国や専門家が認めないコロナ 「空気感染」は不都合な真実か/9.11から20年 分断の米国、追悼式典で団結訴え

国や専門家が認めないコロナ 「空気感染」は不都合な真実か


<「政府が感染経路をごまかしてきたことが感染を拡大させた元凶だ」。新型コロナウイルスの主要な感染経路として政府が否定している「空気感染」を前提とした対策を取るよう求めて、感染症などの専門家38人が緊急声明を出した。声明に名を連ねた一人で感染制御学が専門の愛知県立大の清水宣明教授に話を聞くと、国がかたくなに空気感染を認めてこなかった理由が見えてきた。>
<世界保健機関(WHO)や米疾病対策センター(CDC)は今春、新型コロナは空気中に漂うウイルスを含んだ微粒子「エアロゾル」を吸い込むことで起きる「空気感染」(エアロゾル感染)が感染経路だと明記しました。しかし、声明を発表した後も加藤勝信官房長官が「主な感染経路は飛沫(ひまつ)と接触感染」(8月31日)と発言するなど、国はかたくなに空気感染を認めていません。>
<最初に否定してしまったものを今更認めるわけにはいかないのでしょう。苦しい立場ですね。国やABの専門家が当初否定した理由は、専門家会議の議事録(昨年2月24日)で触れられています。議事録によると、エアロゾル感染を明記した方が良いという意見に対し「単にエアロゾル感染と書くと、たちまち医療機関では医療用のN95マスクがなくなり、一般の方は恐ろしくて外出できない状況にもなりうる」との発言がありました。>
<声明で挙げた効果的な対策は主に不織布マスクの着用徹底と換気です。>

リモート勤務が向かない工場勤務だ。
毎朝、起床してから体温を測定して、会社で記録する。
会社から不織布マスクを支給されているので、家を出てから帰宅するまで昼食や水分を補給する以外はマスクを外さない。
始業時間が8時半なので、通勤の電車は比較的空いている。
その上、JRの車両は強制的に空気を換気している。
会社では二酸化濃度計で部屋の空気を管理し(1000ppm以下)ている。
おかげさまで、事務所での感染者はゼロ。
他の人も真っ直ぐ帰る習慣が付いているのだろう。
国がエアロゾル感染を認めても大勢に影響はないだろう。
感染当初のように不織布マスクが不足することもないはずだ。
中国政府が外交手段として使っても国内産で事足りれば問題ない。
ワクチン接種が増え、感染者や重症者が抑えられれば、インフルエンザ並に扱える。
インフルエンザも、カラオケで感染する。
カラオケのマイクは個人別、スポーツ観戦も酒を飲んでも声を出さなければ問題ないだろう。
元の生活へは当分戻らないが、段階的にどのように緩和するかは手探りか?

9.11から20年 分断の米国、追悼式典で団結訴え


<【9月12日 AFP】米国は11日、2001年の同時多発攻撃から20年の節目を迎え、各地で厳粛な追悼式典が開かれた。出席者からは団結を呼び掛ける声が相次いだが、混迷を極めた米軍のアフガニスタン撤退と、同国でのイスラム主義組織タリバン(Taliban)の政権復帰が影を落とした。>
<式典では、ハイジャックされた旅客機が北棟に激突した午前8時46分を皮切りに、2機目の旅客機が南棟に突っ込んだ9時3分、首都ワシントン近郊の国防総省に3機目の旅客機が突入した9時37分、南棟が崩壊した9時59分、4機目の旅客機がペンシルベニア州シャンクスビル(Shanksville)に墜落した10時3分、そして北棟が崩壊した10時28分の計6回、黙とうがささげられた。>
<追悼式典は、国防総省とシャンクスビルでも開かれた。シャンクスビルの式典には、当時の大統領だったジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)氏が出席し、事件発生直後に米国が見せた団結は現在では「遠いものに思える」と指摘。「われわれの政治の大部分が、怒りと恐怖、恨みに赤裸々に訴えるものになってしまった。これにより、この国について、そしてわれわれが共に歩む未来についての懸念が生まれている」と述べた。
前日公開した動画メッセージで国民に結束を呼び掛けていたバイデン氏は、ニューヨークに続きシャンクスビルを訪問した際、「われわれは今後4年、5年、6年で、民主主義が機能し得るか否かを示すことになるだろうか?」と問いかけた。
だがそうした団結の訴えは、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領により打ち砕かれた。トランプ氏は11日に公開した動画メッセージで、バイデン政権がアフガニスタン撤退で見せた「無能さ」を非難。その後、ニューヨーク市内の警察署を訪問し警察官らと面会した際には、米国は「恥をかいた」とコメントした。>

アメリカ本国を他国に攻撃されるなどこれまでなかった。
だから、9.11を境にアメリカ国民の意識も変わった。
当時は国が一体となって犯人であるアルカイダのせん滅を目的にアフガニスタンに進出したが、20年も経てば厭世気分になる。
撤退のタイミングを逃した結果だ。
そんな中、バイデン大統領は国の団結を訴え、トランプ前大統領は、アフガニスタンからの撤退の不手際話を攻める。
コロナの目途が立ち、アメリカの経済が回復するまで、混迷は続くのではないか。

PAGE TOP