そんなことってある?
と、ついつぶやいてしまった話。
米第30代大統領、カルビン・クーリッジの妻が
ニワトリ農場を視察に来たときの話。
オスがメスと交尾しているのを見て、
妻は係員にこう尋ねました。
「オスは毎日どれだけ交尾するの?」
係員が答えます。
「毎日、何十回と交尾します」
すると、妻はこう言います。
「その話、夫にしてあげてください」
後日、クーリッジ大統領が視察に来たとき、
農場の係員が言いました。
「大統領、奥さんがこんなことおっしゃってました」
大統領、顔色ひとつ変えずに
「ふむ。毎回、同じメスとかね?」
「いえ、別のメスとです」
「その話を妻にしてやってくれたまえ」
この話が元になって、
相手さえ変えれば、オスは興奮し続けるということが
「クーリッジ効果」と名付けられたそうです。
そんなことってある?
いや、男として、その気持ちは激しく分かります。
疑義をさしはさむ余地は1ミクロンもありません。
それはそれとして、男の性欲の象徴として、
大統領の名前が使われるなんて。
そんなことって……。
ど~でも良いことばかりを論って
本当に大切な論議がなされない状態を
そろそろ「ミンシン効果」と名付けたい今日この頃。