第33期竜王戦 挑戦者決定戦 第1局 急転直下の7手詰め 羽生九段の衰え著しく、丸山九段先勝

誰も読んでくれないかもしれないのだが、先に終わった名人戦については全6局まとめて記事をアップするつもりで勝手に準備している。豊島名人の失冠シリーズを振り返るのは面白い話ではないのだが、何としても10月開幕の竜王戦までには調子を取り戻してほしいと願っている。7月からの不調はタイミング的に永瀬叡王との叡王戦が影響していると思われるが、そうとばかりも言えない部分もあると思われる。

さて、その豊島竜王への挑戦権をかけての決定戦の第1局が終わった。わずか76手で約9倍の時間差をつけられての完敗。これでは挑戦権は無理に思える。私でも詰められそうな7手詰め、これは以前の羽生ではない。逆に丸山九段は藤井棋聖、久保九段と手ごわいところを倒して竜王戦に賭けている意気込み十分。豊島竜王まさかの無冠転落は避けてもらいたいと思う。豊島竜王には叡王奪取に全注力してほしい。

見るからにガックリの羽生九段。

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