中ロ首脳が2年ぶり直接会談、「NATO拡大に反対」で一致 対欧米で結束誇示
＜中国の習近平国家主席とロシアのウラジーミル・プーチン大統領は4日、北京で会談し、北大西洋条約機構（NATO）のこれ以上の拡大に反対する共同声明を発表した。緊迫するウクライナ情勢をめぐり西側諸国の圧力に直面する中、結束を誇示した。両首脳が直接会談するのは2019年以来約2年ぶり。＞
これがオリンピック外交だ。
中露の結託をアピールしてウクライナ問題と台湾海峡問題について欧米に対抗する。
日本の立場は複雑だ。
ウクライナ問題は出来るだけ関わらないようにすれば良いが、台湾海峡問題はそうはいかない。
しかし、サプライチェーンは中国と密接につながっている。
外交は相手に弱みを見せてはいけない、と思い込んでいるから、武力を誇示するのが一般的だが、日本はそれが出来ない。
何を持って強みにするか。
経済成長を高めて、技術力をアップさせるのが基本。
コロナが収束すればインバウンド景気が戻ってくると信じて札幌にオリンピックを誘致しようと浅はかな考えを変えないとこの国の未来が見えてこないだろう。
北京五輪開会式、韓服衣装に非難 韓国大統領候補「文化の盗用」
＜【2月5日 AFP】4日に行われた北京冬季五輪の開会式で韓国の民族衣装を着た出演者が登場したことについて、韓国・与党「共に民主党」の大統領候補、李在明（イ・ジェミョン、Lee Jae-myung）氏が「文化の盗用」だとして中国を非難した。＞
韓国政府は特に抗議をしないとのことだ。
中華思想から考えるとベトナム（越南）、日本（東夷）、朝鮮も中国の属国だ。
特に朝鮮は中国に従ってきた歴史がある。
日本と合併した時期など歴史の中の本の短い期間だ。
だから、韓国の民族衣装が出たとしても不思議ではないだろうし、韓国政府も文句を言わない。
大統領選挙向けの声明で、もし大統領になれば、中国に対する態度は一変するにちがいない。
【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数（4日午後8時時点） 死者571万人に
＜【2月4日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間4日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は571万711人に増加した。
これまでに世界で3億8696万8791人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。
3日には世界全体で新たに1万1462人の死亡と309万4573人の新規感染が発表された。
過去1週間の新規感染者が最も多い地域は欧州で、1134万2147人（世界全体の54％）の感染が確認された。2番目に多いのはアジアの282万5856人（同13％）。
過去1週間の死者が最も多い地域は欧州で、2万4579人（世界全体の33％）が死亡。次いで米国・カナダの1万9177人（同26％）となっている。
過去1週間の人口10万人当たりの死者数が多かった国（人口50万人未満の国を除く）は、上位からボスニア・ヘルツェゴビナ（10.97人）、クロアチア（8.87人）、北マケドニア（8.74人）、モンテネグロ（7.96人）、ブルガリア（7.96人）。
過去1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が多かった国は、上位からデンマーク（5337人）、スロベニア（5112人）、イスラエル（4497人）、ジョージア（3508人）、ポルトガル（3455人）。
ここ数日間で、1週間の新規感染者数が過去最多を記録した国・地域は、ブラジル、ロシア、ポーランド、トルコ、ウクライナ、ドイツ、ルーマニア、日本、エジプト、ジョージア、チリ、チェコ、韓国、スロバキア、アゼルバイジャン、ヨルダン、オーストリア、リトアニア、レバノン、ベラルーシ、コスタリカ、スロベニア、ラトビア、オランダ、ベネズエラ、ガザ、アルメニア、エストニア、オマーン、バルバドス、リヒテンシュタイン、クウェート、シンガポール、キリバス、モルディブ、ブータン。
最も死者が多い米国では、これまでに89万7377人が死亡、7599万4966人が感染した。次いで死者が多い国はブラジルで、死者数は63万1人、感染者数は2609万1520人。以降はインド（死者50万55人、感染者4195万2712人）、ロシア（死者33万4039人、感染者1245万2765人）となっている。
人口10万人当たりの累計死者数が多い国は、上位からペルー（626人）、ブルガリア（482人）、ボスニア・ヘルツェゴビナ（445人）、ハンガリー（431人）、モンテネグロ（413人）となっている。
この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関（WHO）の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2～3倍に上る可能性がある。
多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染者として集計されないままとなっている。＞