セルビア大統領、ワグネルの国民勧誘を非難/大型兵器供与の決定、プーチン氏への「明確なメッセージ」 英外相/台湾、女性対象に初めて兵役の軍事訓練を実施へ/グレタ・トゥーンベリさん、ドイツ炭鉱での抗議活動で一時拘束

セルビア大統領、ワグネルの国民勧誘を非難


<【1月18日 AFP】セルビアのアレクサンダル・ブチッチ(Aleksandar Vucic)大統領は、国内でロシアの民間軍事会社ワグネル(Wagner)が広告を打ち、ウクライナ紛争に参加する傭兵(ようへい)を勧誘していると非難した。ブチッチ氏が公の場で同盟国ロシアを批判するのは異例。>
<セルビアでは、ロシアと同じく正教会が信仰されている。北大西洋条約機構(NATO)と対立しており、ロシアとは複数の紛争で軍事同盟を結び、関係を強化してきた。ベラルーシと同様、西側諸国の対ロシア制裁には加わっていない。>

セルビアもロシアはコソボ紛争で西側と傷跡を残した。
ロシアへの経済制裁にも参加していないが、この広告を許すことは直接援軍を送っていたことと同じになり、ベラルーシーと同様に経済制裁を受けるわけにはいかない。
ロシアと西側の間に挟まって苦しい立場故に、ワグネルの活動を許すわけにはいかない。

大型兵器供与の決定、プーチン氏への「明確なメッセージ」 英外相


(CNN) 英国のクレバリー外相は17日、英政府がウクライナに対して戦車も含めた大型兵器の供与を決定したことについて、ロシアのプーチン大統領に「非常に明確なメッセージ」を伝える必要があったからだと述べた。>
<クレバリー氏は、我々が戦略的な忍耐力を持ち続けることをプーチン氏が理解することが必要だと指摘。ロシア軍兵士の命を救うためにプーチン氏ができる最善のことは、ウクライナが勝利を収めるまで我々がウクライナとともにあることを認識し、戦争を終結させるために誠実に交渉のテーブルに着くことだと語った。>

イギリスも内閣が変わってもロシアに対する姿勢は変わらない。
ロシア帝国を崩壊させた革命勢力に連なるプーチン政権とは相いれないということなのか。
マルクスがロンドンで書いた「共産党宣言」や「資本論」を都合よく利用したソ連から今のロシアに対し憎しみもあるのかもしれない。知らんけど。

台湾、女性対象に初めて兵役の軍事訓練を実施へ


<【1月17日 AFP】台湾軍は17日、兵役の軍事訓練を初めて女性に実施する計画を発表した。
台湾国防部(国防省)は、退役した女性兵士約200人に対して自主的な軍事訓練に登録することを、今年第2四半期から認める計画だとしている。>

全国民で中国に対峙するという姿勢を現わす意味もあるのだろう。
現代兵器では男女の性別の差がなく使える。
どのような訓練を行なうのだろうか。

グレタ・トゥーンベリさん、ドイツ炭鉱での抗議活動で一時拘束


<気候変動活動家のグレタ・トゥーンベリさんが17日、ドイツ西部の炭鉱をめぐる抗議活動で警察に一時拘束された。>
<警察によると、トゥーンベリさんは、活動家グループが同村から9キロほど離れた炭鉱ガルツヴァイラー2の「鉱脈に向かって走り出した」際に拘束された。>

逮捕までには至らなかったのは、警察が後々のことを考えてのことだろう。
しかし、環境活動家の抗議活動は暴走気味である。
正しいことを言っていてもその姿を見ているとその活動について行けないのではないか。
各国政府はいろいろなバランスを取りながら地球温暖化ガス(GHG)の削減を図っているが、活動家はGHGを出すものを止めてしまえだ。
というかマスコミはそういうところだけを記事にする。
とは言うものの電気やガスの削減、車より公共交通機関の使用しか、やる手がないな。

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