サウジなど4か国、カタールと国交完全回復/コロナで医療逼迫、助かる見込みが極めて低い患者の搬送中止/経営陣の賞与で環境・社会的価値を評価/政府、1都3県への緊急事態宣言は2月7日まで

サウジなど4か国、カタールと国交完全回復 3年の対立に幕


<【1月6日 AFP】サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン(Faisal bin Farhan)外相は5日、同国を含むアラブ4か国とカタールの間で3年以上にわたり断絶していた国交が完全に回復したと表明した。>

元は言えば、カタールはイランと親しく、否定はしているが、同国がイスラム過激派を支援していたことにある。
サウジアラビアら4ヶ国がカタールと国交を回復したということは、カタールをイラン陣営から引き離したことと考えられる。
中東はイラン対反イランの構図でイスラエルとアラブ諸国とが国交を締結するまでになった。
これは宗派を超えた戦いになっている。
これにトルコが絡むのでややこしい。
覇権を握るのは、新興のサウジアラビアか旧ペルシアのイランか、オスマントルコ帝国を復活させたいトルコか目が離せない。
そして、欧米、ロシアが武器を供給して稼ぐのか。
なかなか戦争が無くならない訳だ。

コロナで医療逼迫、助かる見込みが極めて低い患者の搬送中止 米LA


<【1月6日 AFP】新型コロナウイルスの感染が拡大し、医療が逼迫(ひっぱく)している米ロサンゼルスでは、助かる見込みが極めて低い患者について、病院への搬送を中止し、酸素の使用を制限している。>
<同郡の救急医療当局は4日、成人の心停止患者を現場で蘇生できない場合は病院に搬送しないよう指示した。さらに、酸素の使用についても、酸素飽和度90%未満の患者に限定することで節約するよう指示した。>

救急患者が選別される。
まるで大災害後のようである。
しかし、これが当分の間続くのだ。
カルフォルニア州は民主党の知事ではなかったか。
トランプ大統領は新型コロナウイルスの不手際で再選されなかったが、これは政治の問題なのか。
国民性がと言いたいが、日本も感染者数、重症者数が増えてきた。
緊急事態宣言が発令されても中途半端である。
今のLAが明日の東京かもしれない、って誰か言いそうだな。

アップル、経営陣の賞与で環境・社会的価値を評価


<【1月6日 AFP】米アップル(Apple)が、経営陣の賞与の査定で重視する環境・社会的価値の項目を作成していることが、規制当局に5日に提出した報告書で分かった。>
<同社によると、持続可能エネルギーや労働環境の多様性、その他環境・社会問題などアップルの価値観に沿って行動すると、査定の際に評価され、賞与が最大10%増減する可能性があるという。>

EGS投資(ESGは環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の英語の頭文字を合わせた言葉です。投資するために企業の価値を測る材料として、これまではキャッシュフローや利益率などの定量的な財務情報が主に使われてきました。それに加え、非財務情報であるESG要素を考慮する投資を「ESG投資」といいます。ESGに関する要素はさまざまですが、例えば「E」は地球温暖化対策、「S」は女性従業員の活躍、「G」は取締役の構成などが挙げられます。)に対応した世の中を先取りした取り組みだ。
追随する企業が増えるのではないか。
日本企業はどうかな?

政府、1都3県への緊急事態宣言は2月7日までとする方針


<[東京 6日 ロイター] – 複数の国内メディアによると、政府は7日に決定する見通しの緊急事態宣言について、東京、埼玉、千葉、神奈川を対象に来月7日までとする方針を固めた。>

今日の発表では、東京(1591人)、大阪(560人)、愛知(364人)と過去最高の感染者を出した。
そもそもお店より客の飲食の仕方が悪いから感染が拡がるのだろう。
そして家庭内で感染する。
悪循環だ。
国会議員はまだ冬休み。
税金泥棒か。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(5日午後8時時点) 死者185.4万人に


<【1月6日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間5日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は185万4305人に増加した。

これまでに世界で少なくとも8563万80人の感染が確認され、少なくとも5361万5900人が回復した。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

4日には世界全体で新たに8890人の死亡と53万1524人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1679人。次いでドイツ(944人)、メキシコ(544人)となっている。

最も被害が大きい米国では、これまでに35万3628人が死亡、2082万3856人が感染した。

次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は19万6561人、感染者数は775万3752人。以降はインド(死者14万9850人、感染者1035万6844人)、メキシコ(死者12万7757人、感染者145万5219人)、イタリア(死者7万5680人、感染者216万6244人)となっている。

人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの170人。次いでスロベニア(139人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(126人)、イタリア(125人)、北マケドニア(122人)となっている。

地域別の死者数は、欧州が58万9554人(感染2737万3087人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が51万3573人(感染1580万6125人)、米国・カナダが36万9554人(感染2143万1350人)、アジアが22万1882人(感染1406万34人)、中東が9万871人(感染407万4045人)、アフリカが6万7926人(感染285万4243人)、オセアニアが945人(感染3万1202人)となっている。

各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>

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