西側兵器の「実験場」と化したウクライナ、防衛産業にとっては絶好の機会
<(CNN) 昨年秋、ウクライナは一連の反撃を通じて広大な領土を奪還した。ウクライナ軍がロシア軍に浴びせたのは、米国製の砲弾やロケット弾だった。そうした砲撃の一部は、ウクライナが戦場で開発した国産の照準システムによって誘導されていた。>
<このモバイルアプリは、衛星画像などの情報をリアルタイムで照準アルゴリズムに取り込む。前線近くにいる部隊はこの助けを借り、狙った標的に照準を絞って砲撃できる。これはアプリであって、ハードウェアではないことから、更新やアップグレードが手軽にでき、幅広い人員が利用できる。>
<交換用の部品は3Dプリンターで制作し、兵士たちが戦場で重機を修理できるようになった。技術者は普通のピックアップトラックを移動式ミサイル発射装置に改造。米国製の高性能ミサイルを、ミグ29のような旧式のソ連製戦闘機に搭載する方法も確立され、戦争が始まってから9カ月たった今もウクライナ空軍が飛行を継続する助けになっている。>
ウクライナは欧米諸国の最新兵器を要求しているが、それを独自のソフト技術を使って命中率を高めているのだ。
だから、兵力の差がものを言う接近戦より、離れた戦いをしたいのだ。
そのためにもより長距離ミサイルを供与され、ウクライナが占領されたロシア軍を叩きたいのだ。
ロシアに勝てば欧米の兵器にプラスしてウクライナのソフトがパッケージで売れることになる。
世界中で戦争が終わらない限り、武器は売れるものだ。
日本も煽られて防衛費を上げるようでは本当に必要なものは見失うぞ
1%の富裕層がコロナ禍で手にした富、残る99%のほぼ2倍
<ニューヨーク(CNN) 世界上位1%の富裕層が過去2年間で新たに獲得した資産は、残る99%が獲得した資産のほぼ2倍に上ることが、国際NGOのオックスファムが15日に発表した経済格差に関する年次報告書で明らかになった。
それによると、上位1%の富裕層の資産は過去2年の間に26兆ドル(約3312兆円)増えたのに対し、残る99%の層の純資産は16兆ドルの増加にとどまった。>
<非富裕層の多くは苦境にさらされている。およそ17億人の労働者は、賃金を上回るペースでインフレが加速する国で暮らす。世界の貧困層は2020年に激増し、昨年が貧困層の縮小が滞った公算が大きい。>
結論は金持ちはより金持ちに、貧乏人はより貧乏に。
中産階級の多くは貧困層に飲み込まれようとしている。
程度の差はあれ、日本も同じだ。
保守自民党といっても、政策は大きな政府だ。
それでも格差が出るのであれば、もっと根本の原因を明確にして、対策立案せねば、税金のコストパフォーマンスが悪いのではないか。