ジョンソン英首相、キーウ電撃訪問 ゼレンスキー大統領に装甲車など追加支援約束/【解説】 ブチャの民間人殺害、ジェノサイドに当たるのか ウクライナ危機/ロシア ウクライナ保安局の秘密文書を入手/ロッテ佐々木朗希が完全試合達成 28年ぶり16人目

ジョンソン英首相、キーウ電撃訪問 ゼレンスキー大統領に装甲車など追加支援約束


<ウクライナの首都キーウを9日に電撃訪問したイギリスのボリス・ジョンソン首相は、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談し、追加支援を約束した。ジョンソン首相のウクライナ訪問について英首相官邸は、「連帯の表明」だと説明している。>
<ジョンソン首相に先立ち欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長と欧州連合(EU)外交トップのジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表も8日にキーウを訪れ、ゼレンスキー大統領と会談。オーストリアのカール・ネハンメル首相も9日にキーウで、ゼレンスキー氏と会談した。>
<英政府は8日、首相のキーウ訪問に先立って1億ポンド(約160億円)相当の武器供与を発表。ジョンソン氏は官邸での記者会見で、スターストリーク対空ミサイル・システムと対戦車ミサイル800基が、追加供与に含まれると説明していた。>
<英国防省は9日、ウクライナの戦況について定例の分析を公表。それによると、「ウクライナ北部からロシアが離れたことに伴い、非戦闘員を過剰に標的にしていた証拠が残された。これには、複数の集団埋葬地の存在、人質を『人間の盾』として使い死亡させていること、民間インフラ施設に地雷を敷設したことなどが含まれる」という。>

英国の首相がキーウを訪問した。
戦闘には参加しないが、武器の供与はする。
分析結果のマル秘の情報も供与されているのだろう。
結局、戦闘が長引くだけ。
もちろん、ロシアも勝っているかぼろ負けしている時しか停戦に応じないだろうから仕方がない。
話し合いなど戦況次第だから。

【解説】 ブチャの民間人殺害、ジェノサイドに当たるのか ウクライナ危機


<ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊ブチャで起きた民間人殺害は、多くの国が戦争犯罪だと非難している。ロシアはもっと恐ろしいことをしていると主張する人もいる。>
<国連のジェノサイド条約は、「国民的、民族的、人種的または宗教的集団の全部または一部を破壊する意図をもって」、次のいずれかをジェノサイドと規定している。
・集団の構成員を殺すこと
・集団の構成員に対して重大な肉体的または精神的な危害を加えること
・全部または一部の肉体の破壊をもたらすために、意図された生活条件を集団に故意に課すこと
・集団内における出生の防止を意図する措置を課すこと
・集団の児童を他の集団に強制的に移すこと>

ジェノサイドを証明することは難しい。
プーチン大統領が関与したかどうかをどのように結びつけるのか。
もちろん今、プーチン大統領が内乱で捕まえられれば、内乱の首謀者は欧米と取引して全ての責任をプーチン大統領に押し付けるだろう。
しかし、ロシアがマリウポリを陥落させ、ウクライナ東部を確保すれば、うやむやになる。
すべては停戦してからだ。

ロシア ウクライナ保安局の秘密文書を入手


<ウクライナ南部ヘルソンにあるロシアの法執行機関が、「最高機密」に分類されるウクライナ保安局の作戦文書を複数入手した。リアノーボスチ通信が、これらの文書を個々に独自公開している。>
<これらの文書の一部は、親ロシア派とされるモスクワ総主教のウクライナ正教会とコサックの共同体の代表者に圧力をかけるというウクライナ保安庁の活動に関係する内容が述べられている。>

情報戦のひとつだ。
ロシアがウクライナに侵攻したのは、ウクライナの圧政からロシア系住民を守るためという証拠を示したいのだ。
しかし、民間人を攻撃する理由にはならない。
それがロシアのやり方だとしても。

ロッテ佐々木朗希が完全試合達成 28年ぶり16人目


<プロ野球・ロッテの佐々木朗希投手が10日、千葉市で行われたオリックス戦で28年ぶり16人目となる完全試合を達成しました。
また、この試合で佐々木投手は13者連続で三振を奪い、プロ野球記録を64年ぶりに更新しました。>
<1人のランナーも出さない完全試合は、平成6年に巨人の槙原寛己投手が達成して以来、28年ぶり16人目です。>
<この試合で佐々木投手は13者連続の奪三振で64年ぶりにプロ野球記録を更新したほか、1試合19個の奪三振では27年ぶりにプロ野球記録に並び、記録ずくめの完全試合となりました。
これまでの連続奪三振のプロ野球記録は、昭和32年7月に当時阪急の梶本隆夫投手、また、昭和33年5月に当時東映の土橋正幸投手がマークした9連続奪三振でした。>

完全試合が28年ぶりも大したものだ。
こういう時でないと槇原投手の名前が出て来ない。
大阪神戸では、バース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発、新庄に敬遠のボールをサヨナラ安打されたと記憶されているのだが。

連続奪三振記録の更新が64年ぶりというのが素晴らしい。
9連続三振の記録を一気に塗り替えた。
佐々木投手は今年3年目。
いろいろ育成方法に批判があったが、これで一つの成果がでただろう。
引き続き怪我無く過ごせば、大リーグからも声がかかるだろう。
できれば、2023年の春に開催されるWBCには出て欲しくない。
調子を崩して怪我をしては元も子もない。

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