ウクライナ大統領「勝利まで戦い続ける」・ロシア国防相「勝利は必定」/プーチン氏は皆さんを滅ぼしている……ゼレンスキー氏がロシア国民に

2023年、あけましておめでとうございます。
今年の3月で60歳になる。
だから、今日から数え歳で考えると一周りして、1歳である。

ウクライナ大統領「勝利まで戦い続ける」


<【1月1日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は12月31日、新年に向けた国民向け演説で、侵攻してきたロシアに勝利するまで戦い続けると述べるとともに、国民の貢献をたたえた。>
ロシア国防相「勝利は必定」

<【1月1日 AFP】ロシアのセルゲイ・ショイグ(Sergei Shoigu)国防相は12月31日、ウクライナ侵攻が11か月目に突入する中、「新年が必ずやってくるように、わが軍の勝利も必定だ」と述べた。>

ウクライナの大統領とロシアの国防相が同じように述べている。
しかし、ウクライナ大統領は国民向け、ロシア国防相はマスコミ向けだろう。
どこまで、その意志が国民に伝わるだろうか。
そもそも、ウクライナ国民の方が真剣だ。
ロシアに負ければ、奴隷になってしまう。
ロシア国民は自らが攻撃を受けなければ、または身近なものが多く戦死しないと動かないだろう。
誰がこの戦争を止めれるのか。
ウクライナが亡びるか、占領地を奪い返すかそのいずれかだろう。

プーチン氏は皆さんを滅ぼしている……ゼレンスキー氏がロシア国民に


<ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は12月31日、ロシア国民に向かって、ウラジーミル・プーチン大統領はロシアを破壊しているとロシア語で呼びかけた。一方でウクライナ国民に向かっては、新年に勝利を願うと語りかけた。>
<ゼレンスキー大統領は通信アプリ「テレグラム」で、31日の攻撃の実行者は非人間的だとウクライナ語で非難。続いてロシア語に切り替えると、「あなた方のリーダーは、自分が前線で指揮していて、軍は自分の後ろに従っていると、皆さんに見せようとしている。しかし実際には、彼は隠れている。軍の後ろに隠れ、ミサイルの後ろに隠れ、邸宅や宮殿の壁の後ろに隠れている」のだと語りかけた。>
<プーチン氏の新年のあいさつは、ロシアが2023年になるタイミングに合わせて、国内の11の標準時で次々と放送された。
プーチン氏は、ロシアの未来がかかっているとして、ウクライナで戦う兵を支えるよう国民に呼びかけた。>
<プーチン氏はさらに、昨年2月24日に始まったウクライナ侵攻は、西側の「挑発」が原因だと非難。「西側は平和について嘘をついた。西側は侵略の準備をしていた(中略)そして今では、ロシアを弱らせて分裂させるため、皮肉にもウクライナとその国民を利用しているのだ」と述べた。>

ウクライナが侵略されているのは事実であり、ロシアの考え方はコロコロ変わってきている。
しかし、ロシア国民は理由のことなど、自分の身に降りかかってこなければ関係ない。
西側の経済制裁がどこまで効果があるか。
もともと食料にはロシアは事欠かない。
今年はどんな展開になるのか予想がつかないなどと書いたら前の記事に矛盾する。
そこを正確に読む情報戦に勝った方が勝利するとしておこう。

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