ゴダール監督、自殺幇助で91歳で死去 仏映画ヌーベルバーグの巨匠/英女王の棺、バッキンガム宮殿に到着 家族が出迎え/エリザベス英女王の国葬、天皇・皇后両陛下が参列/ロシア実業家、遺体で発見 今年9人目の不審死や自殺

ゴダール監督、自殺幇助で91歳で死去 仏映画ヌーベルバーグの巨匠


<フランス映画界で革新的なヌーベルバーグ(新たな波)を先導した、映画監督のジャン=リュック・ゴダールさんが13日、死去した。91歳だった。>
<家族の代理人によると、ゴダールさんはスイスで自殺幇助(ほうじょ)を受けて死去した。スイスでは自殺幇助は、状況によって合法とされている。
ゴダールさんの法律顧問であるパトリック・ジャンヌレさんは、ゴダールさんが「スイスで法的支援を受けて自発的に旅立った。医療報告書によると、『体の機能を失う複数の病気』に侵されていた」とAFP通信に話した。>

欧米では自殺ほう助や積極的安楽死が合法化されている国が少なくない。
これは、キリスト教が自殺を認めていないことにある。 
だから日本人もスイスで自殺ほう助を受けて命を絶つ場合がある。
自分の身体が言うことを利かなくなり、頭だけはっきりしていた場合、どうすれば良いのか。
スイスに連れて行ってもらえる自殺ほう助を受けるための費用を用意しなければいけないがそれは難しいかもしれない。
少なくとも胃瘻などの延命措置はするなということを家族にはっきり伝えておかなければ。

うちの両親は「尊厳死の宣言書」というのを書いて、子供たちに渡している。
母の時は救急車で運ばれ、父と相談して判断したが、父の時はどうだろう。
兄弟がすぐに集まれるわけではない。
一番先に駆け付けるのは家が近い自分だ。
lineで相談して、医師に伝えるのかな。
想定しようにもできないが、覚悟だけはしている。

英女王の棺、バッキンガム宮殿に到着 家族が出迎え


<英エリザベス女王の棺(ひつぎ)が13日夜、ロンドンのバッキンガム宮殿に到着し、女王の子どもや孫たちが出迎えた。
宮殿では、チャールズ国王、カミラ王妃、ウィリアム皇太子と妻キャサリン妃、ハリー王子と妻メガン妃ら、王室メンバーが到着に立ち会った。>
<女王の棺は、特注の新しい霊柩車で運ばれた。人々から棺がよく見えるようにと、女王自身が設計に関わった。>
<女王の棺は一晩、宮殿のボウ・ルームに安置される。その後、砲車に載せられ、14日午後2時22分きっかりに、葬列がウェストミンスター宮殿へ向けて出発する。>
Funeral procession
<棺は、国葬が催される19日朝までウェストミンスター・ホールに安置される。14日午後5時から一般に公開され、40万人以上が棺の前で敬意を表すると予想されている。>
Lying-in-state Queue
<13日午後8時半の時点で、すでに50人近くが列を作り始めている。列を整理するための柵は、すでにウェストミンスターから約5キロ離れたロンドン南東部サザーク・パークまで設置されている。>

エリザベス女王が亡くなるのを見越して、生前からいろいろなパターンの計画が立てられていたという。
この記事で、あのベンツの霊柩車が女王自身のオーダーで車体の後ろ半分が透明で棺を見せていることが分かった。
他にも、ロンドン以外にもいろいろな場所で亡くなった場合を想定していたので、今回ロンドンから遠く離れたスコットランドでお亡くなりになっても上手く進んでいる。
図にもあるように弔問に並ぶ列まで決まっている。
日本でも上皇・上皇后両陛下に何かあった場合、どのようにするか、宮内庁がプランをいくつか立てているのだろうな。
知らんけど。

エリザベス英女王の国葬、天皇・皇后両陛下が参列=官房長官


<[東京 14日 ロイター] – 松野博一官房長官は14日午前の記者会見で、今月19日に行われるエリザベス英女王の国葬に天皇・皇后両陛下が参列されると発表した。正式には16日の閣議で決定する。岸田文雄首相を含め、その他の参列者については「予定していない」とした。>

国葬への招待状は2人分、天皇・皇后両陛下の分しか届かなかった。
だから、岸田首相も行くとかいう話があったが、招待されてないので行けない。
それを予定していないとは言葉を上手く使うものである。

ロシア実業家、遺体で発見 今年9人目の不審死や自殺


(CNN) ロシア極東・北極圏開発公社の幹部だった実業家が、ウラジオストクで死亡しているのが見つかった。ロシアでは実業家の不審死が相次いでいる。
死亡したのは極東・北極圏開発公社の航空産業担当マネージングディレクター、イバン・ペチョーリン氏。同社の発表によると、12日に死亡が判明した。
自殺や原因不明の事故で命を落としたロシアの大物実業家は今年1月以来、ペチョーリン氏で9人目。そのうち6人はロシアのエネルギー大手2社の関係者だった。
この6人のうち4人は、ロシア国営エネルギー大手ガスプロムや子会社の関係者で、残る2人はロシアの民間石油・ガス最大手ルクオイルとつながりがあった。
ルクオイルは今年に入り、ロシアのウクライナでの戦争に対して異例の反対表明を行い、犠牲者への同情と紛争の終結を呼びかけていた。>

戦争(特別軍事作戦)の反対やプーチン大統領への批判をすると有名人ほど消されるということか。
だから一般国民は戦争反対や大統領批判をするなと暗に脅かしているということだ。
そこを外さなければ、国民にとって良い大統領なのかもしれない。

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