中国の少数民族「同化政策」 着実に公式化

中国の少数民族「同化政策」 着実に公式化


<中国共産党は遠隔地の少数民族を一段と強制的に同化させる試みに着手して以降、目立たないながらも断固として、文化的同化を全土の少数民族管理政策の中心に据える動きを進めている。先週発表された最新の幼児教育の青写真では、少数民族の子供たちが固有の言語で教育を受ける権利を保証する文言がひそかに削除されていた。代わりに、「教育における民族統一の進展を深める」ことを目的として、標準中国語の教育をより重視することが新たに盛り込まれた。>
<中国政府はここ数年、新疆自治区で徹底した政策を展開。ウイグル族をはじめとするテュルク系イスラム教徒の最大100万人が、中央政府が職業訓練校と呼ぶ各地の収容所で政治的洗脳を受けている。チベット族やモンゴル族も、教育内容の変更や監視体制の強化を通して同化圧力を受けている。>
<共産党はかつて、少数民族にも漢民族と同等に発展できるだけの空間と経済的援助を与えれば、自然に同化すると考えていた。だが、習氏はもはやそのような戦略は通用しないと考えているとレイボルド氏は指摘する。
「経済発展が重要でないわけではなく、経済発展だけでは民族問題の解決にはならないということだ」>

中国の政策は少数民族を保護するのではなく、同化させて一緒にしてしまえということだ。
漢民族の中でも貧富の差はある。
仕事があるのであれば、少数民族の地域に移住することに抵抗はないだろう。
そして、思想のベクトルを一緒にするだけでなく、少数民族の血統を徐々に薄めていけばよいと考えているのだ。
中国王朝の変遷をみると、時折、漢民族ではない異民族に征服されることがある。
それが為政者には恐怖になっている。
だから、同化政策を進めようとするのだ。
知らんけど。

【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(10日午後7時時点) 死者484.3万人に


<【10月10日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間10日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は484万3739人に増加した。

これまでに世界で少なくとも2億3746万2210人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

9日には世界全体で新たに5425人の死亡と35万1868人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはロシアの962人。次いでブラジル(404人)、メキシコ(348人)となっている。

最も被害が大きい米国では、これまでに71万2974人が死亡、4431万7553人が感染した。

次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は60万829人、感染者数は2156万7181人。以降はインド(死者45万589人、感染者3395万3475人)、メキシコ(死者28万1958人、感染者372万545人)、ロシア(死者21万6415人、感染者777万5365人)となっている。

人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの605人。次いでボスニア・ヘルツェゴビナ(331人)、北マケドニア(327人)、モンテネグロ(316人)、ハンガリー(313人)、ブルガリア(311人)となっている。

地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が150万1440人(感染4530万5305人)、欧州が133万3630人(感染6941万3306人)、アジアが84万9982人(感染5464万3014人)、米国・カナダが74万1160人(感染4597万2930人)、アフリカが21万3024人(感染836万2975人)、中東が20万2156人(感染1356万1466人)、オセアニアが2347人(感染20万3220人)となっている。

各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。>

PAGE TOP