New Entry Period–June ’79

All Songs from American Top 40

volume 81: New Entry Period–June ’79

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

1612 Shine a Little Love-Electric Light Orchestra79.06.02 : 32,25,20,17,15,13,9,8,8,15,17(567/4400)

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75年の「Face the music」、76年「A New World Record」、77年「Out of the Blue」そしてこの年の「Discovery」ぐらいまでがELOのロックバンドとしての全盛期といってよく、4枚連続のアルバムでのTop10入りを記録していた。
ただ、この曲の最高位8位というのはやや出来すぎといった感がするのは私だけだろうか。やや、時代の音の雰囲気を反映しているのが評価されたということなのだろうか。

1613 Gold-John Stewart
79.06.02 : 37,30,24,19,16,11,10,9,6,5,5,18,35(682/682)
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Stevie Nicks,Lindsey BuckinghamといったFleetwoocd Mac勢の強力なバックアップもあり、突然脚光をあびて大ヒットした。ただし、この曲に関しては、印象的なフレーズを持った曲自体の魅力によるヒットであったことも確かで、最高位5位も十分に頷けるところである。John Stewartは61年から67年までKingston Trioに在籍、「Daydream Believer」の作者として知られる。

1614 When You’re in Love with a Beautiful Woman-Dr. Hook
79.06.02 : 38,33,26,22,19,17,14,11,9,8,6,6,11,17,27,33(786/3454)
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Dr. Hookの最高傑作といっていいほど出来のよい曲で、このウィットの効いたセンスこそ、彼でなければ出来ない世界を作る源だったのである。それにしてもなんとわかりやすい曲だろうか。

1615 Ain’t No Stoppin’ Us Now-McFadden & Whitehead
79.06.02 : 40,35,27,23,20,18,16,13,13,14,16(473/473)
長くフィラデルフィア・ソウルのコンポーザー・チームとして活躍してきた2人の、珍しい、というか唯一のHOT100シングル。なんとプラチナ・ディスクを記録している。79年の中では極めてまっとうなソウル・ヒットといえるだろう。

1616 Bad Girls-Donna Summer
79.06.09 : 28,11,5,3,2,1,1,1,1,1,4,5,11,21,31(1693/8389)
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聴いた瞬間にNo.1ヒットを約束させられたようなインパクトの強い曲で、「Hot Staff」とこの曲がTop10の上位にダブル・エントリーしていた頃が彼女の最盛期である。79年夏は、まさに彼女のホット・シーズンであった。

1617 I can’t Stand It No More-Peter Frampton
79.06.09 : 36,28,24,21,19,17,14,14,21(375/3312)
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残念ながら、彼はこの時点で、すでに「過去の人」であった。この曲はおよそ2年ぶりぐらいのTop40シングルなのだが、やっぱり76年の輝きの前にはほとんど新しい意味を持ってはいなかった。ただ、個人的にはこの「はかなさ」こそがヒットチャートの魅力なのだと思う。

1618 Does Your Mother Know-Abba
79.06.09 : 37,33,28,25,22,20,19,21,30,29(349/4973)
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アルバム「Voulez-Vous」からのシングル・ヒットで、かなり地味な作りであることが災いしてこの程度のヒットで止まってしまった。

1619 Shakedown Cruise-Jay Ferguson
79.06.09 : 38,34,31,31(110/679)
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68年から71年までSpiritというバンドのリーダーで、「I Got a Line on You」のTop40ヒットをもっていた、などという事実は当然誰も知らないわけで、前作「Thunder Island」とこの曲だけがソロとしてのHOT100ヒットである。ウエスト・コーストサウンドの一瞬のキラメキとともに消えていってしまった感が強い。

1620 You can’t Change That-Raydio
79.06.09 : 39,32,27,24,21,19,15,12,11,10,9,13,34,37(612/1351)
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「都会的なもの」がこんな形で表現されてしまうことは、なかなか不幸な一面を持っていると思うのは私だけだろうか。この曲あたりで、完全にヒットシングルの「ツボ」をしっかり抑えることに成功、一時代を築くことになるのである。

1621 Good Timin’-Beach Boys
79.06.09 : 40(21/856)
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こういうのがきっちりとTop40に引っかかってしまうあたり、大したものでまさに「聴くアメリカ」である。

1622 Days Gone Down (Still Got the Light in Your Eyes)-Gerry Rafferty
79.06.16 : 30,25,22,20,18,17,34(269/2071)
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この曲は、新アルバム「Night Owl」からの最初のシングルということになる。しとやかな歌声には変化はないが、前作の印象が強烈すぎたため、かなりワリを食っている感じである。

1623 Heart of the Night-Poco
79.06.16 : 31,26,23,23,21,20,32(252/578)
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アルバム「Legend」からの第2弾シングルということになり、この曲の方がさらにポップな印象を与える。それにしても息の長いグループで、89年には結成20周年にしてアルバム「Legacy」がゴールドディスクに輝き、シングル「Nothin’ to Hide」がTop40入りするなどの記録を残すことになる。

1624 I Was Made for Lovin’ You-Kiss
79.06.16 : 35,30,26,24,22,18,15,13,11,11,16(492/2631)
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アルバム「Dynasty」からのヒット曲で、かなりそれまでのKissのリズムパターンと異なるものを持っていたため、「時代に媚びている」などとずいぶんと非難もされた曲である。事実、この曲のあと、シングルとしては10年以上Top40から遠のくことになってしまう。それだけに90年のヒット「Forever」には驚かされることになるのだが、グループとしては80年代もアルバムを幾つもリリースし、そのほとんどがセールス的には成功を収めている。

1625 Do It or Die-Atlanta Rhythm Section
79.06.16 : 39,32,28,26,24,22,19,19,33(311/2012)
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よくいえば「シブい」(すでに死語?)、悪くいえば「インパクトに乏しい」、ともあれ、アルバム「Champagne Jam」の大ヒットの後を受けてリリースした「Underdog」(最高位26位)からのシングルということで、シングル、アルバムとも妥当な評価といったところか。

1626 Don’t Ever Wanna Lose You-New England
79.06.16 : 40(21/21)
イーストコースト出身、どちらかというとアダコン系のグループで、事実上の一発屋といえるが、このアルバムのプロデュースがPaul Stanley、セカンドアルバムがTodd Rundgren(ただし全くの不発だった)ということで当時は期待されたグループだったのである。

1627 Shadows in the Moonlight-Anne Murray
79.06.23 : 36,32,29,27,25,25,31(222/3494)
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彼女の曲の中では「可もなく不可もなく」といった出来なのだが、こうしてTop40にヒットを重ねていってくれることが嬉しい。特に78年あたりからこうした「じっくりと歌を聴かせる」キャリアのある女性ヴォーカルのヒットが少なくなってきた感があったのでなおさらである。

1628 People of the Southern Wind-Kansas
79.06.23 : 39,33,30,28,26,24,23,37(248/1776)
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アルバム「Monolith」からのシングルヒットで、ロック全体の落ち込みの中では健闘した方だといえる。それにしても「Leftoverture」「Point of Know Return」に比べ、どんどん純度がおちていっている感がするのはやむを得ないところか。

1629 Mamma can’t Buy You Love-Elton John
79.06.23 : 40,30,27,23,21,16,12,12,10,9,9,11,13,34(668/13221)
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事実上の復活といっていいだろう。Elton Johnの粘りの強さが凝縮されているような曲で、実際のところ、たいした歌ではないのだが、およそ2年半ぶりのTop10ヒットということで、ファンとしては素直に嬉しかった。

1630 One Way or Another-Blondie
79.06.30 : 35,34,#,29,26,24,24,27(248/1278)
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久々のTop40カムバック曲で、これほどメロディがひどいと、かえってそこが魅力になってしまうという理不尽なことになってしまっている。それにしてもアメリカにおいては活躍期間が短いグループで、あたりはずれも大きかったのも印象的だった。

1631 Up on the Roof-James Taylor
79.06.30 : 36,32,30,28,28(151/2360)
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こうしたタイプの曲にとってはまさに「市場が存在していなかった」79年でこのランクならば大健闘というべきであろう。

1632 Getting Closer-Wings
79.06.30 : 37,31,25,23,20,20(212/11825)
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つい先日、愛妻Lindaがガンのため、この世を去ってしまった。夫婦である以上どちらかが先に死んでしまうことはどうしようもない宿命なのだが、彼の悲しみを考えると心が痛い。ビデオクリップの最後でキスを交わしていたPaulの表情を思い出して、つい、目頭が熱くなってしまったが、本当に「生きる」ということははかないことだと思う。だからこそ、一瞬の輝きを何かに残していけることは幸せなことなのだが。

1633 Sad Eyes-Robert John
79.06.30 : 38,36,34,32,23,16,13,12,10,8,7,6,6,2,1,3,7,11,23(1250/1250)
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まさかこの曲が1位になるとは思わなかった。わからないものである。Robert Johnといえば72年の「ライオンは寝ている」(全米でも最高位3位、日本でも大ヒットした)にとどめをさしていたはずなのだが、この曲が7年ぶりのTop40ヒットでありしかも1位、やるねえ、こういうことがあるから聴き続ける励みにもなるというわけである。

1634 Weekend-Wet Willie
79.06.30 : 40,35,33,30,29(138/704)
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90年代後半になっても「Dave Matthews Band」のような「泥系」のグループが大ヒットを放っている現状を考えるとやはりこの手のグループが広く受け入れられる「すそ野の広さ」のようなものを感じる。やはり国土の広さの違いなのかもしれない。

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