北京冬季五輪のボイコット訴え、東京都内でデモ/外食も賃金も…日本がはまった「何でも安い国」の深刻


北京冬季五輪のボイコット訴え、東京都内でデモ


<【10月3日 AFP】東京都内で2日、中国が抱える人権問題を理由に2022年北京冬季五輪のボイコットを求めるデモが行われた。
東トルキスタンの旗や「光復香港、時代革命(香港を取り戻せ、時代の革命だ)」と書かれた横断幕などが掲げられた。>

日本のマスコミは報道しないなあ。
中国には忖度だらけ。
日本の政府の文句を平気で言うのは建前上言論の自由がある国だからかな。

外食も賃金も…日本がはまった「何でも安い国」の深刻


<日本では1皿100円(消費税抜き)の商品が主体だが、米国では1皿2・6~3・0ドルと300円前後に設定。岡本氏は、日本価格の3倍になる主因は人件費の高さだと説明した上で、「来店客からは『この値段はおかしい。安すぎるのではないか』という反応がある」と強調する。>
<同一の商品・サービス価格が地域によって違うことを経済学で「価格差別」と呼ぶ。物価に詳しい東京大学大学院の渡辺努教授は、この現象について「米国人は値段にそれほど神経質でないので高い値段になるが、日本では少しでも値段が高いと消費者が逃げてしまうので、値段は控えめにしなければいけない」と説明する。渡辺教授の研究室が集計した図1、2のデータは、日米で外食価格の格差が拡大し、物価上昇に対して日本人が懐疑的であることを示している。>
<経済協力開発機構(OECD)によると、20年に日本の平均賃金は3万8514ドルで、OECD加盟35カ国中22位と、同4万1960ドルで19位だった韓国を下回った。各国の現地通貨建て賃金のドル換算は購買力平価(20年は1ドル=102・83円)を用いており、より生活実感に近い結果を導くとされる。1990年(当時は22カ国加盟)には日本の平均賃金は3万6878ドルで12位だったのに対し、韓国は2万1829ドル、21位だった。30年間における日本の停滞と韓国の成長を象徴している。>
<円安は購買力低下に直結する。食料や資源を輸入に頼る日本は輸入物価が上昇して生活を直撃。そこに賃金が上がらない状況が重なれば、暮らしは厳しくなる一方だ。さらに値上げに伴う顧客離れを極端に恐れる企業は、輸入品価格の上昇を製品価格に転嫁できず、収益を圧迫。賃金を上げられない悪循環に陥っている。「安い日本」から抜け出す道は見えない。>

円安は輸入品が高くなる一方、円高は輸出品が高くなり、製造業の経営が悪化する。
コロナ前、日本に観光客が多かったのも円安で安く旅行ができたからだ。
よくマクドナルドのビックマックの価格で比較することがある。
ビッグマックは世界中どこでも品質が一定だからだ。
2021年のビッグマック価格ランキングを掲載しています(対象: 57ヶ国)をみると、

日本が390円に対してアメリカ621円、ユーロ圏が552円、韓国440円だ。
コロナ前も同じような水準ならば、韓国からの観光客が多いのも当たり前になる。
韓国が日本に対して高圧的なのもそのせいかな。

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