ザポリージャ原発の屋根に穴、付近にロシア軍の装甲兵員輸送車/ウクライナ軍、南部ヘルソンで反撃と発表 ウクライナは失敗したとロシア/パキスタン、洪水死者1100人超 国土の3分の1水没/外界との接触絶ち約26年……先住民部族最後の生き残り男性が死亡 ブラジル

8月24日に稲盛和夫さんが老衰で亡くなったことが発表された。
ローカルニュースではトップ扱いだ(全国放送は)

稲盛さんは昭和7年生まれの90歳。
五木寛之さんと生年月日が一緒だ。
亡くなった石原慎太郎さんも昭和7年生まれ。
調べれると昭和7年生まれは存命中の有名人がたくさんいるぞ。
この人もあの人も、とビックリする。
冗談はさておき、稲盛さんのご冥福をお祈りいたします。

ザポリージャ原発の屋根に穴、付近にロシア軍の装甲兵員輸送車 衛星画像


<(CNN) ロシア軍が占拠するウクライナ南部のザポリージャ原発で、敷地内の建物の屋根に穴が4つ空いていることが、米衛星運用会社マクサー・テクノロジーズの衛星画像から明らかになった。付近にロシアの装甲兵員輸送車が少なくとも3両停車しているのも確認できる。>
原発の衛星画像から、周囲の焼け焦げた穴が屋根に複数空いているのが確認された/Maxar Technologies/Reuters

ウクライナかロシアかどちらが穴を開けたかわからないが、これは危ない。
ロシアがこの発電所の電気をクリミア半島へ切り替えしようとしている。
そのためにウクライナへの送電線を破壊しようとしているともいう。
ウクライナは自国の電気が奪われ困る。
だから、ロシア軍は攻撃の対象となる。
常識で考えればありえないことが戦場では起こるのだ。
放射性物質が飛散しないことを祈るのみである。

ウクライナ軍、南部ヘルソンで反撃と発表 ウクライナは失敗したとロシア


<ウクライナ軍は29日、ロシアが占領しているヘルソン州で、ロシアの「第1防衛線」を突破したと主張した。南部奪還を目指すウクライナが、反撃を開始しているとみられる。対するロシア側は、ウクライナが攻勢に失敗して「大きな損失」を被ったと主張している。
ウクライナ軍の南部の部隊「カホウカ」は同日、ロシアの支援を受けている1個連隊がヘルソン州の陣地から撤退したと報告した。支援していたロシアの空挺部隊も戦場から逃げ去ったという。
ウォロディミル・ゼレンスキー大統領の顧問を務めるオレクシー・アレストヴィッチ氏も、ウクライナ軍が「数カ所で前線を突破した」と述べた。>
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<ウクライナ当局によると、ドニプロ川にかかる3つの橋を破壊するため、アメリカから供給された高機動ロケット砲システム「ハイマース」を使っているという。
ロシア軍は、補給をこの橋に頼っている。>
<ゼレンスキー大統領とウクライナ政府高官らは、報じられている反撃の詳細について口を閉ざしている。ウクライナ国民には忍耐を求めている。>

ウクライナ軍がクリミア半島を孤立しようとしている。
南方からの攻撃の兵站の拠点を潰すことがひとつ。
ふたつ目は、クリミア半島にロシアの核兵器があるのではないか。
それを奪えば、ロシアとの停戦協議を有利に進められる。
推測に過ぎないが、クリミア半島の攻防が大きな山場となる。
もしかしたら、ロシアが戦略核を使ってでも防御するかもしれない。

パキスタン、洪水死者1100人超 国土の3分の1水没


<【8月30日 AFP】パキスタンで6月から続くモンスーン(雨期)の洪水で、同国の国家防災管理局(NDMA)は29日、死者が1136人に上ったと発表した。シェリー・レーマン(Sherry Rehman)気候変動相は、国土の3分の1が水没しており、「想像を絶する規模の危機」が生じていると述べた。>
<今年の洪水では人口の7分の1に当たる3300万人以上が被災しており、2000人以上が死亡する過去最悪の被害が出た2010年に匹敵する規模となっている。>
<政府は非常事態宣言を発令し、国際社会による支援を要請。28日には、トルコとアラブ首長国連邦(UAE)から最初の救援物資が到着した。>

10年に一回はモンスーンで大洪水が起こるのか、地球温暖化の影響か?
来年からそれが明らかになるだろう。
異常気象が異常でなくなってしまう。
大洪水の場所があれば、大干ばつの場所もある。
気象は人の手では制御できないものだ。
二酸化炭素排出量を減らせば、解決するものだろうか?

外界との接触絶ち約26年……先住民部族最後の生き残り男性が死亡 ブラジル


<ブラジルで外界と接触を絶っていた先住民部族の最後の1人が死亡した。ブラジルの国立先住民保護財団(FUNAI)が28日、発表した。
死亡した先住民の男性は、ブラジル北西部ロンドニア州にあるタナル先住民地区で約26年間、1人で暮らしていた。今月23日、小屋の前のハンモックで死亡しているのが発見された。暴力を受けた形跡はなく、自然死と見られている。推定60歳だった。>
<男性の部族のほとんどは1970年代に、牧草地を拡大しようとする違法伐採業者らに殺害された様子。1995年に同じ部族の6人が違法採掘業者に殺害されたため、この男性が部族唯一の生存者となった。>
<先住民族に詳しいマルセロ・ドス・サントス氏は現地メディアに、自分の死を悟った男性が、鳥の羽を自分の身に着けたのではないかと話した。>
<ブラジルの憲法は先住民に対して、自分たちの伝統的な土地で生活する権利を認めている。男性が暮らしていたタナル先住民地区に外部から入ることは、1998年から規制されてきた。
広さ8070ヘクタールのこの先住民地区を取り巻く地域は、農地として使われている。農場主など周囲の地主たちはこれまで、先住民地区への立ち入りが禁止されていることに、強く反発してきた。>
<ブラジルには約240の先住民部族がいる。その多くは違法の採掘や伐採、農地開発などの業者に脅かされていると、先住民の権利保護団体「サバイバル・インターナショナル」は指摘する。
ブラジルの先住民が直面する危険については、昨年11月に英グラスゴーで開かれた国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で注目を集めた。先住民の環境保護活動家チャイ・スルイさんが、開会式で森林保護の重要性について熱弁した後、チャイさんは大勢から殺害すると脅された。>

アメリカ大陸はコロンブスが見つけてからヨーロッパから侵略されて、先住民は減るばかりだ。
先住民の保護は今でも侵略者の子孫にとっては邪魔者でしかないようだ。
どの世界にもヒエラルキーがあって、先住民が侵略者の土俵で成り上がっていくことは出来ても、先住民の文化を守って生活していくのは難しい。
ブラジルも大統領が率先して森林を開拓し、経済力を上げようとしている。
そこへは先住民に対する敬意も何にもない。
国のトップ皆が先住民保護の考えを持たないと先住民族だけでなく、少数民族が生きていくのは難しい。

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