、詳細が決まりましたらあらためて連絡いたします。

 これまで夫、純を支えてくださった方々、親しく言葉を交わし、たくさんの思い出を共有してくださった方々、ファンの皆様に――心から、ありがとうございました。

令和2年1月10日
今宮 雅子

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