All Songs from American Top 40
volume 55: New Entry Period–April ’77
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- Entry Number,Title-Artist
- New Entry Date : Chart Action from new entry
- (Points/Total points of the artist)
1118 Can’t Stop Dancing-Captain & Tennile77.04.02 : 30,23,19,16,14,13,13,26(364/5129)
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- やや不発に終わった感は否めないアップテンポの曲。
- 1119 Your Love-Marylin McCoo & Billy Davis Jr.
- 77.04.02 : 32,28,22,20,16,15,27,40(300/1530)
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- 前作に比べると、全体的に「軽く流している」感じがしたため、この程度のヒットで終わったことは妥当であろう。
- 1120 I’m Your Boogie Man-KC & the Sunshine Band
- 77.04.02 : 35,25,20,17,15,11,8,4,3,2,1,8,19,29,29,38(1043/4135)
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- 邦題「ブギー・マン」、ということでいつものKCサウンドである。このグループはこれでいいのである。時代も十分に追い風、といったところである。
- 1121 Magical Mystery Tour-Ambrosia
- 77.04.02 : 39,39(44/362)
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- 言うまでもなくあのBeatlesのカバーで、映画のサントラとしてヒットした。なぜAmbrosiaがこれを、という気は未だにしているのだが。
- 1122 Angel in Your Arms-Hot
- 77.04.02 : 40,35,29,25,23,21,20,18,13,12,11,10,9,8,7,6,6,16,21(965/965)
- 70年代としては破格のロングヒットで、とくに13位から6位までひとつずつランクアップしていっあたりは、はっきり言って「作ってるぞ、オイ」といったところであろう。
- 1123 Calling Dr. Love-Kiss
- 77.04.09 : 31,27,23,20,18,16,16,22(329/1881)
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- やっぱり、Kissはこうでなくっちゃ、というわけで、久しぶりのギンギラギンのハードロックである。といっても、ちょっとばかり「まとまり」を意識している感じで、物足りなさを感じたのも事実。
- 1124 Sometimes-Facts of Life
- 77.04.09 : 37,33,32,31(111/111)
- 4週もいながら残念ながら記憶にない曲で、だれかコメントを付けてくれることを期待していたのだが、空振りに終わってしまった。ただ、このグループ名の意味シンな内容だけは覚えてしまったが。
- 1125 Dancin’ Man-Q
- 77.04.09 : 38,34,31,26,25,23,23(227/227)
- いかにもあやしげでしたね。なんといってもHOT100でこの曲1曲だけだし。その後、今日に至るまで延々と続く「あやしげなアーティスト名」のはしりのような存在というわけである。
- 1126 Sur Duke-Stevie Wonder
- 77.04.16 : 31,19,9,4,2,1,1,1,9,9,25,25,37(1178/7840)
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- 聞いた瞬間に「大ヒット確実」という、実にわかりやすい曲だった。Stevieのこうした路線ももちろん悪くない。彼の場合、どのような曲であろうとそれほどのアレルギーにならないのが人徳のいたすところだろう。(でもPaulとやったアレはいただけないが…)
- 1127 Lonely Boy-Andrew Gold
- 77.04.16 : 36,30,22,20,15,12,9,8,7,7,7,16,31(678/678)
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- なんとも大仰で元気のいい「Lonely Boy」であり、残念ながら詳しい歌詞を知らないままに今日に至ってしまったため、それほどの思い入れを持っていない曲になってしまった。これも西海岸の流儀なのだろうか。70年代前半はLinda Ronstadtらと活動していた人で、この曲が実質上の出世作である。
- 1128 Heard It in a Love Song-Marshall Tucker Band
- 77.04.16 : 37,34,30,27,25,21,17,15,14,14,17,23,32(515/560)
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- 南カリフォルニア出身の6人組バンドで、この曲などは本当にウエストコーストサウンドの典型のような作品である。少し汗ばむ程度の乾いた暖かい風、妙に懐かしかったりするこの雰囲気がHotel Californiaを頂点とする77年のテーゼではないだろうか。
- 1129 Hello Stranger-Yvonne Elliman
- 77.04.16 : 38,33,24,19,17,15,15,17,29(364/874)
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- 折からのウエストコースト勢の活躍が彼女にとっても大いに追い風になっていたようで、この曲なども初夏向きに十分にマリアッチしている。それにしても最初が「Jesus Christ Superstar」、その後がClaptonのカムバック・ツアーとアルバム、そしてこの後が例の「アレ」ということで、節操のなささえ感じてしまうが、それぞれに水準以上のできを確保しているのがさすが。
- 1130 Uptown Festival-Shalamar
- 77.04.16 : 39,35,33,32,30,27,26,25(241/241)
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- 往年のヒット曲をメロディでつないだディスコ・ヒットで、まだまだのんびりした時代であったことを思わせる。Shalamar自体「Soul Train」の出身で雰囲気が伝わってくる。ところで、Soul TrainといえばMarvin Gayeが出演したやつを手に入れることは不可能なのだろうか。
- 1131 Lucille-Kenny Rogers
- 77.04.23 : 28,21,17,12,10,8,7,6,5,5,17,25,35(728/728)
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- 私はFirst Editionの頃の音は全く知らない。であるから、Kenny Rogersとの出会いはこの曲だった。いやあ、多感な少年だった私としては、なんで今さらこんなオジサンのどカントリーが大ヒットしたか不可解で、思わず力が抜けてしまいそうだった。でも、後年のバラード作品よりはずっとよい。
- 1132 Feels like the First Time-Foreigner
- 77.04.23 : 29,25,22,19,14,10,9,5,4,4,14,23,27(720/720)
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- 前年のBostonに続き、スケールの大きなロックを聞かせるニュー・グループの登場である。ただ、顔ぶれは70年代前半から活躍してきたミュージシャンが名を連ねている。特にあのキング・クリムゾンの重要な初代メンバーであるIan McDonaldが参加していたことが大きな話題になった。Foreignerというのはイギリスとアメリカの混成による「無国籍感」の表明として位置づけられている。このグループの成功は、プログレのポップ化現象の先駆として位置づけられるだろう。
- 1133 Got to Give It Up, Part.1-Marvin Gaye
- 77.04.23 : 36,29,14,9,5,5,4,3,2,1,3,6,19,20,30(1139/3881)
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- Marvin Gayeのサウンド・クリエーターとしての集大成的な曲で、今聞いてみても十分に斬新である。前作「I Want You」では今一つ消化し切れていなかった革新性のようなものが、ここでは見事に開花している。もちろん10分以上にわたるロング・バージョンが圧巻である。
- 1134 Whodunit-Tavares
- 77.04.23 : 37,32,28,26,24,23,22(235/1477)
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- Tavaresらしく耳当たりのよい、楽しい内容の曲。
- 1135 Old Fashioned Boy (You Are the One)-Stallion
- 77.04.23 : 39,37(46/46)
- 残念ながら記憶にない。なんとなく「気になる」のだが。
- 1136 Ain’t Gonna Bump No More (With No Big Fat Woman)-Joe Tex
- 77.04.23 : 40,28,24,22,20,16,14,12,12,30(423/423)
- 時代はもう、「おどらにゃ損」の雰囲気が満載だった。もう、タイトルだけでこの曲がお祭りソングであることがわかるであろう。
- 1137 Cherry Baby-Starz
- 77.04.30 : 35,33(54/54)
- いかにも春向きのストレートなロックナンバーである。もう少しこの手の曲が盛り上がりを見せると面白かったのだが。
- 1138 Dreams-Fleetwood Mac
- 77.04.30 : 36,26,14,6,4,3,2,1,6,6,13,22,32(973/2806)
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- アルバム「Rumours」を伝説にまで引き上げた、やはりこの曲が彼らの代表作であろう。Stevie Nicksの持ち味が十分に生かされていて、ステージでひらひらと舞っている姿が目に浮かぶようである。意外なことにこの曲が唯一の彼らのゴールド・ディスクである。
- 1139 Cinderella-Firefall
- 77.04.30 : 38,36,34(75/721)
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- Whitburnの著書では彼らのことを「Mellow Rock Group」と紹介している。実に感じが出ている表現。前作がよすぎた反動もあってか、大きなヒットには至らなかった曲。
- 1140 My Sweet Lady-John Denver
- 77.04.30 : 39,34,32(78/6173)
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- 74年にCliff De Youngによってヒットした自分の曲をほとんど同じコンセプトで自分のシングルとして出す、その心境が今一つ理解できない。この頃のJohn Denverの落ち込みぶりを如実に示した出来事ではあった。やっぱり残念。
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