ロシア領内攻撃できるロケット砲「提供しない」 米大統領が明言/中国軍機30機、台湾識別圏に進入 今年2番目の多さ/水面下で円を支援する「日本の政治の安定性」

今朝は雨が上がって涼しく出勤できた。
昼前から晴れてきたが、急に雨が降ってきたりして忙しい天気。
今日で上司だった方が65歳で雇用契約が切れるために退職。
いったい私は、いつまで会社で働くのだろうか。

ロシア領内攻撃できるロケット砲「提供しない」 米大統領が明言


<【5月31日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は30日、ロシア領土内を攻撃可能なロケットシステムをウクライナに提供する意向はないと言明した。>
<2月末からロシアの侵攻を受けているウクライナは、米国から大規模な軍事支援を受けてきたが、ロシア軍が使用する長距離ロケットシステムと同性能の武器が必要だとし、米国に対しM270多連装ロケットシステム(MLRS)とM142高機動ロケット砲システム(HIMARS)の提供を要請している。
両システムは自走式で、複数のロケットを同時に発射可能。射程は最大300キロと、戦場で使用されている大砲の8倍以上に達する。>

アメリカはロシア領土を攻撃できる兵器を提供しないのは、ロシアが過度に反応するのを恐れているからだ。
しかし、道具(兵器)は使い方次第だ。
ウクライナ領土内にいるロシア軍に対して使うのであれば問題ない。
ただし、ウクライナ領土であってもロシアが立ち上げた国に攻撃すれば、ロシア領土に攻撃したと主張する可能性もある。
第3次世界大戦だけは避けたいバイデン大統領の姿勢は評価できるが、下院選挙の情勢次第で態度が変わるかもしれない。

中国軍機30機、台湾識別圏に進入 今年2番目の多さ


<【5月31日 AFP】台湾国防部(国防省)は30日、中国軍の戦闘機20機超を含む30機が防空識別圏(ADIZ)に進入したと発表した。39機が進入した1月23日以来の規模となった。>
<国防部によると、台湾空軍機が緊急発進して警告したほか、監視のためミサイルシステムを始動させた。>

中国軍機が台湾を攻めてくるとは思わないが、対抗のためにスクランブル発進する。
これで、台湾の備蓄燃料の程度が測れる。
例えば、韓国が北朝鮮に同様のことを繰返し行えば、燃料不足でスクランブル発進しない代わりに対空ミサイルが飛んでくるかもしれない。
台湾問題で米中の貿易戦争が武力戦争にならないように祈るばかりだ。
戦争が起これば米軍基地のある日本も他人事ではなくなるのだから。

コラム:水面下で円を支援する「日本の政治の安定性」=上野泰也氏


<[東京 31日] – 3年に1回行われる参議院議員選挙。野党が大きく議席を伸ばした結果、与党内に激震が走り、幹事長の責任問題や首相自身の進退にまで話が及んだことが過去に何度もあった。しかし、今回は相場を揺り動かしかねない材料として市場参加者が話題にすることはほとんどない。>
<共同通信社が5月21、22日に実施した世論調査で、岸田内閣の支持率は発足後最高の61・5%。不支持率は21.8%にとどまった(残りは分からない・無回答)。
ただし、支持する理由で最も多かったのは「ほかに適当な人がいない」(43.4%)という消極的なものだった。さまざまな政策課題を大きなミスなしにこなしている印象が強い。新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株は重症化リスクが低いことに助けられている面もあるだろう。>
<参院選を無事乗り越えて岸田首相が政権運営を継続することは、市場参加者の間では当然の前提になっている。むしろ市場の関心は、1)この政治イベントが終わった後に本格化するとみられる次期日銀総裁・副総裁人事、2)2022年度第2次補正予算案および23年度予算案の編成──などに向けられている感が強い。>

市場は、参議院選挙で自民党が勝利し、次の国政選挙(衆議院選挙)までの3年間は岸田内閣が続くと見ている。
自民党の中にも積極財政派、財政規律派に分かれているが、急な変化はないだろう。
次の日銀総裁が誰になるかで、金融政策が変わるかもしれないが、今の政策を継続する人が選ばれるだろう。
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が年金を運用している以上、株式の急激な低下は避けたい。
日本の株式はアメリカの株式に連動する場合が多く、円安で物価が上がろうが株価が維持できれば良いと思っているのではないか。
消費税は上げず、経済が好転して給料があがり、税の自然増加でまかなうのが良いのだが、この3年間で何も起こらなければ、次も自民党政権だ。
野党の存在とは何なんだろうか。

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