母親はミニクリームパンが好きで帰省した時には買っていったものである。私はつぶあんぱん派である。
あと2日しかない。捨てようと思っていた紙袋群の中から大量の写真とネガが出てきた。他には父親の著作について記された新聞記事や手紙、幼少時の写真までうんざりほどである。
母親がとっておいたであろう衣類が押入れのケースにずっしりあった。私の記憶の片隅にもないもの(多くの記憶にあるものも含めて)は再来週に全て今生の別れをすることになる。
この家の処分を進める方向で進んでいるが、大きな間違いをしているような気もしている。年間◆0万円の維持費を惜しんで売却してしまっていいものだろうか。その前に売れるのか?こんな片田舎の階段なし4階が。