New Entry Period–May ’75

All Songs from American Top 40

volume 32: New Entry Period–May ’75

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

0669 Only Women-Alice Cooper75.05.03 : 36,30,26,23,19,15,13,12,12,14,23(489/987)

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ほぼ2年ぶりのTop40ヒットだったが、何より驚いたのはこの曲がバラードだったことだ。ただ、この曲に関してはまだAlice Cooperの本質的と言っていい「猟奇性」がまだ感じられたので、この曲がそのまま路線の完全な変更に結びついていってしまうとは思えなかった。

0670 Rainy Day People-Gordon Lightfoot
75.05.03 : 37,31,28,26(122/1395)
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アルバム「Cold on the Shoulder」からのシングルカットで、非常に地味な曲。「雨の日の人々は傷ついた人の心を理解できる」とやさしく語りかけるように歌う。

0671 Bad Luck, Part.1-Harold Melvin & the Bluenotes
75.05.03 : 38,33,30,25,21,18,15,15,34,37(359/1589)
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Harold Melvin & the Bluenotesの4曲のTop40ヒットのうちでは最もハードでアップテンポなナンバー。Teddy Pendergrassのソウルフルな熱唱が光る。

0672 Wildfire-Michael Murphey
75.05.03 : 40,32,29,24,20,17,12,3,3,4,4,21,21(727/751)
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深い森の静寂を感じさせるような透明感のある作品で、もちろん彼の代表作である。また、チャートファンの間でも人気が高い曲で、特にアルバムバージョンの最初と最後に聞かれるピアノの美しさは知る人の間で語り継がれるところとなっている。

0673 Old Days-Chicago
75.05.10 : 17,14,10,7,5,5,17(445/3718)
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James Pankowらしい曲調の曲だが、「昔は良かったなあ」という内容にPeter Ceteraが反発、ステージでもいっさい歌われなかったという前作に引き続き「いわくつき」の曲になってしまった。久しぶりに(「Call on Me」以来かな)Chicagoらしいブラスを聴けるいい曲なのだが、No.1もとり損ねて本当に残念。

0674 Magic-Pilot
75.05.10 : 36,31,27,23,20,17,13,9,6,5,6,23(607/607)
若々しい、というのにふさわしいメリハリのあるロックで、イギリスでは結構ヒットを重ねたのにアメリカでは実質この曲のみがヒットになってしまい、その点は残念である。

0675 Get Down, Get Down (Get on the Floor)-Joe Simon
75.05.10 : 39,32,28,22,14,10,8,8,18,24,39(483/827)
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前作までとはうって変わりポップで踊りやすい曲で勝負、見事にTop10ヒットとなった。意外なことにこれまで3曲のミリオンセラーを持っているのだが、Top10にはいったのはこの曲だけである。(この曲はミリオンセラーを記録していない)

0676 The Last Farewall-Roger Whittaker
75.05.10 : 40,33,29,24,21,20,19,35,36(295/295)
まるで映画の1シーンのような情景的な展開をゆったりと聞かせていく曲で、(まるで船出のシーン、歌詞もそんな情景を歌っている)イギリスのシンガーである彼の唯一のヒット。優しく聞かせる低音がシブい。たまにこうした曲が大ヒットしてしまうイギリスの伝統芸を感じさせる。

0677 I’ll Play for You-Seals & Crofts
75.05.17 : 35,32,27,23,21,20,18,29(287/1977)
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春向きのいかにもSeals & Croftsらしい暖かさを持った曲である。中間部の「Hear the band,hear the band…」の部分が印象的に響く。コーラスの楽しさが伝わってくる。

0678 Take Me in Your Arms (Rock Me)-Doobie Brothers
75.05.17 : 36,30,26,19,14,11,11,25,33(373/2665)
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スピード感にあふれた初期のDoobie Brothersの象徴的な音づくりで、たたみかけるようなビートがすがすがしい。

0679 Bloody Well Right-Supertramp
75.05.17 : 37,35(50/50)
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79年のアルバム「Breakfast in America」で突如大メジャーになってしまうSupertrampだが、70年代中盤からすでにアルバム・アーティストとして人気は高かった。日本でも「Crime of the Century」など、かなりプログレ系からの支持者が多かった。

0680 Trampled Underfoot-Led Zeppelin
75.05.17 : 38,38(46/303)
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ハードロックの覇者Led Zeppelinは基本的にはアルバムで聞かせるアーティストであり、シングルヒット向きではない。それにしても世界的に人気絶頂だったものである。

0681 I Wanna dance wit’ Choo-Disco Tex & Sex O-Lettes
75.05.17 : 39,34,28,24,23(157/568)
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前作とほぼ同じ路線で、コミカルなさまざまなヴォーカルパートが未消化な感が強い。あー、うるさい。

0682 Remember What I Told You to Forget-Tavares
75.05.17 : 40,36,30,25,25(149/223)
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Tavaresの各曲のうち、もっともまっとうなバラード作品といえる。リード・ヴォーカリストの声がそれほど黒っぽくなく、AOR系の音づくりになっている。

0683 Love will Keep Us Together-Captain & Tennile
75.05.24 : 33,25,12,2,1,1,1,1,8,13,17,17,13,13,19,32(1448/1448)
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アメリカン・ポップスの正統な流れを組む夫婦デュオのあまりにも有名な出世作で、この年最も輝いていたアーティストであるNeil Sedakaの作品だったことも相乗効果となって、ほぼ2年ぶりの4週連続1位を記録した。邦題「愛ある限り」だが、歌われている視点が、かなり独占欲の強い女性の立場なので、歌詞を深読みするとやや興ざめしてしまう。

0684 Attitude Dancing-Carly Simon
75.05.24 : 37,31,27,24,21(165/2250)
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Carole King、というより松任谷由実を思わせるような明るくポップな曲で、Carly Simonは何でもやれます、といったところであろうか。声量のあるヴォーカルが生きている。

0685 The Way We Were / Try to Remember-Gladys Knight & the Pips
75.05.24 : 39,33,29,27,23,19,15,13,12,12,11,28(515/5460)
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前半、「Try to Remember」と題されたGladysのかなり長い語りが聴け、突如「追憶」が始まるというライブ・バージョンで、語りの部分も後半の熱唱も両方聴きごたえ十分である。Berbraの「追憶」がどちらかというとクールで知的な印象があるのに比べ、Gladysのそれは、まさに「魂からのよびかけ」である。

0686 Misty-Ray Stevens
75.05.24 : 40,34,31,28,24,20,16,14,14,26(383/1654)
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予備知識がなければ気がつかないかもしれないほどに、あのムーディなスタンダードナンバーである「Misty」を、軽快なカントリーナンバーに仕上げている。「Everything is Beautiful」「The Streak」とこの曲を並べてみると、本当に奥の深い人であることがわかる。この曲も、単なるJokeとするにはあまりに出来がいい。

0687 The Hustle-Van McCoy & the Soul City Symphony
75.05.31 : 35,32,29,7,6,2,2,2,1,5,11,34(961/961)
その後のソウルとディスコ・シーンを展望する際に重要な曲である。とくにこの曲で使われた独特のリズムパターンは日本の「歌謡曲」にも色々な形で使用された。また、わかりやすく明るい曲展開以上に踊りやすい(といってもBumpほどの衝撃はなかったが)ステップが紹介され、日本でも有名になった。

0688 Good Lovin’ Gone Bad-Bad Company
75.05.31 : 36,36(50/828)
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ストレートなハードロックだが、それだけという感じである。アルバム「Straight Shooter」の中でもとりわけ面白味に欠けるこの曲をなぜファースト・シングルに選んだのか、ここにPaul Rogersの業の深さのようなものを感じる。メジャーを狙うならやはりこのアルバム最高の力作である「Shooting Star」を持ってくるべきだったのでは、と思ってしまう。

0689 Judy Mae-Boomer Castleman
75.05.31 : 38,34,33(78/78)
一時Michael Murpheyとコンビを組んでいたことがあり、その流れでMichael Murphey人気に引きずられてTop40入りを果たしたのだろうか。

0690 Baby, That’s Bakatcha-Smokey Robinson
75.05.31 : 39,33,30,28,26,31(179/347)
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この人の鼻にかかった高音のファルセット・ボイスはやはりMiraclesという芸達者なバックがあってこそのものだったのではなかったのだろうか。まあ、この後の「Crusin’」以降の活躍をみるとあながちそうでもなかったとも思うが、やっぱり60年代に圧倒的にいい曲が多かったね。

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