米、自動車の排ガス規制強化 気候変動対策で
＜【12月21日 AFP】米政府は20日、乗用車とライトトラックの排ガス規制を強化すると発表した。ジョー・バイデン（Joe Biden）政権が推進する気候変動対策の一環で、新規制は2023年から3年間にわたり導入される。＞
＜新規制では、ドナルド・トランプ（Donald Trump）前政権下で1ガロン当たり43マイル（1リットル当たり約18.3キロ）とされてきた平均燃費の基準が、2026年までに同55マイル（同約23.4キロ）に引き上げられる。環境保護局（EPA）はこれにより、2050年までに米国民の燃料支出を2100億～4200億ドル（約24兆～48兆円）節約し、温室効果ガスを30億トン以上削減できるとしている。＞
バイデン大統領は２０３０年には新車の５０％を電動車（バッテリーエレクトリック（EV）、燃料電池車（FCV）、さらにプラグインハイブリッド車（PHEV））にすると目標を立てた。
残りの５０％は従来の車であり、その規制を行なう発表だ。
トヨタの得意なハイブリッド車は、残りの５０％に入るわけだが、排ガス規制をクリアすることだろう。
実際に電気自動車を走らせるには発電所の温暖化ガス排出量を少なくしなければならない。
石炭火力発電所は廃止、他の火力発電所も縮小することは簡単だが、何でその分を補うか。
異常気象で風力発電所や太陽光発電所が破壊されては洒落にならない。
やはり、原子力発電所か。
しかし、放射性廃棄物の処理はどうするのか。
実用化がまだ先の核融合発電に頼るのも不安だ。
すなわち、答えのない難問に取り組んでいる。
この際、電気のない生活に戻るか。
WHO、年末行事の一部中止を呼びかけ 「人生のキャンセルよりまし」
＜世界保健機関（WHO）は20日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株が世界に拡大する中、公衆衛生を守るために年末年始の休暇予定の一部をキャンセルするよう人々に求めた。＞
たとえば、会社組織の本社は支店や工場に正論を要求する。
しかし、実際の現場はそれどころではない場合がある。
ＷＨＯはそれと似ていないか。
各国は医療崩壊と経済成長とのバランスを取りながら国を動かしている。
年末年始は忙しいはずが、仕事がない人たちも少なくない。
ワクチンを２回以上接種して、重症化しないと豪語して動く人もいるだろう。
そうではなく、まだワクチンを接種率が低い国をどうするか。
その具体案を出すべきではないか。
全体をならさないと重症患者数は減らないぞ。
モデルナ、追加接種の対オミクロン効果に自信
＜【12月21日 AFP】米製薬大手モデルナ（Moderna）は20日、同社製の新型コロナウイルスワクチンの追加接種による変異株「オミクロン株」への有効性について、実験室試験では「心強い」結果が得られたとして、自信を示した。＞
＜試験は、追加接種前にオミクロン株に対する中和抗体の量が少なかった40人を対象に行われた。3回目接種で参加者の半数に50マイクログラム、残る半数に100マイクログラムを投与し、29日後に抗体量を測定。すると、オミクロン株に対する抗体反応が50マイクログラムの投与で37倍に増加したのに対し、100マイクログラムでは83倍となったことが、初期データから示された。＞
やはり、ワクチンを接種しても時間が経てば抗体が減る。
追加接種すれば増加して、そのままキープされるのであれば良いのだが。
季節性インフルエンザの場合は年に１回の接種。
新型コロナウイルスの場合は半年に１回の接種になるのか。
米、オミクロン株主流に 新規感染者の73％
＜【12月21日 AFP】米疾病対策センター（CDC）は20日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が国内で主流となっていると明らかにした。18日までの1週間で、新規感染者の73.2％をオミクロン株が占めた。前週は12.6％だった。＞
米大統領、ロックダウンの意向なし コロナ拡大も
＜【12月21日 AFP】米ホワイトハウス（White House）は20日、ジョー・バイデン（Joe Biden）大統領が新型コロナウイルスの感染拡大を受けた措置として、「国をロックダウン（都市封鎖）」する意向はないと表明した。＞
オミクロン株がどれだけ感染しようとアメリカはロックダウンしない。
健康保険制度が整備されていないので、貧乏人は放っておかれるかもしれない。
生き残った奴が運が強く、アメリカの将来につながると考えているのではと疑ってしまう。
日本はゼロコロナを目指して経済が転がり落ちるかもしれない。
【備忘録】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数（20日午後8時時点） 死者535.2万人に
＜【12月21日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間20日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は535万2288人に増加した。
これまでに世界で少なくとも2億7404万1212人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。